夏向けの映画と言えば

最近何だか急にホラーが見たい・・・と言うわけで、つい「ジェイソンX」と「TATARI」をレンタル＾＾　今回は「TATARI」をご紹介。

訳ありの館に招待された人々を襲う恐怖。招待主は中の悪い夫婦（ジェフリー・ラッシュとファムケ・ヤンセン）で、その館は昔病院で医者や看護婦が治療とは名ばかりの残酷行為を行っていて、ある日患者達が反乱を起こし、多数の焼死者が出た所だった・・

この映画のポイントは、本当に幽霊なのか仕掛けなのかをちょっとわからなくしている点。夫婦がホントに互いを殺そうとしていて、何をしてもおかしくないので、現実感がある分怖さは減ったかも。
しかしホラー映画の醍醐味は、一緒に怖い思いをして、どのような方法で、誰から犠牲になるか、誰が最後に残るのかを確かめること。夏向けお化け屋敷的映画は、暑い夜にお友達と仲良く楽しく見ましょう♪

アイリス

実在の作家の物語。ジュディ・デンチ（「ショコラ」）、ジム・ブロードベント（この作品でアカデミー助演男優賞受賞）、ケイト・ウィンスレット（「タイタニック」）。

自由奔放で頭も切れるアイリスは多くの男と付き合った後、自分を一番理解してくれる男性と結婚し、幸せであったが、作家として名声を得た彼女は晩年アルツハイマーにかかり、夫の献身的な愛情を受けながらも、病状は確実に進行していき・・

難病ものですが、見てて辛いシーンはあまりありません。若い時の二人と、現在の二人のシーンが重なるように映されていき、自由に思うまま生きた彼女と、その彼女をずっと見守る彼の言動に惹きつけられていきます。

女性二人（デンチとウィンスレット）は本当に上手い！どちらも文句のつけようがないです。（ウィンスレットはいつも役に体当たりって感じですが、ここでは丁度いい感じ）
お勧めの一作☆（レンタルビデオ出てます）

以外と夏向き「アナコンダ」

昨夜・・じゃない、一昨日の夜放映されてました。ジョン・ヴォイト、ジェニファー・ロペス出演。

タイトル通り巨大ヘビの話で、まあ、お決まりに一人二人襲われて・・で、特に目新しいとこもないのですが、アマゾン川の風景と、夏向け美女が出て、ちょっとスリリングで、夏の夜には結構お勧めかも。
ジェニファーはお色気シーンよりもアクションが中心（でもやっぱりきれい）で頑張ってます。ヴォイトは悪人になりきり。（しかし、ほんとにアンジェリーナはお父さんには似てないと思った・・＾＾；）
エリック・ストルツは主役と思いきや・・ほとんど出番なし。（この後そう言えば出演作品見ないような）
オーウェン・ウィルソン（「シャンハイ・ヌーン」）は早めの犠牲者役でした。

ミニミニ大作戦

これは実はリメイクなんだそうで。（’69年、マイケル・ケイン！主演）
マーク・ウォルバーグ、エドワード・ノートン、シャーリーズ・セロン出演。仲間にドナルド・サザーランド、ジェーソン・ステイサム（「トランスポーター」）、セス・グリーン（「オースティン・パワーズ」のドクター・イーブルの息子役）。

凄腕の泥棒チャーリーはまんまと大量の金塊を盗んだが、仲間（ノートン）の裏切りで金塊は持ち去られ、一人（サザーランド）は死亡。
一年後、死んだ仲間の娘（セロン）を仲間にし、金塊を奪い返す計画を立てる・・

盗む方法がこれは面白い。取り返すのに、ミニクーパーを使う（タイトルはここから）のも新鮮。ちっちゃくてかわいい車♪私も一台欲しくなりました。

ウォルバーグって、いつも同じような顔つきで変化が見えないんで、今回のリーダー役もどうかなとも思えるんですが、まあ、自然に演じてますね。セロンは相変わらず美人だけど、設定上今回地味（金庫破り名人なので実力重視、親の仇を討とうとしてる）なんですが、結構それが良かったり。他の仲間キャラも個性が出ていて良いです。ただノートンは、物足りなかったでしょうねー普通に悪役だから。（実は出演したくなかったとか)

同じような泥棒映画、「オーシャンズ11」よりこっちの方が面白いよ！

メラニーは行く！

「キューティ・ブロンド」で一躍売れっ子になったリース・ウィザースプーンの新作。現在公開中。

ＮＹの売れっ子デザイナー・メラニ－は市長の息子にプロポーズされ、幸せの絶頂に。だが彼女にはなんと故郷に幼馴染でもあり夫でもある彼がいて、彼女は正式に離婚するべく故郷に戻るが・・

設定からもうだいたい結末が見えちゃうのですが。リースが明るく元気に、わがままで強引なヒロインを熱演。最初はちょっとイヤな女だけど、結構素直、そして強い！南部の人の性格とか生活が垣間見えてるのも面白いですよ♪

う～ん、しかし10歳の女の子にプロポーズするなんて・・それを受けるメラニーもすごいけどね（笑）。