映画時々お酒

心と体に栄養を♪

とうとう今月は

2005-06-30 22:33:00 | インポート
まともに雨が降りませんでした*(青ざめ)*
ニュースでも異常な少雨が取り上げられるようになりました。乾燥しすぎて、人間も干からびそうな感じです。
・・と言うことで、来月も引き続きページのデザインはこれで行く予定。

バットマン ビギンズ

2005-06-25 22:31:00 | 映画
バットマン久々の新作。監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン。主演はクリスチャン・ベール(「マシニスト」「サラマンダー」「アメリカン・サイコ」)。

今までの独特の暗い狂気の世界や、コミックの世界からは脱却し、本格ドラマになった。題材が主人公の子供の頃のトラウマの克服と成長になっていて、丁寧に描かれ、リアルさが増し、見ごたえあり。
脇にマイケル・ケイン(「サイダー・ハウス・ルール」)、モーガン・フリーマン(「ミリオン・ダラー・ベイビー」)、ゲイリー・オールドマン(「レオン」)が揃い、がっちりと若いバットマンをサポート。
悪役で渡辺謙が出演と言うことで、結構期待しましたが、残念ながら出番は短い。
リーアム・ニースン(「スター・ウォーズ」)がここでもなぜか主人公を導く導師のような役で登場。
ヒロインは現在トム・クルーズの恋人、ケイティ・ホームズ。勇気があって賢いと言うとてもおいしい役。(余談だけど、アメリカの女優さんも最近とてもベビー・フェイスの人が増えました。ヒロインはもう少し大人っぽい女性でもいいかな、と思ったりします)
それともう一人。今回はとても気になる悪役がいました。それはスケアクロウ役のキリアン・マーフィ。ほとんど出演作を見たことないけど、一見少年っぽいルックスに狂気を秘める青い目がとても印象的で、ただものではないと言う雰囲気が一杯。

そうそう。あと一番大事なこと。バットマンはマスクで顔がほぼ隠れるから、ポイントは唇なんです。これは今までのバットマン=マイケル・キートン、バル・キルマー、ジョージ・クルーニーと同様、とてもセクシーなんですよ。要チェックね(笑)。

AFI選出アメリカ映画音楽ベスト100

2005-06-19 01:28:00 | インポート
と言うのが、昨夜・・じゃないもう一昨日か^^;の夜NHKBSであってました。良い音楽は誰が聞いても良いと思うものですね。(AFI・・アメリカ映画協会)
みなさん、一度や二度は絶対聞いたことがある曲ばかりですよ。
ベストテンのみあげておきます。詳細は→http://www.afi.com/tvevents/100years/songs.aspx

1位・・「虹の彼方に」(オズの魔法使い)
2位・・「時の過ぎ行くままに」(カサブランカ)
3位・・「雨に唄えば」(雨に唄えば)
4位・・「ムーン・リバー」(ティファニーで朝食を)
5位・・「ホワイト・クリスマス」(スイング・ホテル)
6位・・「ミセス・ロビンソン」(卒業)
7位・・「星に願いを」(ピノキオ)
8位・・「追憶のテーマ」(追憶)
9位・・「ステイン・アライブ」(サタデー・ナイト・フィーバー)
10位・・「サウンド・オブ・ミュージック」(サウンド・オブ・ミュージック)

「ムーン・リバー」はすごくきれいな曲で大好きです。「ステイン・アライブ」では若いトラちゃん(ジョン・トラボルタ)の踊りが見れるし。あの頃時代自体が若かった感じがします。

「風と共に去りぬ」のタラのテーマも好きだし、「ピンクパンサー」のテーマも良いですよね。
でも一番印象的なのは「ターミネーター」かな。 

ミリオン・ダラー・ベイビー

2005-06-10 00:48:00 | 映画
本年度アカデミー賞の作品賞、監督賞(クリント・イーストウッド)、主演女優賞(ヒラリー・スワンク)、助演男優賞(モーガン・フリーマン)を受賞。と言うことで、公開前からTVCMや特集が多い。ちょっと見せすぎではとも思ってますが。現在公開中です。

ボクシングジムを経営する男は、唯一の家族である娘の心配をしているが、関係は最悪で娘宛てに手紙を出しても全部送り返される始末。その関係をどうにかしたいのか熱心に教会に通っているが、初歩的な質問を繰り返すため、牧師には煙たがられている。ジムの所属選手には有望なものもいるが、大事に育てるあまり、大手に取られてしまうこともしばしば。その彼のジムにはかつてボクサーであり、その最後の試合で失明した男が雑用係りとしており、経営者の不器用さを指摘したりするいい話し相手である。
そこへボクサー志望の女性が現れるが、彼はすぐに拒絶する。しかし彼女の才能を見た雑用係りは彼女を目にかけ、やがて晴れてコーチを受けられるようになり、試合にも連戦連勝していくが・・

彼の境遇、彼女の境遇をしっかりとらえれば、この話がどんなに厳しく悲しく寂しいものであるかがわかります。冷たい突き放したような描き方かもしれないけど、監督の人生の年輪みたいなものが感じられる作りです。4部門受賞も納得の出来。イーストウッドも主演とって良かったかもと思えます。
それから音楽がお話にとてもマッチしていて素敵です。音楽もイーストウッドおよび息子さん製作。

じいさま二人の会話がとても楽しい^^なんて思うのは私も少し人生の年輪が増えたせいかしら(笑)。

そうそう、余談ですが、劇場出たところで、年配のご婦人二人が「あまり悲しくなかったね。もっと泣けるかと思っていた」と言っていたのですが、この悲しさがわからないようでは、ちょっと感性が枯れてきてますよーと思ったのでした。