映画時々お酒

心と体に栄養を♪

クライモリ/WRONG TURN

2006-05-28 17:44:00 | 映画
邦題も原題もよく内容を表してます。カタカナのみの邦題って何か不気味ですよね。

近道をしたつもりが、わき見運転して別の車にぶつかり、何人かで分かれて電話のあるところまでと移動して見つけた家が、なんと殺人鬼の家。故障した車の所で待っていた者も次々とやられ、家に運ばれて来た仲間の死体にショックを受けながらもそこを脱出。しかし深く暗い森の中での殺人鬼との鬼ごっこは始まったばかりだった・・

アメリカは国が広大だから、森もでかい。人の入ったことのないような所も当然あるはずで。そんな所にはこういう奴もいるかも。殺人鬼は何と3人!なのだから、逃げるのも並大抵の努力では出来ません。
みなさん、人けのない所にドライブする時には、ガソリンは満タンに、ちゃんと地図を持って、間違っても地図に載ってないような怪しい道に入り込まないように。

登場人物は次々とうむを言わさず即惨殺されるのだけど、主人公は違うの~殺されずに家まで連れて行かれるの。だから助かる(笑)。それにやたら勇気があって頭が良い仲間がいるしね(笑)。
ドライブにはガソリン、丈夫な車、地図、その他賢い仲間が必要と言う結論に(爆)。

五線譜のラブレター/ DE-LOVELY

2006-05-28 16:59:00 | 映画
最近は実在のミュージシャンの伝記映画が大流行。そのうちの一つ。コール・ポーターの人生を、ミュージカル形式を織り交ぜて描く。主演はケヴィン・クライン。その妻にアシュレイ・ジャッド。

ありあまる音楽の才能を持つポーターは、運命の女リンダと出会い、才能を開花させ、奔放な性を楽しみ、次々と名曲を発表していく。しかし乗馬の事故や妻の病気で彼の人生にも徐々に翳りが・・

このあいだ見たケヴィン・スペイシーの「ビヨンド・ザ・シー」とだぶる・・^^;個人的にこちらの夫婦の関係が大人で好み。音楽もすごく素敵。
実際のミュージシャンのパフォーマンスもあり。(ナタリー・コール、エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウなど)

クラインはもともと舞台やミュージカルもこなす多彩な人で、こういう役も楽々演じてる感じ。ジャッドは美人なので、クラシカルな衣装や髪型がとてもお似合いだし、こういう勝気なキャラがぴったり。

公式HP→http://www.foxjapan.com/movies/delovely/top.html

ブレーキダウン/Breakdown

2006-05-26 16:33:00 | 映画
これ確かレンタルで見た・・?あるいは既にTV放映されてた?昨夜TVであってるのをなにげに見てたら、あれ、この話知ってる・・^^;ついつい面白くて最後まで見てしまいました(しかしCMが話の途中でいきなり入って緊張感が途切れるのが残念)。

ハイウェイの途中で夫婦を乗せた車が故障し立ち往生。そこへ通りかかった一台のトラックの運転手が、夫が車を修理している間、妻を近くのダイナーまで乗せて行くということに。修理が終わって夫はダイナーまで行くが、妻も運転手も見かけたものはなく、彼は途方にくれる。やっと運転手を見つけたものの、彼はまったく夫婦を知らないと言い、逆に警官から夫が怪しまれる始末。いったい何が起きたのか?

むかーしの映画で、ヒッチハイカーを乗せたらそれがとんでもないサイコで・・と言う名作「ヒッチャー」がありますが、アメリカのあの広大な土地の真ん中の一本道を走ってたら、無事に行けるのがむしろ不思議なくらいで、この映画のようなことももちろん大いにありそう。
見所は犯人に対する夫の反撃。ふつーのおじさんが、「スピード」や「ダイ・ハード」並みに体を張って頑張る!最後の最後まではらはらで目が話せません。

いざと言うときのために、おじさん、おばさんも日頃から体を鍛えておかなきゃ、と主演のカート・ラッセルが言ってるようです(笑)。(実際カートは体を鍛えるのが趣味。新作は「ポセイドン」(「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク)。

カンヌ映画祭

2006-05-19 23:32:00 | インポート
開会式が行われました。今年の審査委員長はウォン・カーウァイ(監督・中国)。審査委員がまた華麗。
モニカ・ベルッチ(女優・イタリア)
ヘレナ・ボナム=カーター (女優・英国)
ルクレシア・マルテル (監督・アルゼンチン)
チャン・ツィイー (女優・中国)
サミュエル・L・ジャクソン (男優・アメリカ)
パトリス・ルコント (監督・フランス)
ティム・ロス (男優・アメリカ)
エリア・スレイマン (監督・パレスチナ)

また面白そうな作品に賞が行きそうです。楽しみ♪
ちなみに今回は司会がベルッチの夫であるヴァンサン・カッセル。白スーツにネクタイまで白で決めて、中国語も披露。妻を紹介するときはちょっと照れていたかな?それはもう夫でも照れるくらい、ベルッチの美しさは群を抜いてました^^

オープニングが話題の「ダ・ヴィンチ・コード」で出演者が勢ぞろい。オドレィ・トトゥは相変わらずかわいかったけど、ちょっと痩せ過ぎ?気になりました。

オールド・ボーイ/OLD BOY

2006-05-05 22:36:00 | 映画
録画したまま何ヶ月もそのまま・・やっと見ました~^^;
いえ、ただ何となく後回しにしていただけなんですけど。
原作は日本のコミック。パク・チャヌク監督の復讐三部作の二作目。

酔払った帰り道に誘拐され、そのまま15年間監禁された男は、やっと開放された後、すぐさまその監禁理由を知るために行動に出る。しかし犯人の彼に対する復讐はむしろそれからが始まりだった。

そうなんですよね~主人公に感情移入してそのまま話を追ってると、あっと驚く展開が。通常は、主人公が復讐するための資金とか権力を蓄えるために時間は費やされるのだけど。
知らないうちに人の心に消えない傷を負わせると、こーんなに時間と手間をかけた仕打ちをされてしまうかも。あまりにも壮大な復讐計画にびっくりよ*(ウインク)*

2004年度カンヌ映画祭でグランプリを受賞。審査委員長であったタランティーノ監督が大絶賛した。
公式HP→http://www.oldboy-movie.jp/