映画時々お酒

心と体に栄養を♪

世界で一番パパが好き!/jersey girl

2006-06-23 21:27:00 | 映画
ある時は問題作(「ドグマ」)、ある時は娯楽作(「デアデビル」)を作るケヴィン・スミス監督の、ひじょーにまともな(笑)作品。監督とは仲良しのベン・アフレックが、当時はラブラブだったジェニファー・ロペスと共演。リヴ・タイラーが「アルマゲドン」に続き、ベンの恋人役。

仕事一筋の男がキャリア・ウーマンと知り合って結婚し、子供が出来て、までは完璧な人生。ところが妻は子供を産むと同時に亡くなってしまう。妻を失ったショックで、男は仕事で大失敗をしてしまい、娘を連れて故郷へ戻る。
今までのキャリアをあきらめて、父娘と祖父の平和な生活が続くはずだったが、そこへNYでの仕事のきっかけが舞い込み・・

ジェニロペと共演したもう一つの作品、「ジーリ」が大コケしたため、そのすぐ後のこの作品はあまり注目されなかったらしいのですが、これがなかなかの佳作です。
ベンが等身大の男を演じて良い感じ。でも半分は娘(ラクエル・カストロ*往年のセクシー女優、ラクエル・ウェルチにちなんでつけられた名前だそうージェニロペに似てる!)が主役と言っても良く、この娘がすごく良い。
祖父とそのお友達のおじいさんたちも良い味出してます*(グッド)*
ベンに父親人生を諭す役で、何気にウィル・スミスが登場し、会社重役の役でマット・デイモンも顔を出しています。
マットとベンは本当に仲良しですね~

ウルトラヴァイオレット/Ultra Violet

2006-06-13 23:21:00 | 映画
まもなく公開。今日試写会で見てきました。ヒロインは「バイオハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチ。

近未来。人間とウィルスに感染した者が敵対し合っている。そこへ感染した者を絶滅させる秘密兵器が現れる。それは特殊な抗体を持つ人間の男の子だった。
本来ならば敵として始末するべきものを、ヴァイオレットは助けてしまう。自分たちの病気が治せるかもと信じて。

お話だけ書くと、あれ?どこかで聞いたような?ですよねーこれもコミックが原作だそうです。
見所はもうヒロインとアクションの美しさです。知る人ぞ知る「リべりオン」(バットマンのクリスチャン・ベール主演)でマーシャル・アーツ+銃撃をミックスした新しいアクション、ガン・カタを作った監督ですから。
さらに切れとスピードが増し、ミラのスレンダーボディと美貌が輝く。
画面もわざとコミックっぽく処理してある所も多い。未来の道具や武器がいろいろ出てくるのも楽しい。重力制御で建物の壁を横に走るとか!体の中から武器が出てくるとか!
しかし・・設定から展開から、ほとんど不親切とも思えるほど説明なし。コミックに慣れていない、普通の映画ファンには何が何だかわからないのでは?
原作読んでなくても、こういう系統の映画を良く見るとか、日頃からコミックに親しんでいる人にはわかるでしょうけど・・
ミラの服や髪の色が一瞬で変わるのも、超常パワーのせい?ってことでいいんでしょうか?ま、ミラが美しいから(人間離れしてるね、実際)細かいことすべて忘れてもいいけど(笑)。

インサイド・マン/INSIDE MAN

2006-06-12 21:34:00 | 映画
スパイク・リー監督で、デンゼル・ワシントン&クライブ・オーウェン&ジョディ・フォスターが豪華共演。現在劇場公開中。

マンハッタンの銀行に強盗が入り、多くの客が人質に。その事件を任されたのは、小切手紛失で窮地に立たされている刑事。
強盗のリーダーは冷静で頭が切れ、いつものようには事件は進展しない。そこへやり手の女弁護士が乗り込んでくる。
その間銀行の中では、犯人たちが、人質に自分たちと同じ格好をさせていた・・

サスペンスだから詳しくは言えないのです~^^;
銀行の中に人質と閉じこもって、刑事との交渉、弁護士との交渉があり、それはもう緊迫感があり、どうする?どうなる?と、はらはらどきどき。
予告編見た時から、いろいろ展開を想像しましたが。
最初のシーンに実はヒントがあったのね*(ウインク)*

公式紹介ページは→http://www.insideman.jp/index.php

二重誘拐/The Clearing

2006-06-04 20:35:00 | 映画
ロバート・レッドフォード、ウィレム・デフォー、ヘレン・ミレンが豪華共演。

ビジネスで成功し、妻と郊外の家に住み、穏やかな生活をしていた男はある日、出勤で家を出た途端見知らぬ男に誘拐される。
目的地の山小屋まで歩きながら、元同じ会社にいたと言う犯人といろいろ語り合う。
その間家族にも誘拐が伝わり、FBIと対策をいろいろ試みるが成功しない。
小屋に連れていくだけが役目と言う男と、長く話すうちにやがて諍いが・・

邦題がね~^^;サスペンスなんだから詳しく言えないけど。
前半はやや退屈で、後半妻が動き始めてからは面白い。実は完璧な人生を送っているように見えた主人公に愛人がいたりしてね。と言っても、これは妻の方が主人公みたい。実際の事件にヒントを得たそうですけど、意外な結末が待ってます。
ヘレン・ミレンはいつもちょっといじわるそうに見えるけど、今回は気丈な妻を演じてとても強く美しいです。