ベンジャミン・バトンー数奇な人生ー/The Curious Case of Benjamin Button

今週末公開で監督と主演のブラピも来日、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞にもノミネートと話題の作品。昨日試写会で観てきました＾＾

既に予告がＴＶでも映画館でもどんどん流れているから、みなさんある程度お話はご存知と思うし、公開前だからラストは言えないので、あらすじは省略。

結論から言うと、これすごくお奨めです！設定が奇想天外なのでちょっとどうかな、と思いましたけど・・。
原作は『華麗なるギャツビー』（映画化済）のF・スコット・フィッツジェラルド。
主演二人のラブ・ストーリーと言うよりは、ベンジャミンの人生の物語。従って若い方よりもアラフォー以降の年代の方にじ～んときそうです。
脇役たちもしっかり描かれ、いい味出しています。特にベンジャミンの育ての母親（タラジ・P・ヘンソンーアカデミー賞助演女優賞にノミネート）が素敵。奇妙な赤ん坊見てもぜんぜんたじろぐことなく、あっさり受け入れてしまうこのキャラ大好き＾＾

大人のための童話。出会いと愛を大切に人生を味わいましょう*(ワイン)*
今からでも遅くはありません*(ウインク)*

アカデミー賞の作品賞はこれになるかも・・主演男優賞も？

公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/

ルパン三世VSコナン

これはびっくり！
絵柄もストーリーも、作者も出版社も違うアニメキャラが登場するアニメが製作中で、3月下旬にゴールデンタイムで放映されるとのこと。

私実はどちらも好きなんだけど（すみません・・いい年してコナン見てます＾＾；）、あまりにも異質で・・大丈夫かな～
大人と子供（コナンが高校生に戻ったとしてもやっぱり子供だし）がまじに対決！？

でも2年もかけて準備したそうで、これはやはり見なくては。出来栄えが楽しみです＾＾

第81回アカデミー賞ノミネート発表

今年もきました、アカデミー賞の季節。
順当なノミネートだと思うけど、作品が充実してて、サム・メンデス監督、レオナルド・ディカプリオ＆ケイト・ウィンスレット共演の『レボリューショナリー・ロード』は押し出された格好に。

毎年言いますが、当たり前のようにノミネートされる常連さんはいらないと思うけど・・レベル高いかもしれないけど、最終的にまず受賞しないし・・はっきり言ってそれほど華があると言うわけでも・・レベル維持の為のノミネートか、ただ単にアカデミー会員の趣味としか思えない。そのためにもっとフレッシュで上手い人がノミネートから外れていると思うと残念です。
その中でアン・ハサウェイのノミネートは嬉しい。やっぱり若くてきれいな人が授賞式には出なくちゃ＾＾

私の予想・・作品賞は『スラムドッグ$ミリオネア』、監督賞はダニー・ボイル、主演男優賞は渋くフランク・ランジェラ、主演女優賞はケイト、ひょっとしてアンジー、助演男優賞は亡くなったヒースに行きそう。助演女優賞はペネロペかな。

主なノミネートは以下の通り。発表は2月22日（日本時間2月23日）。
あなたの気になる人はいましたか？

　*(バラ)*作品賞
☆『The Curious Case Of Benjamin Button ベンジャミン・バトン/数奇な人生』
☆『Frost/Nixon フロスト/ニクソン』
☆『Milk ミルク』
☆『The Reader 愛を読むひと』
☆『Slumdog Millionaire スラムドッグ$ミリオネア』

　*(カーネーション)*主演男優賞
☆リチャード・ジェンキンス『The Visitor』
☆フランク・ランジェラ『Frost/Nixon フロスト/ニクソン』
☆ショーン・ペン『Milk ミルク』
☆ブラッド・ピット『The Curious Case Of Benjamin Button ベンジャミン・バトン/数奇な人生』
☆ミッキー・ローク『The Wrestler ザ・レスラー』

　*(ひまわり)*主演女優賞
☆アン・ハサウェイ『Rachel Getting Married レイチェルの結婚』
☆アンジェリーナ・ジョリー『Changeling チェンジリング』
☆メリッサ・レオ『Frozen River フローズン・リバー』
☆メリル・ストリープ『Doubt ダウト』
☆ケイト・ウィンスレット『The Reader 愛を読むひと』

　*(梅)*助演男優賞
☆ジョシュ・ブローリン『Milk ミルク』
☆ロバート・ダウニー・Jr.『Tropic Thunder トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
☆フィリップ・シーモア・ホフマン『Doubt ダウト』
☆ヒース・レジャー『The Dark Knight ダークナイト』
☆マイケル・シャノン『Revolutionary Road レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

　*(桜)*助演女優賞
☆エイミー・アダムス『Doubt ダウト』
☆ペネロペ・クルス『Vicky Cristina Barcelona それでも恋するバルセロナ』
☆ビオラ・デイビス『Doubt　ダウト』
☆タラジ・P・ヘンソン『The Curious Case Of Benjamin Button ベンジャミン・バトン/数奇な人生』
☆マリサ・トメイ『The Wrestler ザ・レスラー』

　*(チューリップ)*監督賞
☆デビッド・フィンチャー『The Curious Case Of Benjamin Button ベンジャミン・バトン/数奇な人生』
☆ロン・ハワード『Frost/Nixon フロスト/ニクソン』
☆ガス・ヴァン・サント『Milk ミルク』
☆スティーヴン・ダルドリー『The Reader 愛を読むひと』
☆ダニー・ボイル『Slumdog Millionaire スラムドッグ$ミリオネア』

詳細は→http://www.dondetch.com/movie/academy.html

プロヴァンスの贈りもの/A GOOD YEAR

知る人ぞ知るリドリー・スコット（『ブレードランナー』、『テルマ＆ルイーズ』、現在『ワールド・オブ・ライズ』が公開中）監督作品。主演はラッセル・クロウ。

凄腕トレーダーとして働く男の元へ、亡くなった叔父さんの遺したフランスの家と葡萄園を相続する話が来る。
さっさと売却してロンドンに戻るつもりが、幼少時代を叔父とワイン談義をしたりして遊んでいた彼は、久々に訪れた場所で様々な想い出が蘇ると共に、一人の女性との出会いが・・

この監督の作品にしては珍しいテイストの普通のラブ・ストーリー。と言うのも実はこれ、一時期大ブームになった『南仏プロヴァンスの12ヵ月』の作者、ピーター・メイルが監督と約束して書き上げた作品の映画化。監督も葡萄園を所有し、何と作者とは同じ職場で働いていた友人同士だそう。

ワイン造りの夫婦との親密な関係がすごくいい。プロヴァンスの素晴らしい自然や生活が見えて楽しめます。

この作品で、クロウはコメディ演技を酷評されたんだよね～悪くないと思うけど、似合わない感じ。凄腕トレーダーには見えません。
相手役には『エディット・ピアフ～愛の讃歌～』で去年アカデミー賞主演女優賞を受賞したマリオン・コティヤール。叔父さんにはアルバート・フィニー。そして主人公の子供時代には、クロウとは似ても似つかない、ハンサムなフレディ・ハイモア（『チャーリーとチョコレート工場』）。

公式HP（フランス政府観光局サイトとリンク）→http://jp.franceguide.com/home.html?NodeID=1129&EditoID=88417

今年のアカデミー賞授賞式の司会は

ヒュー・ジャックマン（『X－MEN』のウルヴァリン）だって！
毎回アメリカで人気のコメディアンの人が多かったのでちょっとびっくり。
実は歌も踊りも出来る（ミュージカルにも出演、賞ももらった実力あり）、優しい顔してるけど、実は脱ぐとすごいんです、な肉体を持ち、しかも愛妻家で知られる彼。スマートな司会をやってくれそう＾＾v