ディスタービア/disturbia

『トランスフォーマー』の若手俳優、シャイア・ラブーフ主演。その後『インディ・ジョーンズ』、『イーグル・アイ』にも出演。

教師に暴行をしたため自宅謹慎になった高校生は、少ない楽しみのゲームやＴＶも母親から取り上げられ、暇つぶしに近所を覗くようになるが、やがてとんでもないものを目撃する。

前半が何だかだらだら長すぎる。後半になってやっとスリルが出てきて、筋は読めるけど、はらはらどきどきで怖くて面白い。足に警報装置が付いていたり、カメラやパソコンなど近代装置も活用されているけど、最後はやはり人間同士の勝負。

しかしなぜ主人公は一人で危ないところに行くんでしょうかね～絶対危ない目に会う、と言うか、映画の主人公でなきゃまず間違いなく死にますよね（笑）。

そうそう、半分は高校生の青春物っぽいんですね。それはそれでいいのですけど・・
主人公の母親がきれいだ～と思ったら、『マトリックス』のキャリー・アン・モス。こういう役も出来ると言うより、ちょっと年取るともう誰かの母親か妻みたいな役しかないのか・・と思うと悲しい。
シャイアくんはかわいいけど、素直さより不思議とひねた感じがするのは私だけかな？

余談ですが、この作品、『裏窓』の盗作として訴えられたらしいですけど、覗き見を題材にしたらこういう感じにならざるを得ないと思う。

公式HP→http://www.disturbia.jp/top.html

ハリウッドランド/HＯＬＬＹＷＯＯＤＬＡＮＤ

久々ベンちゃん（ベン・アフレック）登場！と言っても重要な役ですが主役ではなく、主役はエイドリアン・ブロディ（『戦場のピアニスト』）。共演ダイアン・レイン、ボブ・ホスキンス。

1950年代にＴＶ番組のスーパーマンを演じ人気者だった俳優ジョージ・リーブスの死の謎に迫る。

拳銃自殺したとされたジョージの死に疑問を持った母親は、真相を知りたいと探偵に調査を依頼する。
そこで彼をとりまく人々や業界の内側が見えてくる。

映画では死の原因を断定はしません。結局自殺とも他殺ともどちらでもとれるようなお話になっているので、サスペンスとしてみれば物足りないかもしれません。
ジェラシーの結果か自分の将来に絶望したか。どちらにしてもそれがハリウッド。タイトルも意味深です。

でも怪しい事件や人物がどれほどいたとしても、事実はきっと自殺、と私は思いました。人気の上昇と衰えを克明に描かれると、そう思わざるを得ません。あのスーパーマンが仕事がなくて、最後はプロレスをやれ、とまで言われたのですから。

50年代のＴＶのスーパーマン・・多分私見てました＾＾；あの人はこういう人だったのかとわかり、俳優さんもほんとに楽しい仕事でもないのだと思いました。

公式HP→http://www.movies.co.jp/hollywoodland/

インベージョン/ＴHE INVASION

ニコール・キッドマン主演。007のダニエル・クレイグ共演。SFの古典『盗まれた町』から4度目の映画化。

事故で墜落したスペースシャトルには謎の宇宙生命体が付着していて、それはやがて伝染し、人間を別のものに変えていってしまう・・

当然ですが、設定とか展開とかどうしても古臭い感じがするのは否めない。
ただ全体の不気味な感じと、しっかりメッセージが入っているのは良いと思う。
みんな同類になれば争いがなくなる・・？感情や力のぶつかりあいがあって、人間は自分や環境をコントロールし、生きていく。何も感じないのは人間ではないのです。

それにしてもニコールは相変わらずきれいで、監督のひいきか、変身しかけてもすぐ元のきれいな顔に戻るの（笑）。お人形みたいだから、無表情な役って似合いすぎて。元々人間離れした美しさだし。
その他、精神科医として頭の良さを披露する場面があったり、子供を必死で守ったり、全力で走ったり、カーチェイスまでアクションも。どこまでもニコールが主役で、一人で頑張ってます。
クレイグはぱっとしない髪型で目立たないようにした？007のりりしさはまったくありません。

公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/theinvasion/

ファンタスティック・フォー 銀河の危機/FANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER

アメコミ原作の超能力4人組のお話第二弾。妊娠＆結婚前のキュートなジェシカ・アルバ（今はもっときれいですけど）が拝める、ある意味貴重な作品。

原作と比べてどうなんでしょう・・やっぱりお話をはしょってる感じで説明不足みたい。
このシルバー・サーファーは原作ではすごい人気だそうですが、その設定が今イチ良くわからず、最後どうしてああいう力を持っていたのかもわかりませんでした。最初から使え！みたいな。ああ・・人質がいたんでしたっけ。
しかし姿形が人間と同じだったり、しかも恋人がスーにそっくりとか都合良すぎ、いきなり英語で会話されたり、このへんはもうコミックならでは。いっそ日本語とかでしゃべれば！と思います（笑）。

で、今回印象的だったのは、スーとリード博士の力関係と言うか掛け合いのほう。肩から胸ぎりぎりまで露出のウェデイング・ドレスに最後何故だか着物姿まで披露。超能力パワーも一番強いみたいだし、しかもかわいくセクシー♪（見えないけどヌードシーンもあり）
スーとリードの結婚には障害が多くなかなか実現できないのだけど、このときのジェシカの状況と妙にシンクロしてる。もしかしてこれで結婚を決意したのかなーと思ってしまいます。

公式ＨＰ→http://movies.foxjapan.com/f4_2/

秋はドラマ

もうひとつ。同じくＮＨＫＢＳで現在放映されている『ステート・オブ・プレイ～陰謀の構図』も面白いですよ～
最初これには最近売り出し中の英国若手俳優、ジェームズ・マカヴォイ（『ウォンテッド』）が出ているということで見たのですが・・

特ダネをねらう若手新聞記者たち（チームワークが素敵）、一癖ある編集長（ビル・ナイ、この人好き＾＾）、真面目な人、小銭稼ぎをする小物、正直であるはずがない政治家に会社・・
ちょっとそれはないでしょう、と言う関係もありますが、それは目をつぶって、と。
今お話佳境で最高潮！

そうそう。
雑誌で10月から『プリズン・ブレイク～シーズン３』が始まると書いてあったのに、10月途中で思い出し、あわてて番組表チェックしたら・・なんと！『ＨＥＲＯＥＳ』があっていた！
さすがローカル・・放映が遅れてるのね＾＾；（ちなみに私は福岡在住）
『ＨＥＲＯＥＳ』・・多少予備知識は持ってましたが、あまりに登場人物が多くて、最初何が何だか＾＾；最近やっとわかってきました。

上記2作とも途中から見たので、最初のほうが見たいなあ・・

　*(星)*『ステート・オブ・プレイ』→http://www3.nhk.or.jp/kaigai/stateofplay/

　*(星)*『ＨＥＲＯＥＳ』→http://www.heroes-tv.jp/