映画時々お酒

心と体に栄養を♪

オペラ座の怪人

2003-11-30 23:23:00 | インポート
を観ました。前回観た時の(柿落とし公演の時だったから7年前)衝撃と感動が忘れられず、また足を運んだ次第。
イントロからドラマチックな音楽、話の展開、登場人物、幻想的な舞台、とどれをとっても魅力的。
サントラは以前買っていましたが、今回は原作本を購入。
しばし妖しい世界に浸ります・・

クローサー

2003-11-30 17:11:00 | 映画
香港=アメリカ映画。監督は「トランスポーター」のコーリー・ユン。

画期的な発明をした両親を殺された姉妹は、ハイテクと格闘技と銃の扱いのスペシャリストとなり、殺し屋を家業とし、依頼された仕事を完璧に済ませる。しかしそこへ姉の昔の恋人の帰郷、妹の反抗心、そして型破りな女刑事が絡んできて、事件は思いがけない方向へと進む。

普通なら、これ、全部男性の役ですねー。それを3人の美脚(←ここがポイント!)美女がやってる。さすが香港、アクションも半端じゃありません。マトリックスばりに壁を駆け上るシーンにはちゃんと仕掛けがあって、何とハイヒールのかかとが壁に刺さって、それで体を支える。「ダイ・ハード」のテロリストも真っ青なビルへの出入りの仕方、SWATも真っ青な射撃の腕、そして何よりも美脚を駆使した蹴りの連続。これだけハードにアクションやってて、恋人との別れとか殺し屋の正体がばれるとかメロドラマ風味も。美脚を見せるためにお風呂場でのアクションシーンまであり。
私的には、ピンと来ないカーペンターズの「Close to you」がメインテーマで流れる。時々チープなカラオケ画面(歌詞が流れるバックの背景と人物ね) のような錯覚もしたり。
アクション満載で面白いけど、でもこの映画、はっきり言って、半分は(それ以上かも)主演のスー・チー(「トランスポーター」にも出てた)のプロモ映画だね。
妹はビッキー・チャオ(「少林サッカー」)、刑事がカレン・モク。
香港のチャリエンと言う人もいるけど、私はむしろアニメの「キャッツアイ」かと。

やっと見たのチャリエン2

2003-11-30 14:59:00 | インポート
タイトル通り、3人のエンジェルがフルスロットル(エンジン全開)状態。アクションもバイクにトラックに、ウィンタースポーツのリュージュみたいなので道路を高速で滑る、サーフィンをして水着姿サービス、橋の上、船、高い塀から落ちる(飛び降りる)、コスプレはさらにエスカレートし、危うい衣装で挑発(特にキャメロンが巨大なカクテルグラスに入ってびしょびしょになるのは、セクシー過ぎ!)する、ダンス大好きキャメロンがたっぷりダンスを見せる、他の映画のパクリシーン(「インディジョーンズ」の酒飲み比べシーンや「フラッシュダンス」の主人公の仕事の溶接シーンとか)がある、変態っぽいキャラが出てくる、アレックス(ルーシー・リュー)のパパとの勘違い会話がある(これ面白いよ~♪最後まで勘違い続くから)、さらに悪役に貫禄十分のデミ・ムーアを迎えて、迫力アップ。
有り得ない動きのアクションが多いとは言え、それをらしくこなし、壁や箱にぶつかるシーンなどでは、本当に力いっぱいぶつかってるようなリアルさで、結構体を酷使してる。
いずれにしても3人(キャメロン、ドリュ-、ルーシー)がはじけまくって、思いっきり楽しんで、とことんやった作品。ただし若いとは言え、体力は相当消耗したものと思われます(笑)。
話自体はシンプルなんだけど、とにかくサービス精神が旺盛と言うか、やってみたいこと全部やってみました、と言う作品。これだけ詰め込んでしまうパワーに脱帽しますね。これってプロデュ-サーも兼ねるドリュ-のパワーかな、と思います。(「悪い男に惚れる」と言うセルフパロも入れてるし)
ドリュー=ディランの本名が今回明らかになるけど、ここでもお笑いあり。本名Helen Zaas(ヘレン・ザース)はHelen’s ass(ヘレンズアス=ヘレンのお尻)と聞こえるので、その後しばらくジョークが続いている・・

最後にもう一つ。デミ・ムーアは嫌いな人も多いけど、涙のシーンなんか見てると、やっぱりこういう作品ではなくて、シリアスで見てみたいし、もっと活躍して欲しいと思う。今後良い作品に巡り合えるよう祈ります。(今回の悪役は良い)

リべリオンー反逆者ー

2003-11-30 00:30:00 | 映画
続けて見てしまった、またもクリスチャン・ベール主演の映画。マトリックスもどきの黒服に身を包んだ彼の表紙がビデオの目印^^

近未来、争い事を完璧になくすために、人間の感情の動きを促すすべてのもの(音楽や美術など)は排除され、人間は決まった時間に、感情を抑える薬を飲む。違反した者は容赦なく死刑にされる。主人公は違反者を取り締まっていたが、だんだん自分の感情を抑えきれなくなり、最後は反乱を起こすのだった。

こちらがいつものイメージのクリスチャン・ベール。ちょっとナルシスティックで暗い部分があって。悪役が物足りないけど、主人公が窮地の時意外な人物の助けがあり、これは良かった。それと脇役がショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア)、エミリー・ワトソン(「レッド・ドラゴン」)、それとハンサムな黒人さん、テイ・ディッグズ(「シカゴ」)まで出てて豪華。
監督さんはあまり知りませんが、製作に「スピード」のヤン・デボン監督の名前があり。

そうそう、見所は、この映画のために考案されたと言う武術、ガン・カタ。銃を持った少林寺拳法?みたい。アクションのきれはいいです。でも手がもつれそうで、自分を撃ったりして(笑)。

サラマンダー

2003-11-27 00:52:00 | 映画
原題は「Reign of Fire(炎の治世)」。主演はクリスチャン・ベール。共演はマシュー・マコノヒー。

工事現場の地下から一匹の火竜(サラマンダー)が甦り、あっと言う間にその数を増やし、人間を食らい、地上を焼き尽くす。地下に逃れて生活しているグループの所へ、アメリカの生き残り兵達がやってきて、ただ一匹の雄の火竜をやっつければいいのだと説得するが・・

舞台がイギリスになってるせいか、ちょっと雰囲気が違う感じの近未来SF、と言うより、ファンタジーに近いですね。
アブナイ感じのクリスチャン・ベールが、ぼさぼさヘアに不精髭で、いつもと違うイメージでまじめな青年リーダーを演じる。片や、ロマコメですっかり優男のイメージのマコノヒーが、スキンヘッドに髭面、たくましい二の腕筋肉見せて力強くワイルドに演じる。いつもと違う彼らが見れるのは今この作品だけかも。
廃墟と化した都市の空を飛び、建物に降り立つ多数の竜の姿は、まさに昔読んだSFかFTの趣。もうちょっとお話練ってくれたら、これ結構な大作になったと思うのだけど・・