映画時々お酒

心と体に栄養を♪

シン・シティ

2005-10-29 21:01:00 | 映画
大ヒットアメコミを、ロバート・ロドリゲス監督(「デスペラード」「スパイ・キッズ」)が、しぶる原作者を強力にくどいて映画化。なんと原作者フランク・ミラーが共同監督。

犯罪が日常茶飯事の町シン・シティ。ビルのあるバルコニーで一人の女が殺され、定年退職寸前の老刑事が友人に裏切られ、一人の少女が助けられ、娼婦が殺され、様々な男と女が事件に絡んでいく。

ポイントは、原作の画面の雰囲気をそのまま再現した映像と話の展開。ほぼモノクロでパートカラー(例えば血とか女の唇とかは赤)にして、スタイリッシュと言うか、コミックの雰囲気。登場人物が多いので、それぞれの事件の中心人物の語りで話が進んでいくと言うのも漫画風。とにかくとことんコミックっぽい。遠慮なく惨殺シーンもあるし。原作者の趣味らしく、何だか女忍者みたいなのも登場。

出演者が超豪華なうえ、意外すぎる役で登場します。見てのお楽しみ♪
ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバ、クライヴ・オーウェン、ベニチオ・デル・トロ、ブリタニー・マーフィ、ジョッシュ・ハートネット、イライジャ・ウッド、ルトガー・ハウアー、ニック・スタール(「ターミネーター3」のジョン・コナー役だった。みなさん、覚えてる?)などなど。

ドミノ

2005-10-26 22:45:00 | 映画
「パイレーツ・オブ・カリビアン」&「キング・アーサー」で人気爆発のキーラ・ナイトレー主演。監督は「トップガン」のトニー・スコット。現在上映中。

幼い頃父を亡くし、再婚した母に寄宿舎に入れられて育ったドミノ。彼女は行く先々で喧嘩する問題児。モデルとして活躍しながらやはり喧嘩沙汰を起こしてしまう。そんな彼女の目にたまたま入った新聞広告から、彼女はバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)の道に入って行く・・

今時賞金稼ぎ?って思ったけど、例えば裁判所からの呼び出しとかに応じない犯罪者を捕まえにいったりするんだそう。実話に基づく話なので、実際こういう職業があるんですね。
自分の思う通り、よりスリルのある人生を選び進んでいった、ドミノの行動力と言うか、情熱に圧倒されます。演じるキーラは、美人だけど、色気より男勝りな言動が似合う、ボーイッシュな中性タイプでこの役にぴったり。この職業に命をかけると言う一途さを、彼女が本来持つと思われる情熱で力演しています。

実話に基づく話なので、ドキュメンタリータッチと言うか、ちょっと凝った編集してあるので、人によっては、多少疲れる、あるいは好き嫌いの出る映像&展開かもしれません。
でも主人公が(と言うよりキーラが)ずーっと力一杯行動するので、目が離せなくなり、こちらも力が入って見てしまいます。

旅行日記④

2005-10-26 20:19:00 | インポート
ホーチミンはバイクの洪水!です。それも早朝から夜遅くまで、日曜も関係なし!二人乗り当たり前、3人、4人、時には5人乗り!!*(驚き)*その内訳はさまざま。恋人、家族、友人、同僚?
現地ガイドさんいわく、交通ルールはないとか!*(青ざめ)*信号機もほとんどなく、みなさん好き勝手に走ってます。市内ではみんなヘルメットもかぶってない。(郊外に出るとかぶるそう)スピードは出てないから大丈夫、事故もないとは言うのですが・・問題は歩行者のほうで、バイクの波が途切れないから、道の向こうに渡れない!ガイドさんのアドバイス。渡るときは走らない。ゆっくり歩けばみんな慣れてるから上手によけてくれるから・・って、走るくせがついてるから、ついバイクの波が途切れるとばたばた走ってしまう。するとほんとに衝突しそうに!*(青ざめ)*何度かするうちに何とかゆっくり歩くようにすると、バイクのみんな、ほんとによけて行ってくれるんですね~でも怖いよ~^^;
だってその数、多い、とか言う表現では不十分。本当に洪水なんです!しかもどの道もどの道も・・どこからこんなにバイクが途切れることなく出没するわけ!?
だいたいみんな、なんでそんなにあっちこっちに一日中走りっぱなし?
わけを聞くと、みんな仕事がなくて、いろいろ仕事を掛け持ちしていて、それで移動が激しいのだとか。
でも日曜もなんだよねーそれはみんなコーヒーを飲みに行ってるから(特に男性は好きだそう)と言うことですが・・
そうそう、交通ルールもなく、信号機もほとんどないため、当然のことながら、みなさん、クラクション鳴らしっぱなしで爆走&激走!でも確かにぶつかったりしそうにはなってるけど、事故にはなってないですね・・

旅行日記③

2005-10-22 15:51:00 | インポート
初日の夜があまりにもうるさかったので、現地ガイドさんが朝迎えに来た時に早速クレームしてみた。即ホテルの人に交渉してくれて部屋を代えてもらうことに。廊下をはさんだ斜め向かいの部屋になる。(結局あの騒音は隣がディスコだったと判明)
夜新しい部屋に入ってみると・・何と!エキストラベッドが、他の二つとまったく同じの大きなふかふかベッド!昨夜の私のあのぎしぎしベッドはいったい何だったのー!?*(青ざめ)*

しかも・・選んだ窓際のベッドに寝てみると、なぜかお尻のところに硬いものが。何だろうとカバーをはぐってみれば、マットのメーカーの大きなラベルが!これってあり!?気になるので結局マットを裏返しにする。他の二つのベッドにはそんなものなかったのに・・最後までシンデレラ的体験させられたベッド騒動でした・・*(泣く)*
ーまだまだ続くー

砂と霧の家

2005-10-20 23:34:00 | 映画
「ガンジー」でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレー&「ビューティフル・マインド」でアカデミー助演女優賞を受賞したジェニファー・コネリー共演。ベンの妻役、イランの女優ショーレ・アグダシュルーもこの作品でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。

家族の思い出の詰まった家に、夫から逃げられた女が荒れた生活を送っていた。しかしわずかな税金を滞納したことで、家は差し押さえられ、競売にかけられることに。あっと言う間に家が他人のものになり、改めて女はその家が自分にとってどれほど大切なものかを自覚し、何とか取り戻そうと必死になる。しかし、その家を買った家族にも、家はとても大事なものだった。家への執着がやがて大きな悲劇を生むことになる・・

最初から悲劇の予感。それを確信させるように、タイトルにも使われた霧がよく出てきて、家や背景や人物をぼかし、暗く重苦しい雰囲気。しかし、演技派揃いで見応えあり。