サークル「お茶を一杯♪」で一度書いたんですが・・今日またちょうど新聞に本の広告が載っていたので、こちらでもご紹介。
脳障害児日木流奈くん(11歳)の言葉。
彼よりもはるかに長く人生を生きてきたお年よりの質問への答え。(ちょっと質問の方は忘れました)
「苦しいことや辛いことは一瞬のことでしょう。そう思う心がずっとあるだけ」
ちょうど辛いことがあっていた私にはこたえ過ぎて、思わず涙が出てしまいました。
そう。そのこと自体は、とうに過ぎているのに、何度も何度も思い返してしまって、ますます辛く苦しくなってしまう。自分で現在の自分を否定するようなことはしてはいけない、とつくづく思いました。
もうひとつ彼の言葉。
「私は条件をつけずに愛されました。このまんまの私を受け入れてもらえました。脳障害であることは大変ではあるけれど、私の存在を否定する材料にはなりえませんでした。
そしてそこから始められた私は、それ以後もだれかと比較されたことはなく、テストされたこともなく、きのうの自分よりあしたの自分が優秀になっていればいいという思想のもと、育てられました。」(講談社刊「ひとが否定されないルール」より)
ここに至るまでは長い長いお話があるのですが、長すぎて書けません。でもぜひ彼の状況、彼の言葉は、みんなに知って欲しいと思います。