映画時々お酒

心と体に栄養を♪

第79回アカデミー賞授賞式③

2007-02-26 16:45:00 | ニュース
作品賞は・・『リトル・ミス・サンシャイン』では作品として小さすぎしかも監督も初ノミネート、『バベル』は良い作品だけど監督がアメリカ人ではないし一般向けの作品ではない、『クィーン』では実話すぎ、『硫黄島からの手紙』はイーストウッド監督だけど、外国語の映画だし・・となると、消去法で『ディパーテッド』になっちゃったかなー・・。監督賞もスコセッシだしちょうどいい、みたいな。
今年は作品賞を選ぶのは難しかったですね。
スコセッシ監督が監督賞を受賞してすごく喜んでいた(スピーチも長かった!)のが印象的で、それはやはり良かったと思いました。

本命視されたエディ・マーフィが受賞出来なかったのも、やはりコメディアンには厳しいと言ういつものアカデミーの好みが出た感じ。『ドリームガールズ』が作品賞からはずれただけでなく、歌曲賞も受賞出来なかったのは、歌手と女優の両方の成功を手にいれようとするビヨンセへのねたみあり?とか思ってしまいます。

第79回アカデミー賞授賞式②

2007-02-26 14:28:00 | ニュース
ちょっと意外なような・・作品賞が『ディパーテッド』でした。
悪くはないけど、これって一応リメイクですので・・私としては少し抵抗があるなあ・・他にこれといった決め手になるような作品がなかったせいかもしれないし、監督賞がらみで流れたという気もします。

☆作品賞☆『ディパーテッド』

☆監督賞☆マーティン・スコセッシ『ディパーテッド』

☆主演男優賞☆フォレスト・ウィテカー『ラスト・キング・オブ・スコットランド』

☆主演女優賞☆ヘレン・ミレン『クィーン』

☆助演男優賞☆アラン・アーキン『リトル・ミス・サンシャイン』

☆助演女優賞☆ジェニファー・ハドソン『ドリームガールズ』

第79回アカデミー賞授賞式①

2007-02-26 13:34:00 | ニュース
助演女優賞は本命と思われたジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)が受賞し、菊池凛子さん(『バベル』)は惜しくも受賞を逃しました。
菊池凛子さんは黒のシャネルのドレスでとてもきれいでした^^インタビューでいつも思うけど、彼女は本当にしっかりした受け答えをしていて、感心します。今後のさらなる活躍を期待します。

助演男優賞は本命視されていたエディ・マーフィ(『ドリームガールズ』)ではなく、ベテラン、アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)が受賞しました。

プレゼンターとして渡辺謙さんがカトリーヌ・ドヌーブと共にプレゼンターを務めていました♪

まだ中継の途中で他の賞の結果はまた後ほど。

ディセント/The Descent

2007-02-19 00:00:00 | 映画
ああ~怖かった~^^;
久々に怖さを堪能?しました。

夫と子供を亡くした女友達を慰めようと、洞窟探検を計画した女性だけのグループが、一人の女性の考えで、計画にはない洞窟に入ってしまう・・

ま、そこでいろいろなことが起きてしまうわけです。光の入らない地下、しかも出口も不明となれば、まともでいられるわけがない・・

私だったらぜーったい前進しません^^;違うとわかった時点で即引き返しますよ。もう映画の登場人物って本当に勇気ありすぎ(笑)。

即ネタばれになるから、ちょっとラストも言いたいけど言えない~^^;ハリウッド映画だったら多分違う結末。イギリス映画です。あまり有名な女優さんも出ていません。泥だらけ血だらけでみんな頑張ってます^^;

公式HPがあかないようなのでこちらを参考に→http://www.avexmovie.jp/lineup/descent/

ディパーテッド/The Departed

2007-02-09 14:36:00 | 映画
マーティン・スコセッシ監督最新作。アカデミー賞作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞にノミネート。
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグ、マーティン・シーン、アレック・ボールドウィンなど、豪華出演陣。

ご存知のように香港映画の『インファナル・アフェア』のリメイクなのですが、舞台をボストンに変え、キャラもいじってあるし、何と言ってもマフィアのボス、ジャック・ニコルソンの怪演で、オリジナルとはかなりイメージの違うものに。
ニコルソンの印象が強いので、本来くっきりと対比させられるはずの二人が、頑張って演技しているのに、特に前半は影が薄められているのは否めません。
後半はいつばれるかと緊張感が増してはらはらどきどきさせられます。(ここらへんはオリジナルと同じ)

レオはいつものごとくなりきり体当たり熱演で、でも私的には、マットの頭脳的な演技の方が好きだったり。マットに助演あげたかったなあ・・

助演にノミネートされたのは、マーク・ウォルバーグで、もともとボストン出身で、慣れたしゃべり方を披露していると言うことですが、これ面白い役なんですけど、描き方がもう一つなので、ラストに説得力がないと思うのは私だけかなあ・・あのラストに至った理由も、彼の正義感からだったんでしょうか?それとも彼女が預かったもの(これどこに行ったかは描かれていないんです)でわかったから?

アレック・ボールドウィンはもう出てるだけ(すっかり体にも貫禄ついて^^;)。ふつーのおじさんっぽいマーティン・シーンがいい味出してましたけど、もうちょっと力強くても良かったかな。オリジナルはそうなんですけどね。ま、このキャラの半分をマークが演じてるからしょうがないか・・(オリジナルでは直接の上司は一人、ここでは二人)

タイトルの『The Departed』は「死者」の意味。

公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/thedeparted/