映画時々お酒

心と体に栄養を♪

ニュースの天才

2006-01-28 21:40:00 | 映画
実話に基づく物語。主演は「スター・ウォーズ」のヘイデン・クリステンセン。製作には何とトム・クルーズの名前あり。

大統領専用機にも常時置かれている雑誌の花形記者。若いながら、仲間にも好かれ、次々とスクープをものにしていく。しかしある日、ライバル誌からの指摘で、彼の記事の不明確な点が次々とわかり・・

どう考えても信じられないけど、彼の記事のほとんどが彼が創り上げたものだったと言う事実。映画の中でも解説されるけど、記事って、何度も何度も内容の確認とか校正がされるので、そんないい加減なでっちあげ記事が、一回だけでなく何度も見逃されて世に出てしまった、と言うほうが驚き。一体なぜ?
これは映画の中ではあまりはっきり指摘されないけど、記事が面白ければOKとか、やはりチェックが甘くなっていた様子。

嘘がばれそうになって、いろいろ工作したり、苦しい言い訳をしたり、最後は泣き落としにかかる、子供っぽい身勝手な記者をヘイデンが熱演。一緒にはらはらしてみます?私はこういうどきどきは味わいたくないので、嘘はつきませ~ん^^;
でも彼は「海辺の家」のすねた息子役が、一番良かったね~

ところで編集長役の、ピーター・サースガードって、見た感じ年齢不詳ですね・・若いような若くないような?

ゴールデングローブ賞発表!

2006-01-17 23:18:00 | インポート
アカデミー賞の前哨戦とも言われる、ゴールデングローブ賞の発表がありました。主な結果は次の通り。

ドラマ部門
作品賞・・「ブロークバック・マウンテン」
主演男優賞・・フィリップ・シーモア・ホフマン(「カポーティ」)
主演女優賞・・フェリシティ・ハフマン(「Transamerica」)

ミュージカル・コメディ部門
作品賞・・「ウォーク・ザ・ライン」
主演男優賞・・ホアキン・フェニックス(「ウォーク・ザ・ライン」)
主演女優賞・・リース・ウィザースプーン(「ウォーク・ザ・ライン」)

監督賞・・アン・リー(「ブロークバック・マウンテン」)

問題作(カウボーイの同性愛を描く)「ブロークバック・マウンテン」がアカデミーでも本命か?
個人的にはホアキン&リースのコンビ(「ウォーク・ザ・ライン」)を応援!

詳細はこちら→http://www.dondetch.com/movie/golden.html

サイドウェイ

2006-01-17 00:12:00 | 映画
昨年のアカデミー賞で話題になった作品で大人の男女4人の物語、しかもワインが絡んで、おしゃれで面白そう・・と思って見ましたが、残念ながら、どの登場人物にも魅力も共感も私はまったく感じることが出来ず、楽しむことが出来ませんでした。
別れた妻に未練たらたらの教師、結婚寸前なのにナンパ命の友人、ワイン通のウェイトレス、バツの子持ち女性・・
こういう出会いがあって良い、と普通は思って結構感動したりするのですが・・
この映画に関しては・・何ででしょうね~自分でもよくわかりません^^;

ル・ディヴォース~パリに恋して~

2006-01-16 23:41:00 | 映画
アメリカ生まれのアメリカ人だけど、なぜかヨーロッパを舞台にした(特に英国)映画を撮り続けるジェームズ・アイヴォリー監督作品。主演はナオミ・ワッツ&ケイト・ハドソン。

フランス人と結婚した姉を訪ねて妹が来て見れば、その夫は身重の妻を捨てて家を出るところ。その夫の行動や、家族の考えや財産分与などで、人々がさまざまに入り乱れ、その中で妹も貴重な体験をする。

この監督にしては、ちょっとお話が軽めかな。意外に皮肉な結末もあるし。それよりも何よりも、ケイト・ハドソンをかわいくきれいに写すことが優先されているように思えるのは気のせい?監督もケイトの魅力にまいったのかなー?

公式HP→http://www.foxjapan.com/movies/ledivorce/main.html

女王蜂

2006-01-09 00:02:00 | インポート
かつて「八つ墓村」で大ブームになった横溝正史作品の一つが、先日TVドラマで登場。探偵金田一には稲垣吾郎が扮する。

これも一度映画化されて、実は私は映画館まで見に行ったのだけど、もうぜんぜん話を覚えてなくて^^;中井貴恵(中井貴一の姉)さんが主役で、化粧品会社のカネボウがスポンサーで、「女王蜂の唇」なんて、口紅の宣伝をしていたことしか覚えてないんだな~^^;

で、今回はじっくり見たので、話がやっとわかりました。
女王蜂には栗山千明(と言えば、「キル・ビル」のゴーゴー夕張!)。きれいで納得の女王蜂だけど、彼女はもっと難しい役でいいかも。
最初は違和感あった稲垣金田一も、今回は何だか馴染んできたと言うか、良くなってきましたね。なかなか良い味出してました。

しかし作家自身が登場して事件をヒントに小説を書く、と言うのは、もうホームズのワトソン、ポワロのヘイスティングス状態?探偵には相棒が付き物?今回は良かったけど、ずっとはしないほうが・・