ダニエル・クレイグ=ボンドの第2作。前回の終わりのシーンからの続きの話となっています。
殺しのライセンスをもらってまもなく、愛する女に裏切られて女は死んで・・で、ボンドの心の傷はかなり大きく、はっきり言って今回のボンドは暴走状態。彼の行く先々で死体がごろごろ。でもその若さと熱情がすごくいい。私は好き。ダニエル・クレイグってちょっとくせがあるから、こういう設定が合っている。
監督が『チョコレート』(ハル・ベリーがこの作品でアカデミー賞主演女優賞受賞)のマーク・フォースターだし、脚本には『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞受賞したポール・ハギスが入っているので、人間の描写も見応えあり。
ボンドと上司M(貫禄の演技派イギリス女優ジュディ・デンチ*かっこいい!)の関係もすごく濃密に。
何ヶ国も周り、しかも陸、海、空と縦横無尽、神出鬼没なボンドのアクションもてんこもり。クレイグは顔を何針も縫ったり、古傷の肩を痛めたり、今回も体当たりでアクションに挑戦。
若く無鉄砲なボンドを楽しみましょう^^
公式HP→http://www.sonypictures.jp/movies/quantumofsolace/