映画時々お酒

心と体に栄養を♪

unknownーアンノウンー

2008-06-30 18:28:00 | 映画

目覚めると縛られた男、吊るされた男、血を流す男・・
5人の男たちすべてが記憶喪失で、自分が何者なのか、なぜここにいるのかもわからなくなっており、緊迫した空気が流れる。
窓もほとんどなく出口には外から鍵が。
わずかな手がかりから自分たちが人質2人と誘拐犯3人ということだけはわかる。

自分は被害者か加害者か?
動ける男は動けない男を助けるべきか?彼は敵か?味方か?
何もわからず疑心暗鬼になるばかり。何とか脱出を試みるが・・

目覚めると密室&わけがわからない状況、と言うのはご存知『SAW』 のパターンですね。
これはおまけに記憶喪失なので、誰が敵か味方かわからないため、生き残るために誰と協力すればいいのかわからず、男たちと共に見ているほうもかなりはらはらどきどき。
徐々に記憶が戻ってきて結末を迎えますが、最後にもうひとひねりあり。
面白いですよ~^^

主演はジム・カヴィーゼル(デンゼル・ワシントン主演の『デジャヴ』に出演)。監督はこれが長編デビューのサイモン・ブランド。

公式HP→http://www.movie-eye.com/unknown/


ザ・シューター 極大射程/SHOOTER

2008-06-29 17:07:00 | 映画

話題の小説の映画化。
何らかの理由で引退している凄腕のスナイパー(またはスパイ)が陰謀に利用され、無実を晴らすために逆襲・・って、これも最近よくあるネタ。
で、あまり気が進まないまま見ましたが、これがいい出来で面白かった~
さすがアントワン・フークア監督。(デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を取った『トレーニングデイ』の監督)
主演はマーク・ウォールバーグ(『ディパーテッド』でアカデミー助演男優賞にノミネート)。

スナイパーって、どうしても容姿も性格もクールなイメージがあって、マークくんではちょっと庶民的過ぎで、ほんと普通の平凡な市民、って感じで、どこが凄腕?と最初はすごい違和感ありましたが。
巻き込まれて相棒にならざるを得なくなったFBI新米くんとのコンビで、多勢に無勢の時の戦い方はこうだ!、と見事な戦いを見せてくれます。
(しかしこれってもう戦争だね~^^;)

アメリカってこんなに陰謀だらけ!?まともに仕事できないじゃない(笑)。

主人公の友人の妻がなぜか黒の下着姿をサービス(笑)。これってもう本当に、見ている人へのサービス以外の何物でもない。普通に服着ててもいいんですけどね。ハードなアクション映画だからこれも必要ね♪

公式HP→http://www.shooter-movie.jp/


懐メロ

2008-06-28 21:36:00 | うんちく・小ネタ
昨夜は金井克子さんも中村晃子さんも出たし・・ここのところ、覚えている歌手はほとんど出てきているようだけど、出演が叶うなら以下の方々をリクエスト^^

 *あべ静江「愛の絆」
 *千賀かほる「真夜中のギター」
 *黛ジュン「天使の誘惑」
 *ピンキーとキラーズ「恋の季節」
 *いしだあゆみ「ブルーライトヨコハマ」
 *中山千夏「あなたの心に」
 *弘田三枝子「人形の家」
 *カルメン・マキ「時には母のない子のように」
 *森山加代子「白い蝶のサンバ」
 *ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」
 *渚ゆう子「京都の恋」
 *浅丘ルリ子「愛の化石」
 *欧陽菲菲「雨の御堂筋」

あ、女性ばっか・・じゃ
 *鶴岡正義と東京ロマンチカ「君は心の妻だから」

三善英史(「雨」)はこのあいだTVに出ていたような・・

久保田早紀(「異邦人」)、内藤やす子(「思い出ぼろぼろ」)はやっぱりもう出るのは無理かな・・
朱里エイコ(「北国行きで」)は死亡記事を見つけてびっくりしたものです。
藤圭子(「新宿の女」ーみなさんご存知宇多田ヒカルの母)も無理か・・

美川憲一、ピーター、前川清(内山田洋とクールファイブ)、アグネス・チャンはご健在ですし。
山本リンダ、朝丘めぐみは別番組で見たし・・

いまだにどの曲も歌えるのが我ながらならすごい^^当時は記憶力が最高潮で(笑)。
ちなみに・・あまり言うと年齢がばれますが、当時は私はまだ子供でした・・
内容よくわからずに歌っていた曲も多く、今更赤面(笑)。奥村チヨの「恋の奴隷」とか一生懸命歌ってたし(笑)。

青春の思い出

2008-06-28 10:19:00 | うんちく・小ネタ
嬉しい懐かしい反面、自分もそういう年代になったかと思うと、妙に感慨深いものが・・

いわゆる「懐かしのメロディー」。
N○Kは昔からやっていますが、子供の頃はぼーっと見てて、ふ~ん、こういう歌が昔は流行っていたのかとか、メロディーが時代を感じさせるなとか、など、直接自分の生きていた時代に関係してなければ、多少の興味は持てても感動するまではありません。

で、最近何だか昭和歌謡がもてはやされているようで、昔ヒットを飛ばした方々が最近よくTVに出てきて、懐かしい曲を披露しています。
民放だとただ歌うだけでなく、そのヒット曲のその後のエピソードが綴られ、感動もひとしお、と言うわけです。

昨夜もたくさんの歌手の方が出演して歌い、(もちろん私がよく聞いて知っている歌の)、特にその当時自分にその曲に絡むような重要な想い出(例えば失恋とか)があったわけでもないのに、曲を聞いたら懐かしさと共になぜか、じわ~っと来るものが・・
いろいろ歌手の方々も苦労があったと言うエピソードにも感動しますけど、歌そのものに感動してしまうのです。

これって何でしょう・・
その頃若かった自分、青春時代だったと言う事実を思い出させるからでしょうか・・

「懐かしのメロディー」を見ていた方々の気持ちが今自分もわかるようになりました・・

ブラッド・ダイヤモンド/BLOOD DIAMOND

2008-06-07 17:34:00 | 映画

実際に行われている不正ダイヤ取引を扱う社会派アクションドラマ。
久々に見応えのある映画に出会いました。
監督は『ラスト・サムライ』のエドワード・ズウィック。レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたのも納得です。

アフリカ生まれの白人アーチャー(ディカプリオ)の生業は密売人。
村を襲われて家族と離れ離れになったサイモン(ジャイモン・ハンスゥ)はダイヤモンド採掘場に送られ、大きなダイヤを見つける。
それに目をつけたアーチャーは彼に近づき、彼を助けて何とかダイヤを手に入れようとする。

ブラッド・ダイヤモンド、別名紛争ダイヤモンドあるいは血のダイヤモンド。
それはダイヤを巡って国民同士、あるいは外国が介入して、激しい紛争が続いているから。
アーチャーとサイモンの生き方を対比させながら、また仕事のためか正義のためか、記事を書くために紛争地域に飛び込むややシニカルなジャーナリスト(ジェニファー・コネリー)を交えてアフリカの問題を描き出す。

国民同士が見境なく、銃やロケット砲まで使い殺し合い破壊し合う・・
その中には、まだ世の中のことを何も知らない子供たち、敵を殺すことだけ教えられた多くの少年兵たちがいる。

雄大な自然を見せながら、人間の欲望を描きアフリカの問題を提起する、素晴らしい作品です。
ディカプリオはもちろん、ジャイモン・ハンスゥもジェニファー・コネリーも、しっかりした演技で作品を支えています。

とにかく私の印象に残ったのは、サイモンの息子ディアが反政府組織に捕まったあと、洗脳されて少年兵になっていく過程です。ショックでした・・

公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/