映画時々お酒

心と体に栄養を♪

ディパーテッド/The Departed

2007-02-09 14:36:00 | 映画
マーティン・スコセッシ監督最新作。アカデミー賞作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞にノミネート。
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグ、マーティン・シーン、アレック・ボールドウィンなど、豪華出演陣。

ご存知のように香港映画の『インファナル・アフェア』のリメイクなのですが、舞台をボストンに変え、キャラもいじってあるし、何と言ってもマフィアのボス、ジャック・ニコルソンの怪演で、オリジナルとはかなりイメージの違うものに。
ニコルソンの印象が強いので、本来くっきりと対比させられるはずの二人が、頑張って演技しているのに、特に前半は影が薄められているのは否めません。
後半はいつばれるかと緊張感が増してはらはらどきどきさせられます。(ここらへんはオリジナルと同じ)

レオはいつものごとくなりきり体当たり熱演で、でも私的には、マットの頭脳的な演技の方が好きだったり。マットに助演あげたかったなあ・・

助演にノミネートされたのは、マーク・ウォルバーグで、もともとボストン出身で、慣れたしゃべり方を披露していると言うことですが、これ面白い役なんですけど、描き方がもう一つなので、ラストに説得力がないと思うのは私だけかなあ・・あのラストに至った理由も、彼の正義感からだったんでしょうか?それとも彼女が預かったもの(これどこに行ったかは描かれていないんです)でわかったから?

アレック・ボールドウィンはもう出てるだけ(すっかり体にも貫禄ついて^^;)。ふつーのおじさんっぽいマーティン・シーンがいい味出してましたけど、もうちょっと力強くても良かったかな。オリジナルはそうなんですけどね。ま、このキャラの半分をマークが演じてるからしょうがないか・・(オリジナルでは直接の上司は一人、ここでは二人)

タイトルの『The Departed』は「死者」の意味。

公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/thedeparted/

最新の画像もっと見る