映画時々お酒

心と体に栄養を♪

コールド・マウンテン

2004-05-16 21:09:00 | 映画
「イングリッシュ・ペイシェント」「リプリー」のアンソニー・ミンゲラ監督作品。主演のジュ-ド・ロウ(「リプリ-」)がアカデミー賞主演男優賞にノミネート、レニー・ゼルウィガー(「シカゴ」)が助演女優賞を受賞した。現在公開中。

牧師である父親と田舎町コールドマウンテンにやってきたエイダ(ニコール・キッドマン)は、無口なインマン(ジュ-ド・ロウ)に心惹かれる。彼とは一度のくちづけを交わしただけだったが、戦争に出征した彼をエイダはひたすらに待ち続け、また彼も、彼女の元へと長い逃避行を続けることになる・・

・・と言う大河ラブロマンスなんですがーうーん・・戦争のシーンも、それに伴う残酷なシーンも、主人公達の周りのキャラクターもきっちり描いてあるんだけど、肝心な二人の心の交流がイマイチ伝わらない為、感情移入が出来なくて、実は感動が薄いんです。
原因の一つは、ニコールが洗練されすぎてて、ちょっときつくて冷たい感じがすることだと思うんですよね。確かにお嬢様役ではあるんですけど。もう少し人間味が欲しいと言うか。
愛する二人が再会出来るか出来ないかって、もっとはらはらどきどきしたり、涙が出てきたりしていいと思うのですが。
「人にはやることがあるから生き延びる」みたいな台詞がありますが、それにしても、都合が良いことがちょっと多すぎかも。ラストも意外性がなくてがっかり。
ジュ-ドは熱演してて、しかもめちゃくちゃ美しいです。
音楽はとても良かったです。
ちなみにロケはルーマニアで行われたそうで、やはりちょっとアメリカには見えないですね。

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