シュワちゃん頼みのちょっと軽い感じになった3からダークにシリアスになって久々登場。
現在公開中。
主人公ジョン・コナーには『ダークナイト(バットマン)』のクリスチャン・ベイル。
妻のケイトには前回のクレア・デインズからブライス・ダラス・ハワード(『スパイダーマン3』)へ。
『スター・トレック』にも出ていたアントン・イェルチンがカイル・リース(後にジョン・コナーの父になる)。
ティム・バートンとパートナーになってから絶好調のヘレナ・ボナム・カーター(『スウィーニー・トッド』)に、今回物語の鍵となるのマーカスを演じるのはサム・ワーシントン(まもなく公開のジェイムズ・キャメロンの『アバター』にも出演)。
ジョン・コナーは成長し抵抗軍の一人としてスカイネット軍と戦っている。スカイネットの標的の一番目が、将来自分の父となるカイルであることを知り、彼を探し出し守ろうとする。そこへ一人の青年がやってくる。
最初ベイルは出演拒否したそうだけど、脚本にジョナサン・ノーラン(『ダークナイト』)が参加し書き直され、納得しての出演。
最初マーカスが主人公のような物語になっていたそうだけど(確かに設定から言って目立つし重要な役)、これでやっぱりジョン・コナーが主役(何度も自分の名前を無線で流すのが象徴的)。
ベイルも言っているけど、まだまだジョン・コナーは十分描かれたキャラと言えず、新たな三部作にもなると言うし、これからが楽しみなキャラ。演技派の彼もやりがいがあるでしょう。
でも肝心のマーカスの気持ちって・・彼の行動ってコントロール出来なかったのでしょうか?私は最後までそこがひっかかったんだけど。予想外の行動だったのかな・・でもそれって見通しが甘いと思うけど・・やっぱりそこまでは無理?(ネタばれにひっかかるので詳細が言えません^^;)
この物語、しょっぱなからタイムトラベルが絡んでいてその後も何度も、なので、現在卵が先か鶏が先か・・と言う状態。
ジョンの父となるカイル・リースがこの物語の舞台2018年ではまだ10代。ジョンの妻のケイトも妊娠しているし、これで子供が無事生まれたら、これからますますどっちがどっち?状態^^;
これは考えても仕方ないと言うか、頭が痛くなるので追求しないほうがいいです(笑)。
モトターミネーターは面白いけど結構原始的で笑えるところも。
私のお気に入りはハーヴェスター(人間を捕獲する巨大ロボット)が砂漠の一軒家に現れるシーンとスカイネットの本拠地(遠くからの外観)^^
監督はマック・Gで私も『チャーリーズ・エンジェル』の彼!?ってびっくりしたけど、旧作をしっかりリスペクトしてきっちり仕上げてお見事。
特に最後の方になると、以前見たそっくりのシーンと台詞が満載のサービスが。これはファンには嬉しい^^
シュワちゃんは実はCGで登場しています^^
私はメカには弱いけど、それでも今回はターミネーターの変遷が確認できて、これも結構楽しみました^^
この作品、アメリカでより日本での方がヒットしているんだよね~
原題は「抹殺者/救済」の意味。内容そのままでぴったり^^
公式HP→http://www.sonypictures.jp/movies/terminatorsalvation/