映画時々お酒

心と体に栄養を♪

ナスカの地上絵

2003-05-04 21:51:00 | インポート
昨夜NHKで放映されていたので見たのですが、大昔のことは、現代人がいくら推測しても、真実はなかなか掴めないなあと。
今回もいろいろ試みていたけど、もうひとつ説得力に欠ける・・

小さく描いた絵をヒモで測って拡大して描くと言うのは、ものすごく手間暇かかることだし、だいたい、どうしてそんなことしようと思いつくのか、がまったくわからない。なぜ大きくする必要が?
絵が一筆書きと言うのはなるほど、とは思ったっけど、それが儀式のための歩く道筋と言うのは??
それと今回、人間を描いたと言う地上絵が紹介されていたけど、他の動物を描いたのと違って、まず、なぜあれだけが山の斜面に描かれているの?そして、あの絵だけ、はっきり言って、すごく稚拙ですよね。他のは測ったように直線で描かれていて上手なのに。これだけ、ほんとに手書きのように。なぜ?(ここのとこは今回この番組では追求されず)

今回納得出来たのは、言い伝えの、川の流れはその先で天の川に繋がり、地上の川の水は天に昇って、雨となり地上に注ぐ、と言うことで、雨が多いか少ないかを予想するのに、天の川がはっきり見えるかどうかが、非常に重要であったと言うこと。そのために天の川を眺め続け、天の川の中に、動物の姿を見つけ、(明るい星が少なくて暗くなってる部分が動物の姿に見える)、それを地上に描き移したと言うことでした。そうすれば地上にも天の川があるように見え、水に困らないようにと言う祈りがこめられていると。

まだまだ、謎多し、です。