My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

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松翁論語(1) ***松下 幸之助 述:江口 克彦 記***

2009年03月06日 | 
経営の神様といわれただけあって、2.3行の文にでも重みがあり、そして深いと感じる。
【道をひらく】で松下 幸之助氏は日本の国を愛していると思ったが、それ以上に政治や日本の行く末を憂えているのだとこの本を読んで感じた。
それにこの本の中では経営者の心構えも書かれていて、まっとうな経営者だったらここに書かれていることは理解していないといけないと思う。

気になった言葉を幾つか列記して合わせて感想もご紹介。

一 松翁ある人に次のように言われた。
 事にあたって、行き詰まるということはない。行き詰まるということは、行き詰まるようなものの考え方をしているからである。
《感想》【道をひらく】の中の【見方を変える】をすればいいのかもしれない

六 松翁ある人に次のように言われた。
風の音を聞いても悟る人がいるように、聞く人に聞く心があるならば、どのような話からもそれなりの価値を汲み取ることができるだろう。
《感想》私的なことをいえば、自分の中に素地があればなんとなく理解できるけれど、なければ得難し。
私はこの本の中の【自然の理法】も本当の意味では理解できていない。

九 松翁ある人に次のように言われた。
商いの原点は、どうしたら売れるか儲かるかではなく、どうしたら人びとに心から喜んでもらえるかである。

一一 松翁ある人に次のように言われた。
失敗するのは成功するまでに努力を放棄するからだ。成功するまで続ければ、事は必ず成功する。

一四 松翁ある人に次のように言われた。
成功を邪魔するものは、結局は自分自身である。世間は誰ひとりとして邪魔はしない。
《感想》エド・はるみさんもテレビで似た言葉を話していました。

一九 松翁ある人に次のように言われた。
成功は部下の努力のお蔭。失敗は経営者の判断ミスによる結果。

二三 松翁ある人に次のように言われた。
喜びはともに分かち与えることができても、苦しみは自分ひとりで背負わなければならない。だから人間はいかに苦しいときがあっても、それをひとりでのり越える勇気と気力と忍耐がなければならない。
つづく


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