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東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと(6)  菅 直人氏

2013年04月01日 | 

今 世論調査では原発再稼働にわからないと答えている国民が多い。

今は判らなくてもいいが、選挙の時までには答えを出して欲しい。

国民が、また自民党を大勝させてしまったら。

原発推進が進んで原発の再稼働・外国への原発の輸出が進めば第二、第三の福島を造り出してしまう。

 

もし原発が再度事故を起こし、莫大な被害が出たら国民は誰を責めるのか?

事故を起こした電気会社か?

政府か?

首相か?

天災か?

原発を狙ったテロを責めるのか?

一番責任があるのは、先のことを考えないで、今の自分達の利益だけを考えて選挙で原発推進の党に1票を入れた国民にある。

一度目は無知でも、二度目は言い逃れが出来ない。

事故が起きた時の損害は、国民一人一人の税負担となって戻ってくる。

 

燃料棒はこれから先10万年以上も保管しなければいけない。

今生きている人間の為に、未来に生きる人間がそのツケを負わされるのだ。

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