大阪府知事選の話と福島原発の話をしてくれるのかなと思っていたらピンゴだった。
辛坊さんは4年後位に、原発の影響で福島の子供達に健康被害が出ないか気にかけていた。
「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」では、当初の政府が発表した避難地域以外でも放射性物質の拡散が予測されていたのに、政府が住民を避難させずこの地域に住んでいる子供達に数年後に健康被害が出たとしたら、政府も東電も万死に値すると。
辛坊さんはチェルノブイリ原子力発電所事故の半年後に、チェルノブイリの撮影の為に現地に赴いた。KGBの許可がおりるまでの10日間ウクライナに滞在して、そこのキノコスープを食べ続けた。
とても美味しかったそうだが、基準値を300倍も超えていて将来ガンになるのかどうか少々危惧されているようにも見えた。
10日後KGBの許可はおりたけれど、チェルノブイリから30K圏内でガイガーカウンターの針が振り切れて心配になり、中には入らなかったそうだ。
大阪府知事選の話では、政治家になる人間は覚悟がある人がするべきだと強調されていた。
そしてテレビでも聞いたけれど、サンデル教授の質問ではないけれど、「目の前で自分の子供と他人の子供の二人が溺れていたらどちらを助けるか」と言われれば、自分の子供を助けると話されていた。
辛坊さんは、橋本知事が24時間知事として働いていることを分かっているから、自分が府知事になったら家庭を顧みなくなると思っているのかもしれない。
「府知事に出ることは絶対にない」と声が裏返りながら話していたけれど、自分の子供よりも他人の子供を助ける覚悟が出来た時には、どうなるかわからないみたいだった。
来週のたかじんのそこまで言って委員会には、尖閣ビデオをYou Tubeに公開した一色正晴氏が出演されるそうだ。
最後に政治家は世論を見ているので、決定権を持っている日本の国民が賢くなるしかないと締めくくった。