My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

私の好きな有名人、本、食べ物、ちょっと一言、感謝する事、etc

経営の合理化の先には・・・

2009年03月24日 | Weblog
以前働いていた会社の女性からメールが届いた。
事業所が閉鎖されたために解雇になったそうだ。
私がいた頃から経営状態は悪かった。

休憩時間中にその会社の株価の掲示板を見たり、たまに送られてくる会社情報の貸借対照表の当期純利益の金額を眺めたりしていた。
毎年赤字になっていて、株の配当がストップしていた。
株価の掲示板を、順を追って見ていると、
「この会社は危ないから株を買うのはよした方がいい」という書き込みもあれば、
「この会社は化けるかもしれない」という書き込みもある。
中で働いているのと、外から何も知らないで見ていることの、ギャップの激しさが意外だった。
私がいた数か月の期間でも、社長が何回も交代しているのに投資家は何も感じないのだろうかと。

会社の資料の中に、サブプライムローン問題で経済が落ち込み、半導体の業績悪化の為に合理化を進めるとある。
問題はサブプライムローンばかりではなく、トップの在り方にあったような気もするのだが。


私の出社最終日に貰った一言コメントの書いてある色紙を見ていると、元気そうな顔が浮かんでくる。
社員の中にはマイホームを建てたばかりの人や、結婚したばかりの人、学生の頃に受けた奨学金を返している人もいる。
一度だけ女性トイレで、この会社の株はかなり下がっていて、赤字状態が続いているけど大丈夫?と女性と話したことがある。不安にさせるつもりで話した訳ではないけれど、先を考えているのか知りたかったからだ。
その女性 不安は感じていたみたいだったが、いますぐどうこうという危機意識は感じられなかった。

何が起ころうとも事前にキャッチして、次の行動に移せる人もいる。
自分だけは大丈夫だと思っている人もいる。
そのまま下に落ちてしまう人もいる。

いずれにしろ逆境から上がってくる人は強い。
自分を信じられるかどうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする