孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

節操があるとは言えないが・・

2015年02月10日 | 日記
初対面の人とは、宗教の話はしない方がいい。これは海外に行っても同じである。しかし、受け入れられないことは、はっきりNOと言った方がいいと思う。

日本人は概して宗教に無頓着で、キリスト教徒でもないのにクリスマスで大はしゃぎして、正月は神社やお寺に初詣。キリスト教徒でもない愚息の結婚式は、グアムの教会だった。

アメリカにいた時、よく教会に来いと、誘われることがあった。特に週末に予定がなかったら、教会にくればバーベキューパーティーをやるよ、と言った誘い方をしてくる。私の同僚たちも私と同じで、食い物には弱い。だから、一度誘いに乗ったことがあった。

ミサと言うのだろうか、牧師が説教をしたり、賛美歌をみんなで歌ったりして数時間を過ごす。中間達は何を牧師が喋っているのか分かるはずもないが、みんな神妙な顔つきで話を聞いている・・・フリをしていた。薄目を開けて見ていると、中には見よう見まねで、十字を切って両手を合わせて祈る者もいた。

私は、目的が食べることだけなので、ミサの間中退屈で死にそうだったが、近くの若い女の子の採点をしてみたりして何とか居眠りを我慢した。賛美歌のときは、頭の中でうろ覚えの般若心経を唱えていた。

別の機会に、知り合ったアメリカ人の青年に誘われて教会に行ったことがある。行ってみると、そこはモルモン教の教会だった。二度目に誘われたときは、はっきりとモルモン教にはまったく興味が湧かないと言って断った。

こういう時、アメリカ人はサバサバしていて、「OK」と言って理解してくれる。こういうところは、好感がもてる。モルモン教が嫌だったのは、タバコが吸えないからだった。当時、私は一日40本吸うヘビースモーカーだったのだ。


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