孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

変わる近所付き合い

2015年02月14日 | 日記
私が住んでいる田舎でも、近所づきあいの形は昔と比べて激変しています。今では、年一回あった区民運動会もなくなったし、近所の人が集まって決め事などを話し合う、「寄合」もほぼなくなりつつあります。

別に誰のせいではなくて、社会の変化と共に変わってきたものだと思います。風景は農村でも、農業に従事している人は、平均年齢が多分65歳以上だと思います。しかも、ほとんどの農家は後継者がいません。若者は、勤めに出て、しかも三交代勤務だったりすれば、夜家にいるとは限りません。製造業は多くが独自のカレンダーで勤務日程が組まれ、祝祭日は休みではありません。

20年ほど前までは、結婚式があれば近所の人を披露宴に招待したものです。しかし、今は知らないうちに跡取りが嫁をもらっていたりして、驚くことがあります。葬式のときは、近所の人がすべてを面倒見てくれるので、当事者は何もすることはありませんでした。今は葬儀社に依頼すれば、お金はかかりますが、すべてを仕切ってくれます。近所の人はお手伝いに出ても、只ぶらぶらして、おしゃべりしているだけです。そのうち、この習慣もなくなることでしょう。

昔のしきたりが変わっていくのは寂しい気もしますが、わずらわしい付き合いが減っていくのは気楽でもあります。無理に昔のやり方を墨守するのも考え物だと思います。散歩ですれ違いざまに、老人からあれこれ興味本位で詮索されるのは、あまり良い気分はしないものですしネ・・・。


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