孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

アナウンサーのアイドル化

2018年09月17日 | マスゴミ関連
40歳のアイドル歌手、安室奈美恵の引退ライブのニュースで大騒ぎのようだ。

私は、彼女が沖縄サミットで各国首脳の前で歌ったときの場面がニュースで流れ、その時の各国首脳の表情が、何となくドン引きだったのを、はっきり覚えている。「なんとなく、場違いの演出だなあ・・・」というのが私の印象だった。

以来、彼女をテレビで見るたびに、『場違いの歌手』というイメージが脳裏に浮かぶようになっている。


そもそも、アイドルとはどういう意味なのか。

Wikipedia によると、次のように解説されていた。


【アイドルとは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を意味する英語(idol)に由来し、文化に応じて様々に定義される語である。

日本の芸能界における「アイドル」とは、成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物を指す。】


芸能界に限らず、スポーツ界でも食品業界でも、予備校でも、客や読者や視聴者の耳目
をつなぎ止め、それを利益に反映させるには、アイドルを誕生させ定着させるのが手っ取り早い方法なのだろう。

プロ野球の観客数を増やし、テレビ中継の視聴率を上げ、関連用品の売上げを増すのは、アイドル存在は欠かせないわけだ。

そう考えると、高校野球で注目選手をチヤホヤ扱って、アイドル化するのに熱心になっている現状が理解しやすい。

テレビの「コメンテーター」もアイドル化されると、もう引っ張りだこになって、本を書けば飛ぶように売れるし、何でもかんでもコメントを求められて、本人も自分が崇拝され、あこがれとなっていることにまんざらでもなくなっていくらしい。

そんな折、池上彰氏に関する大変不名誉なスキャンダルが、ネットを騒がせている。

『池上彰』『パクリ疑惑』『ヤラセ疑惑』などで検索すれば、スパッと現れるホットな話題である。

端折って言うと、八幡教授が、「池上彰の番組から取材があって散々時間を取らされた後、池上の番組の方針で、“番組では八幡氏の意見ではなく池上の意見として紹介しますがご了解いただけるでしょうか”と言われた」と暴露したのが発端だったらしい。

  池上彰のそうだったのか。

すると、それは私も経験して非常に怒りを覚えた。実は私も同じことを・・・と次々に体験者が暴露し始めて、池上彰の偶像が音を立てて崩れていったわけだ。

ネットでは、この現象を『いけがMeeToo』と呼ぶそうだ(笑)。

私はこの池上彰という方を昔から胡散臭く思っていたので、単に「ああ、やっぱりね。」と思っただけだった。

というのは、書店にいくと分るが、この方の本がいくつも平積みされていて、立ち読みすると、その中身の薄っぺらさにウンザリしていたからだ。

あの方は、元NHK職員で週刊こどもニュースという番組で、時事ネタを子供向けに解説するお父さん役で、出演していた。

 世論誘導番組??

その頃は、私はNHKに対して特別な感情を抱いていなかったが、もしかすると巧みなレトリックと嘘解説で、子供たちを洗脳していたのかもしれない。

この池上以前にも、NHKには今から40年位前に、鈴木健二というアイドルアナウンサーを生み出していた。教養溢れる物知りアナウンサーというイメージ造りをしていたと思う。

 NHKの偶像アナ?

当時私は20~30代の頃で、彼の担当していた「歴史への招待」とか「クイズ面白ゼミナール」という番組を家族で観ていた記憶がある。

そして、鈴木健二の読書ぶりを紹介すべく、彼の職場の机の上が本だらけであることを写していた。机の上に積まれた様々な本は、おそらく数百冊はあったろう。

こうやって鈴木健二の教養は育まれているのです・・と言いたげなレポートであった。

  問われる歴史観


当時も、私は何の疑念も抱かず番組を観ていたのだが、たとえば歴史物大河ドラマの脚本なども、いわゆる左翼系の脚本家が手掛けるのと、そうではない脚本家が手掛けるのでは、番組から受ける歴史観がまるで変ってくるそうだ。

そして、NHKの大河ドラマでは、どちらかというと左翼史観に偏ったものが大半であるようだ。人気役者を起用して視聴率を上げ、巧みに世論を自分たちの思惑通りに誘導している。

2009年放送のNHKスペシャル「ジャパンデビュー」のようなとんでもない嘘だらけの偏向番組を垂れ流すテレビ局の出身だというだけで、池上彰の本性は透けて見えると思うのだが・・・。

天網恢恢、疎にして漏らさず

お天道様はお見通し、でした。




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