気分転換

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台湾で初めて孫の運動会を見学

2023年11月27日 | 台湾

台湾に行く数日前、近所に住む娘の30年前小5の時の元担任に会いました。

運動会を見に行く話をしたら「台湾でも運動会があるんですね~」

「統治時代の日本からの影響なのでしょうね」って。

世界的に見たら日本のような運動会は行われていないようですね。

もっとラフなスポーツイベントのような物はあるようですが・・・

日本と台湾と韓国は統治時代から始まった風習として根付いているようです。

日本の運動会は入場行進や騎馬戦など軍事的要素の名残を残していると
書かれていましたが、最近の運動会は子供が卒業してから見ていないので
どのようになっているのかは分かりません。

 

台湾の運動会は日本と似ていました。

但し入場門や退場門はありませんでした。

父兄の場所取りなども無く周りで立ったまま見学・応援する感じです。

近年周りにマンションが立ち並ぶようになり若い家族が増えてきた場所です。

全校生徒700人位で活気がありました。

音響も大きく賑やかに盛り上げます。

日本だったら騒音で近所から苦情が出るかもと思いました。

テントもカラフル。

貰ったプログラムは・・・ 漢字ばっかり。

孫の出る競技をチェック。

カラフルと言えば女子のショッキングピンクのジャージは華やかです。

日本では見ない色のジャージですよね。

最初の開会までが長くて子供たちが可哀そう。

政治色ありで県知事さんや私にはよく分からない議員さんの話が
やたら長い・・・

PTA会長さんや校長先生も話が長い・・・

流暢にしゃべりまくるので慣れているのか台湾の方は話好きなのかも。
緊張の様子は微塵もありません。

 

全校生徒が並びました。

何故か女子が前。

これは6年生の上の孫がいる所。

頭に着けているのは交通標識。

今年のテーマは「交通安全」

昨今、台湾では悲しい交通事故のニュースが多く、ネットでは
台湾の交通マナーが悪いと取り上げられている事から台湾全体で
交通安全が叫ばれ対策が行われ始めたのだそうです。

今までは「車優先」のような感じで道路を渡るのも怖かったのですが
今回は交通規則が改められ「人優先」になってきました。

横断歩道も車が徐行や停まってくれて(日本では当たり前ですが)
交通マナーが良くなった事を感じました。

 

低学年の下の孫、2年生はまだ可愛いです。

まだみんなマスクを着けていました。

全体のダンスとボールを受け取って走るような競技は日本と同じ様ですね

 

男の子は似ているのでどこに居るのか見つからない。

 

夫は上の孫と親子競技にも参加して運動会を楽しみましたが写真は失敗。

ところが後から娘のママ友から知らない内に撮られた写真や動画が
ラインで何枚も送られてきたのにはびっくりしました。

どんどんプログラムは進み午前で終了。

閉会式も賑やかに。

楽しむ運動会の様で順位や勝ち負けにはあまりこだわりません。

徒競走も旗を持って順位順に並ぶもありません。

前の組が走り終えない内にどんどん次が走り、
走り終えたら自分のテントに帰っていきます。

ダンスは練習したようですがその他の競技は
殆ど練習が無くても出来るようなのになっています。

でもやはり盛り上がったのはリレーでした。

子供たちは国が違えどみんな可愛いですね。

 

並んだ時に目についたのが眼鏡の子、
そして日本では見かけないサングラスの子が多い事でした。

娘曰く、「最近台湾では目の検査を良くすようになっているので
視力などの低下が見つかりやすくなってきた。」との事。

やはり勉強熱心な台湾ですが、ゲームなどの影響もあるのでしょう。

サングラスの子は紫外線予防をしている子なのだそうです。

 

台湾の小学校は父兄の毎日送り迎えが基本なので門の所までは行きますが
校内に入れるのはこの運動会と保護者会の時だけなのだそうです。

授業参観も無いそうです。

なのでせっかくの機会、校内を見学してきました。

台湾は宗教施設と学校は何処も立派な建物が多いと感じます。

中庭を挟んで裏が教室棟です。

低学年が上の階、高学年は下の階です。

ベランダでは植物が沢山育てられていて緑が多いのがいいです。

中庭は薬草園になっていてこの学校では子供たちが薬草についても勉強しています。

下の子のクラスにあった時間割にも週に1回薬草を学ぶ時間がありました。

火曜の4時間目に「薬草課程」と書かれています。

1,2年生は午前で終わるそうなので日本より帰宅時間が早く
年間の事業時間が少ないようです。

下の孫の2年生のクラスを覗いてみます。

運動会の昼食、お土産のランチボックスが置かれ
教室は広々、整理整頓されていました。

1組・2組・・・では無くて

甲、乙、丙、丁です。孫は丁組。

 

上の孫は六年乙組

教室の前に見えた丸いベランダ?バルコニー?の様な場所は全部手洗い場になっていました。
何処の国でもコロナ禍、手洗いは重要視されたのだと感じました。

 

そして台湾は水道水は飲めないので毎日自宅から水筒持参です。

無くなると所々に置いてある給水機から水を補給できるのだそうです。

お湯と水が出るので温度に注意と書かれていました。

 

運動会や孫の通う小学校を楽しく興味深く見学してきました。

日本と違いは多々ありますが親が子を思う気持ちや
学ぶ事は同じです。


台湾の教育熱はだいぶ激しくなってきているようですが

この子供たちが無事に平和な時代を過ごせる事を祈るばかりです。



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