まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨の日は溜ったよどみを切り離す

2021年06月04日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で、終日雨が降っていた。気温は21度から21.5度、湿度は92%から84%、風は5mから1mの西の風が少しばかり。明日の5日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 98/62/78 36.4c-97% 65.2Kg 24.0c-62%-1002hPa 体調に変化はない。

 

 大雨だ、雷だと天気予報が言うていたので、全ての雨戸を閉めて戸締まりをして寝たのだけれど、全くのシトシト雨で拍子抜け。で、明日にはもう晴れるみたいだ。いやいや、文句を言うている訳ではない。あくまで個人的な感想である。

 

 今日は金曜日で奥方がお休みとあって、出掛ける場所も目的もない。そこで、どうでもいいと言えばどうでもいいが、いつかはやらないといけないと棚の奥に投げ込んであったお仕事を引っ張り出してきた。

 

 例の観光ガイドの件である。この観光ガイドのチームの総会というものが5月上旬に行われて新年度になるのだが、昨年に続いて今年も郵送による総会になった。そこで、新たに三名の方が私たちの班に入ってくれることになったらしい。

 

 その三名にプラスして、昨年に入会はしたけれど参加していなかった三名を含めて、全員に昨年の活動報告やら今年の目標やらを整理して送ることにした。都合12名分である。

 

 それに加えて、意向調査もお願いすることにした。ガイドはしたいけれど、平日はダメよという方もいるだろうし、毎月の勉強会には参加できないという人もいるだろうし。

 

 その資料を送る宛名カードも用意しておいた。こんな作業は普段にはやりたくないお仕事。それを雨の日ということで片付けてみた。

 

 おかげで、またまた、プリンターの大活躍の日になった。

 

 夕方になると、少し落ち着いてきたかなぁと思うほどに明るくなってきた。もう、雨はあがるのだろうか。

 

 今日のお昼は富山県の氷見うどんの細麺をゆがいてくれた。富山県氷見市周辺で作られている郷土料理氷見うどんは、藩政時代は前田家に献上されていた輪島そうめんをルーツに持ち、250年以上の歴史を持ち、「日本三大手延べうどん」の一つとされているらしい。一般にうどんの製法は、讃岐うどんに代表される「手打ち」と、稲庭うどんに代表される「手延べ」があるが、氷見うどんは、手延べでありながら、手打ちの手法も取り入れた特殊な製法で作られている。

 

 また、手延べ製法では、生地を引き延ばす際に、麺が切れないよう油を塗布することが多いのだが、氷見うどんは油を使わずに伸ばしている。これにより、熟成されたうどんの旨みだけが十分に引き出され、細麺ながら、手打ちのような強いコシと粘り、モチモチの弾力を持ちつつ、手延べ本来のツルツルとした喉ごしと歯ごたえを楽しむことができるというもの。最近は、この氷見うどんがすっかりとお気に入りになった我が家であった。

 

 今日の掲示板はこれ。「酒が人をアカンようにするのではなく、その人が元々アカン人だということを酒が暴く」というもの。いつものように、どこの誰の言葉かはわからない。どこかの酒屋さんに張ってあった言葉らしい。これを科学的に検証した人があるが、その詳細については触れない。酔う前と酔っ払った状態でこうした道徳問題に対する行動に変化が起こるかどうか?という部分を調査してみた。その結果、道徳的な考えによって左右されると考えられる行動には、酔った場合でも変化が現れなかったというのである。酔った勢いで、太った男性を線路に叩き落とすとか、酔うと行動をためらうというような変化はなく、お酒を飲んで酔っ払っていても道徳的な判断に影響はなかったらしい。こうした研究の成果は、アルコールが性格や人格を変えるという信仰が誤りである可能性を示している。酔って暴力を振るうなどの不道徳な行動は、お酒の影響で現れるわけではなく、もともとその人の道徳観がその程度であったということを明らかにしているに過ぎないのだという。以前ネット上で「酒が人をアカンようにするのではなく、その人が元々、アカン人だということを酒が暴く」という文言が流行ったことがあったが、どうやらこれは科学的に正しいことを言っていたらしい。お酒を飲んでセクハラする人も、そこら辺で平気で吐く人も、それはお酒のせいではなく、元々そういう道徳観の人だったということなのだ。こうした研究成果への認知が進んでいけば、悪いことをしてもお酒を理由にはできなくなるかもしれなくなるかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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