まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨空に 山は寝込んでばかりいる

2014年06月18日 | 時にはぼぉっ~とする時

丸亀市地方は低気圧の影響で、雨が降っている。気温は18度から22度、湿度は94%から72%。風は4mから2mの北の風が少し。明日の19日は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

  

 明日、明後日は天気も回復しそうなので、島の家の草刈りと浄化槽回りに除草剤をまく作業をやりたいと考えて、9時過ぎに我が家を出た。今日は小雨が降っているが、移動日だから雨でも大丈夫と出発をした。

 

 途中、香川県立図書館に寄って、数冊の本を返却して、新たに三冊の本を借りて出た。このわずかな時間の読み違えが少しばかり失敗した。丸亀港発の11時10分の高速艇にわずかの差で乗り遅れてしまったのだ。

 

 次は・・・14時10分まで船は出ない。およそ3時間待ちだが、仕方がない。おうどんでも食べるとするか・・とお店を訪ねたら、そのあたり一帯は「水曜日が定休日」。仕方なく、この「麺輝屋」というセルフのお店に入った。ここは年中無休らしい。

 

 16日の検診で「糖尿病の値が急上昇している」と告げられた。昨年の夏は正常値だったのに、秋からぐんぐんと右肩上がり。まだ、正常値の範囲だが、要注意だと云われた。食生活で変わったこと・・・と云えば、うどんを食べなくなって、三食、ご飯を食べるようになったことだけ。だから、たまにはうどんを食べてみようと、昨日からうどんを食べることにした。今日は、「肉ぶっかけうどん小の冷や」で420円は少しばかり高いなぁと思った。

 

 ここは、元有名書店だった場所。だから店内は広い・・・。朝の6時からやってるので、近所のおじいさんたちが、おでんをつまみながらビールを呑んでいたりする。ここだと安上がりでいいな。

 

 そこで、市内をぐるりと走ってみた。ここは本願寺塩屋別院。中仏のスクーリングで何度もお世話になった場所。今日は会合でもあるのか、札幌ナンバーなど県外ナンバーの車が多かった。

 

 13時過ぎに丸亀港まで戻って来た。ここで荷物を下ろして、車は駐車場に預けておく。次の船も高速艇という客船だから、自転車以上は乗せてくれない。過疎と物価高騰の影響で4月から何便かが減らされた。

 

 これは次の次の便になる「しわく丸」というフェリーボート。給油のために待機している。

 

 これが、今回、乗ることになっている高速艇の「ニュービサン」。この航路は「備讃フェリー」という会社が運行している。その「備讃」である。

 

 高速艇は、丸亀港としわく広島の江の浦港を15分で結ぶ。フェリーだと45分だったと思う。

 

 後方、かすかに見える三角の山が「讃岐富士」こと「飯ノ山」。島の自治会長さんとばったりと出会って、「どなんしよんな」、「草刈りに行っきょんやがな・・・」という会話・・・。前回は4月の「おせったい」の日に帰ってきたのだから、4月20日だった。ほぼ2ヶ月ぶりの島帰りになる。

 

 こうして見ると、さほどでもないように見えるが、長さ20Cmほどの草がびっしり。

 

 おせったいの前に草刈りをしたのだから、2ヶ月で草まみれになっている。明日にはこれを刈り払ってしまわねばならない。ま、19日、20日を予定しているので、余裕はたっぷりとある。

 

 千葉の高橋(無邪鬼)さんの作品の「暁光庵」の扁額。もう、20年にもなって深みが出てきたように思う。裏面には珍しい「ひげ名号」が刻まれている。あの日蓮宗の「ひげ題目」を「南無阿弥陀仏」に表現してある。だが、珍しいからと云って、なんでも鑑定団には出せそうにはない。

 

 今日の掲示板はこれ。「樹は光に向かって伸びていく その本能の美しきかな」というもの。とある日めくり法語集からの言葉である。樹木に限らず、植物はみな、光に向かって伸びて行く。それが自然のあるべき姿。

 

 先日に紹介したこのしわく広島にあるヤシの木。基礎台が砂の流出で傾いてきているのに、頭はまっすぐに伸びようとして曲がっている。その向こう側も同じ・・・・。とにかく太陽の方向に向かって伸びて、少しでも多くの光を浴びて光合成をしたい・・・と願っている。それが生物の本能のたくましさ、美しさ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


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