まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

睡蓮の その明るさが ほしい時

2014年06月12日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は20度から26度、湿度は92%から71%。風は2mから4mの北北西の風がゆるやかに吹いていた。明日の13日は、寒気の影響で雲が広がりやすく、未明まで雨の降る所がある見込みらしい。

 

 昨夜は弟と旅談義なんぞをやりながら呑んだもので、今朝は幾分か、頭が頭痛で痛かった(笑)。しかしのかかし、弟もけいこばぁも朝の5時から起き出して犬の散歩やら畑仕事・・・。私は6時過ぎに起きたのだけれど、頭が重たいし、眼が霞んでねぼけまなこ状態の夢うつつ症候群・・・。

 

 今日からは通常モードにシフト・チェンジすべく、高松市林町にある香川県立図書館に行ってきた。先週は「資料整理」ということで休館だったもので、借りていた本を大至急で返却しなければならなくて・・・。確か、期限は昨日までだった筈。

 

 開館10分後はこんなもの。それでも早い人は行列して待っていたのだとか・・・。熱心な方もいるものだ。そういう私もその仲間みたい。

 

 今日は気分を入れ替えて、「讃岐の民衆史」なんぞを読んでみたくなった。ここは「郷土資料」のコーナー。私は歴史学でもなく、民俗学でもなく、一般社会大衆学・・・みたいなものが好みかなぁとは思ったりする。

 

 続いて専門書のコーナーに行ってみる。哲学だの仏教だのというコーナーは閑散としたもの。

 

 それとか・・・昨日の続きの「かくれ念仏」と「かくし念仏」に関するものも・・・。

 

 九州南部は「かくれ念仏」。山の中や、船の上や、地面の下で真宗の教えを守り続けた人たちがいた。私たちは「キリシタン」の弾圧とか殉教というのは歴史の教科書の中で習ったけれど、それと同じように、一向宗・浄土真宗の門徒たちもまた石責めや拷問などで改宗を迫られ、従わない者は処刑されたことは教えられなかった。

 

 一方、親鸞聖人の一子善鸞らの教えの流れを汲む教えは仙台藩や南部藩に伝わり、「隠し念仏」となって根を下ろし、本願寺からも弾圧され、仙台藩からも弾圧されるという二重の苦しみを与えられたという・・・。それが今もなお、残されているというのだから、根深い信仰になっているらしい。興味のある方は以下の動画をご覧あれ。

https://www.youtube.com/watch?v=e_N1WTAskJ8


 

 その中から参考になりそうな部分をスキャナーで読み込んで電子化しておく。画像はスキャナーで、文字は「読んでココ」というアプリを使って、ワード文書にまとめてしまう。

 

 こうしておけば、読みたい時に、調べたいときに開けば読める。ただ、これも手間な作業で、誤変換をなおしたり、変な文字が入っていたりと、一日かかっても、そんなには読み込めない。

 

 ワード文書で40ページも読み込めば、これまた、頭が頭痛で痛くなる(笑)。

 

 弟は朝早くに帰ってしまい、奥方は訪問介護に出掛けてしまい。迷犬ごんの散歩や、洗濯物の取り込みとかお風呂の準備とか・・・夕方になると、全くの日常のパターンに戻ってしまった。

 

 梅雨らしく、夕方からは雨になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「わたしたちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません でも、その一滴の水が集まって大海となるのです」というマザーテレサさんのことば。マザー・テレサはインドの修道女、「死を待つ人々の家」創立者、ノーベル平和賞受賞、(1910~1997)。自分のしていることが、世間から見れば小さいことだからといって、自分の無力さを嘆くことはない。少なくともその分だけは周りに貢献しているのだから。私たちのしていることは大海の一滴(ひとしずく)に過ぎないけれど、私たちがやめてしまったら、確実にその一滴は減ってしまうことだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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