グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

サトキマダラヒカゲ、クロヒカゲ、侵略者アカボシゴマダラなど

2014年05月20日 21時14分46秒 | ぐんま昆虫の森
日曜日に行った「ぐんま昆虫の森」のつづき

キンラン


ヤナギの木に来ていたサトキマダラヒカゲ


クロヒカゲ


ダイミョウセセリ


アカボシゴマダラ

現在、関東地方を中心に見られるアカボシゴマダラは中国原産の外来種。大馬鹿糞野郎が違法に国内に持ち込み、放蝶したものが定着し大増殖。最近では群馬県内でも珍しくない蝶になってしまいました。許しがたい犯罪行為です。

アカボシゴマダラ 国立環境研究所 侵入生物DB


ツチイナゴ







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クモガタヒョウモン

2014年05月19日 20時44分45秒 | ぐんま昆虫の森
昨日の午前中はぐんま昆虫の森


雑木林はすっかり夏景色


林縁に咲いているハルジオンでは、たくさんのクモガタヒョウモンと会うことができました。













豹紋蝶の仲間はよく似ていますが、見分けるポイントは後翅の裏側の模様。

クモガタヒョウモンは後翅の裏側にはっきりとした模様がないのが特徴です。


クモガタヒョウモンは今頃と秋によく見られますが、秋になると翅が傷んだ個体が多くなってしまうので、美形に会うには今頃がベストシーズンです。








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ニホンカワトンボ、アジアイトトンボ

2014年05月18日 20時04分42秒 | 自然観察
週末のマイフィールドで出会ったトンボたちから

ニホンカワトンボ






水生植物のある流れの緩やかな小川などで見られるトンボ。スマートな体型で涼しげな感じがして、初夏の水辺によく似合います。
群馬県内にはニホンカワトンボの他に近縁のアサヒナカワトンボも分布しているようなのですが、私はまだアサヒナカワトンボに出会ったことがありません。外観はそっくりなので、気付かないだけなのかも知れませんけど・・・ (^^;)

翅の縁紋が赤いのがオス、白はメス




翅が無色と橙色のタイプがいます。



アジアイトトンボ


池や湿地、川のよどみなどで極々ふつうに見られる小さなイトトンボ。




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ヤブキリ、シロコブゾウムシ、コミスジ

2014年05月17日 17時52分28秒 | 自然観察
今日もいつものようにマイフィールドに出かけましたが、北寄りの風が強く吹いていたため、早々に撤収 (^^;)

ハルジオンの花にいたヤブキリの幼虫


シロコブゾウムシ

危険を感じると、死んだフリをしてポトリと落下してしまいます。

コミスジ




モンシロチョウ


シジュウカラ

もう雑木林での鳥見はキツイな・・・


農業用水路の周りではコイツら↓の数が目立つようになってきました

蛙が苦手な私は、これからの時期、湿った場所に足を踏み入れるときは、とっても緊張します。一番イヤなのは、アマガエルがオタマジャクシから子蛙に変態する時期。田んぼの周りに小さなアマガエルがうじゃうじゃいて、足がすくんでしまいます(恥ずかしながらホントの話です



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田んぼの生きものたち ナマズ (農文協)

2014年05月15日 20時43分39秒 | 
田んぼの生きものたち ナマズ  著者:前畑政善 出版社:農山漁村文化協会(農文協)


目次
1  夜、ナマズが水路をのぼってきた!
2  ジャンプして田んぼに入るナマズ
3  メスをめぐって争うオス
4  オスがメスに巻きついて産卵
5  巻きつき産卵する体のしくみ
6  田んぼに入って産卵する魚たち
7  田んぼでふ化するナマズの卵
8  田んぼにわきでる動物プランクトン
9  ナマズの子をおびやかす天敵と中干し
10 ふるさとに帰るナマズの子
11 ナマズのすぐれた感覚器官
12 ビワコオオナマズとイワトコナマズ
13 ビワコオオナマズの産卵
14 ビワコオオナマズのふ化と成長
15 イワトコナマズの産卵と成長
16 ナマズの仲間が急減している
17 世界のナマズ
18 ナマズは神の使い
19 庶民の願いを描いた鯰絵
20 ナマズ料理はおいしい
21 ナマズ養殖で地域おこし
22 魚のゆりかご水田プロジェクト

<資料編>
1 なぜナマズは田んぼにやってくるのか?
2 なぜ巻きつき産卵するのか、なぜ卵をばらまくのか
3 なぜメスのほうが大きく、多いのか
4 おもしろいナマズ釣り
5 ナマズの飼育法


出版社の農文協のHPでは、「児童書・絵本」のコーナーで紹介されていますが、内容はけっこう濃くて、大人が読んでも満足できると思います。身近な自然に関心のある人にオススメです。


ユニークな姿のナマズは子供にも大人にも人気があります。田んぼの生き物調査などでナマズが採れるとみんなの注目の的ですね。






信仰の対象にも

雷電神社(板倉町)の「なまずさん」

そして、たべても美味しい (^^)

ナマズの天丼


ナマズは誰でも知っている身近な魚ですが、農業用水路の改修などで生息環境が悪化し、最近ではあまり見られなくなってしまった場所も少なくありません。ナマズたちの将来が心配・・・。



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OLYMPUS OM-D E-M5

2014年05月13日 21時31分37秒 | 自然観察
週末のお散歩自然観察に新たな戦力が加入しました。

OLYMPUS OM-D E-M5


2012年3月発売。発売当初はとても私の手の届く存在ではありませんでしたが、2年経過してモデル末期となり、価格がだいぶ下がったので3月末に入手しました。



使い始めてまだ1ヶ月少々なので、十分には使いこなせていませんが、画質の良さは評判どおりだなと感じています。
現在は主にキットレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ と LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 を使っています。



今、一番欲しいレンズは、M.ZUIKOの60mm Macro なんですけど、先立つものが・・・。
今年の虫シーズンは 12-50mmのマクロモードで我慢しましょう (^^;)


OLYMPUS OM-D E-M5



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週末虫見 トラフシジミ、ウスバシロチョウ、ニホンカワトンボ、エサキモンキツノカメムシなど

2014年05月11日 20時22分41秒 | 自然観察
この土日は気温も上がり、景色も春から初夏という感じになってきました。






週末虫見散歩で出会った虫たち
トラフシジミ


尾状突起がカワイイね。


ウスバシロチョウ




キタキチョウ


ニホンカワトンボ






エサキモンキツノカメムシ


イチモンジカメノコハムシ

カメノコハムシの仲間はなんで体の周縁部が透明なんだろう?



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今日のキビタキ

2014年05月10日 20時38分34秒 | バードウォッチング
今日の前橋は、最高気温は23.4℃まで上がりましたが、北西の風がやや強かったので、ちょっと涼しく感じた一日でした。

今日もいつものようにマイフィールド2カ所で夏鳥探し。
雑木林は葉が繁って薄暗くなり、鳥の声がしても姿を見つけるのがなかなか大変です。
キビタキ、エゾムシクイ、センダイムシクイなどの声を聞きましたが、結局、姿が見られたのはキビタキのみ (^^;)
キビタキ




元気に囀っていました。











雑木林のいつものメンバー
シジュウカラ


コゲラ



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今日は月がきれいです。




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カラスアゲハ、ダイミョウセセリ、シオヤトンボなど

2014年05月09日 21時54分34秒 | ぐんま昆虫の森
5月4日に、『ぐんま昆虫の森』のフィールドで出会った虫たちのつづき。

ヤマツツジに吸蜜に訪れたカラスアゲハ


ダイミョウセセリ




コチャバネセセリ


ツマグロヒョウモン




シオヤトンボ








おまけは今宵の月

今日の前橋は午後から天気が不安定でした。現在もやや強い風が吹いています。
明日も早朝鳥見に行く予定ですが、夏鳥たちに会えるかなぁ・・・



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ウスバシロチョウ スフラギス

2014年05月08日 21時11分03秒 | ぐんま昆虫の森
『ぐんま昆虫の森』のフィールドで、ウスバシロチョウたちと戯れていた時のこと・・・


ちょっと変わった感じのする個体を見つけました。
腹の先に何かが付いています。

これは、話には聞いていたけど、まだ見たことがなかった「スフラギス」というもののようです。

スフラギスは、オスが交尾後に相手のメスの腹部に着ける「栓」で、メスが他のオスと交尾するのを妨害する役目があります。


昆虫は、一番最後に交尾したオスの精子を受精に使うので、オスは交尾した相手が産卵するまで、他のオスから守ることには大きな意味があります。
例えば、トンボでは連結したまま産卵したり、産卵中のメスを近くで見張ったり。ノコギリクワガタはメスを抱きかかえるようにして守っている姿をよく見かけますね。

ナツアカネの産卵(2013年10月 前橋市)


メスを守るノコギリクワガタのオス(2013年7月 前橋市)







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