GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

野菜は洗うのか

2008年07月28日 09時19分55秒 | 徒然なるままに
すげ~テーマで昨日の夕方12チャンネルの「トコトンハテナ」でやっていた。

27時間テレビのガチャガチャ感からも逃げたかったのと、ちょうど大ッ嫌いな「サ○゛エさん」の時間と言う事もあって日曜の夕方この番組を見ている事も多い。
で、洗うでしょ♪農薬云々では無くって土やほこりが付いていそうな物はとか言いながら見ていたけれど、日本の農家がいかに気を使って農薬や殺虫剤を使用しているのかが解りやすく説明されていて面白かった。何よりも今農薬使わないとか少ししか使わないと言うのを売りにする事がエライとされるようなご時世に、きちんとどうやって使っているかを説明してくれた農家の人はエライ!

使用量や希釈度、実際の混ぜ方もちゃんと説明されていて何よりも異常なまでに細かく設定されたこの野菜にはどの農薬という決め事、例えばネギのための薬が隣に植えてある他の野菜にかからないような細心の注意、実際にネギ用の農薬が他の野菜にうっかりかかってそれが検査で見つかってしまうと数百万から億単位の罰金があるとか!かなりビックリした。あれじゃ、よく皮肉で言う「無農薬とか言っても隣で農薬をまいたら薬がかかってしまう云々」というのもかなりあり得ない話に近いじゃない!!

そして何よりも昔で言う「連座制」が生きている事の驚き、当然出荷の段階で農協単位になるのだろうけれど複数の農家から出された野菜の中から一軒でも問題のある野菜が発見されたらそのロット全て、他の農家の物まで出荷停止になって仕舞うというのにはかなり驚いたし、この連座制があるおかげで日本の野菜って安心なんだなぁと実感したわけだ。

で、農薬も収穫・出荷の前、かなりな日数から薬品の使用を停めて残留農薬を減らすんだとか。普通のスーパーで買ってきた野菜を軽く洗った物と洗わなかった物の両方を検査機関に出して調べたらどちらからも「マッタク」と言って良いほど検査対象の薬品は発見されなかった!これにも驚き。

ただ、流通の方でほんの少し黒い染みが表面に、それも例えば人参の皮の部分にほくろ程度のシミが有るだけで一般の市場には出てこないとかそう言った事の問題の方は気になったが、まぁ、価格の安定の為に農家も勿体ないと思いながら仕方ないという事もあるんだろうな。

最近の問題になっている輸入農産物(魚類や肉類も含めて)も同じようなだけの管理検査が出来るのかなぁ……出来ていないから問題が起こっているんだよね。WTOの交渉でも関税引き下げは必至な感じだしこれから輸入野菜が更に入ってくると頑張って安全な物を作ろうとしている日本の農家は厳しいよね……、いわゆる自然食品・低農薬食品に限らず日本のお百姓さんは「安全」のためにこんなに頑張っているって番組もっとやってくれ~。

ちなみに、この「トコトンハテナ」にもよく出てくる消費者問題研究所の垣田達哉さんて結構好き♪(いつも声が枯れている所も好き、あはは)

で、注意事項

農薬に異常に詳しい本職の方からの「本当に専門的」な突っ込みは禁止
あくまで、一般人がTVから得た通りすがりの情報に対する感想だからねそこんとこヨロシク
コメント (4)
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