昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

今日は午後から「パインレイクかわせみ」へ “70cmスーパーレインボー”

2010-12-23 21:37:00 | フライフィッシング
今日は、午後券での釣りを楽しもうと「パインレイク」に出掛けることにしました。

家を午前10時過ぎに出て「調布IC」から中央高速へと入ります。
途中の渋滞も無く、至ってスムーズですが“もの凄い横風”。
12時前には「パインレイク」に到着できそうですが、コンディションが少々不安になります。


※「都留IC」手前から見た“富士山” 天気も良く綺麗な眺めですね。

午前11時45分。「パインレイク」に到着。


早速、ガイド兼管理人さんに今日のコンディションを聞くと、「今日は魚が底にベッタリ着いていて、シンキングラインのベタ底ズル引き」しかないとのこと。

「未だ釣れていないお客さんもいらっしゃるし、風も強くて結構タフな状況ですよ!」ってな厳し~いコメント。 決してキャスティングが上手くない私としては“なんかヤバそうな感じ”です!

早速準備をしていると、本当に“凄い風”でフライには厳しい状況。

いつも「パインレイク」では“ドライオンリー”で攻めていたため、「タイプⅡ」ラインを家においてきてしまった私は、仕方なく「インタメ」に“マラブー”をセット。

何となく気に入っている「水車前」のポイントに入ります。


いよいよ実釣開始。
キャストを繰り返すこと約30分。 釣れないどころか“アタリ”すらありません。

そこで、ウエイトを多めに巻いた「ウーリーバガー」に交換し、カウントダウンを多めにとってみます。
時折針に掛かる「ゴミ」を外しながら、根掛かり覚悟で底付近を引っ張ってくると“ズシッ”と重い手応え。
根掛かりのような感じでしたが、一応アワセてみると、何かが動いているような変な感触。
針に引っ掛かった木の枝を回収している様な“ただ重いだけの感覚”ですが、微かに動いています。
「お~魚だっ!」
水面に顔を出してからは、右に左に走りだし、やっと“魚とのファイト”を楽しんでいる感覚に!

上がってきた魚は52cmほどの「ロックトラウト」でした。

※ロックトラウトは人工的に「ニジマスとイワナ」を交配させてつくり上げた“ハイブリッドトラウト”。 一見して「ニジマス」にそっくりですが、背中に虫食い模様があるのが特徴。

釣り始めた時は、周りで釣れている人もいないし、ボウズ覚悟でしたが、本当にうれしい一匹です。
正直ホッとしました!

その後、連ちゃんで「ロックトラウト」がヒット!


45cmほどのサイズですが、サイズはともかく、この渋い状況の中、よくぞ出てきてくれました!


「これはパターンを掴んだか…?」と思いきや、その後30分アタリなし。

いったんクラブハウスに戻り、やさしい管理人さんが焼いてくれた「トースト」と「チャイ」をご馳走になり、暫く“まったり”とさせていただきました。
こんな癒しの時間が「パインレイク」のいいところでもあります。

15分ほど休憩し、再び釣りに戻ることに…
今度は禁断の「トラウトガム」を試してみます。
さすがの「トラウトガム」もここでは通用しないか…と思ったその時、今日一番の“ググン”といういいアタリ!

久しぶりのヒットだけに、ゆっくりファイトを楽しませてもらいました。


まるまる太った50cmちょっとの「レインボー」。 美しいパーフェクトな個体です。


午後4時。 風も強まり、だいぶ寒くなってきたので、管理棟前のポイントへ移動し、ダメだったらあがることにします。
キャストを繰り返すも「アタリ」は無く、もう少ししたら帰ろうかなぁ…と思いながら、半ば集中力を欠きながらラインを引いていると“ド~ン”という強いアタリ!

中々魚が浮いてきません!
下へ下へとラインを出していき、ドラグが唸ります。ファイトすること約10分。
やっとのことで、ランディングするもネットが小さくて魚が納まりません。
何とか、体を二つに折るようにして下からすくい上げ、無事ランディングに成功。

管理棟の目の前だったため、管理人さんに計測していただくと、ジャスト70cm。


70cmにしてこのパーフェクトな尾ビレ!
そりゃ良く引くわけです。


この魚を最後に午後5時。今日は納竿とします。
数こそ、沢山釣りあげることは出来ませんでしたが、このコンディションにしては充分の釣果です。

魚のコンディションといい、管理人さんの人柄といい、パインレイクは最高ですね!

ところで今日は祝日。午後5時30分頃に中央高速大月ICを通過しますが「調布IC」まで渋滞ゼロ。
実に珍しいことです!
今日は、皆さん家族サービスで“クリスマスプレゼント”を買いに、街に出ているのかなぁ…?