昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

90mmに迫る、超特大「アンタエウス オオクワガタ」

2017-05-10 19:09:43 | 昆虫飼育
いよいよ夏が近づいてきました。
我が家の虫達もゴソゴソと活動を開始しています。

今日は、我が家のペット「アンタエウス オオクワガタ」を紹介します。

世界に生息する「オオクワガタ」の仲間の中で、最も重量感があり迫力満点の本種。
長さでは「グランディス オオクワガタ」に劣るものの、太さでは負けていません。

生息地はインド、ネパール、ブータン、ミャンマー、中国、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島など広く分布しています。



他のオオクワガタよりも光沢感が強く、太い大顎に幅広く分厚い体。
とくかく格好いい。


この個体は、90mmに迫る超大型。
まさに我が家のヌシです!

我が家に「オオクワガタ」がやって来た!

2016-11-27 16:27:10 | 昆虫飼育
我が家に10年ぶりに「オオクワガタ」がやって来ました。



その当時は、ブリードにハマっていましたが、一緒に楽しんでいた息子が成長するにつれて虫離れをし、私も少しずつフェードアウトしてしまいました。

それでも私の場合、一度ハマってしまったモノは、何かのきっかけで復活することが良くあります。

そんなこんなで、再び「オオクワガタ」が欲しくなってしまいました。

10年前にブリードで出した最高サイズは79mm。
当時目指していた80mmには1mm届かずでした。

わが家にやって来たのは“8cm台中盤”の巨大な奴。


今は、凄いですね〜
当時からすれば天文学的な大きさです。

綺麗ですね「タマムシ」

2016-06-20 21:54:42 | 昆虫飼育
真夏の虫「タマムシ」。

日本にも、こんなに綺麗な虫がいましたね!

オーストラリアに生息する「ニジイロクワガタ」や「パプアキンイロクワガタ」にも負けないくらいの美しさを誇る「タマムシ」。

日本には、なんと200種類もの仲間がいるそうですが、みんなが「タマムシ」と呼んでいるのは、本種の「ヤマトタマムシ」。


カブトムシやクワガタの影に隠れていますが、本当に魅力的な昆虫ですね!

カブトムシの幼虫が脱皮し蛹へ

2016-05-30 18:03:05 | 昆虫飼育
多摩六都科学館で飼育しているカブトムシの幼虫が脱皮し、蛹へと変態しています。

蛹から羽化するカブトムシは何度も見たことがありますが、幼中から蛹への変態の様子を見るのは久しぶりです。


後ろ足の付近に幼中の頭の部分の抜け殻が見えます。


あの長細い幼中から角が出てくるのですから、なんとも不思議な光景です!

オオクワガタ雌雄モザイク型 生前写真

2013-08-04 17:48:28 | 昆虫飼育
数年前に記事にした「オオクワガタ」の雌雄モザイク型。

現在「2.2倍スケール『オオクワガタ』の模型」を制作していることもあって、改めて「オオクワガタ」の写真と標本をみて観察しています。

以前、我が家で「オオクワガタ」の雌雄モザイク型を2年ほど飼育していました。
数年前に、その個体の記事をブログに掲載したのですが、今でも当時のページを閲覧してくれる方が毎日いらっしゃることもあり、生前の写真を何枚か紹介したいと思います。

「雌雄モザイク型」って何?
あまり関心の無い方には馴染みの無い言葉だと思いますが、オスとメスの両方の特徴を持った突然変異個体で、一説には1万匹に1匹の割合で現れるとも言われています。

上の写真で見ての通り、右半身がオスで、左半身がメスという珍しい個体です。

下の写真で翅の特徴も良くわかると思います。

オス側の“ツルン”とした翅。


そして、反対のメス側の縦にスジが入った翅。


実際に、脚の長さや触覚の長さも左右で異なり、当然メス側が短いのです。


「カブトムシ」にも同様の突然変異個体が現れますが、「カブトムシ」には様々なタイプが存在するようです。
左右に分かれたタイプだと、メス側に引っ張られる様に角が曲がったり、上下で分かれたタイプだと頭がオスなのに背中にメスの特長である細かい毛が生えているなど…

天然個体のほかに、ペットショップやホームセンター、お祭りなどで販売している個体を含め、圧倒的に個体数の多いカブトムシの場合、もしかすると自宅で飼育している「カブトムシ」の中に雌雄モザイク型がいる可能性もありますね!

飼育中の蛹時に角が曲がってしまったものや、角が小さな小型のものなど、様々なカブトムシの個体変化に比較的見慣れているだけに「変なのがいる」なんて、意外と見過ごしているのかもしれません。

学校や自宅などで飼育している「カブトムシ」を是非チェックしてみてください。

JR中野駅近く「むし社」のセール 7月23日(火)まで!

2013-07-22 07:25:12 | 昆虫飼育
昆虫ショップといえば中野の「むし社」。
JR中野駅南口から徒歩1分?と、会社帰りにもとっても便利な場所にあります。

現在、年4回あるセールの真っ最中!

JR中野駅の新宿寄りのホームに立つと、立川方面を背にして右側に「ドトールコーヒー」が見えると思います。
このマンションの2階に「むし社」が入っています。
一見して店舗が入っている雰囲気はありませんが、階段を上ると正面に入り口が見えます。


私が、魚の剥製展示でお世話になっている「多摩六都科学館」で開催中の「ロクト大昆虫展」の販売ブースで「むし社」のI氏に久しぶりにお会いし、こりゃ宣伝しておかなきゃ!と…

もちろん飼育用品も全て揃いますので、夏休みに、お子様と一緒に飼育してみてはいかがでしょうか?


詳しくは「むし社」のホームページでご確認ください。
むし社ホームページはこちらから

あらっ・・・? 「カブトムシ」が羽化してました!

2012-06-08 00:16:46 | 昆虫飼育
我が家で飼育している「カブトムシ」。

そろそろ蛹かなぁ…なんて思いながら、マットを交換してあげようとケースを開けてみると、なにやら土がモゾモゾと動いています。

もしかして…と土の中を探ってみると、ゴールデンウィークまで幼虫だった7匹とも成虫になっていました。


例年よりも約一カ月早い感じ… 我が家は、早くも夏モードです。

カブトムシの幼虫 マット交換

2012-01-28 16:55:40 | 昆虫飼育
今日は我が家で飼育している「カブトムシ」の幼虫の話題です。

週末、幼虫飼育マットの交換をしてあげました。
2ケ月ぶりに飼育ケースを覗きこむと、やっぱりマットが糞でいっぱいになっています。

この“コロコロ”しているのは全てカブトムシの幼虫の糞です。

早速、ランバージャックで購入した「カブトムシ幼虫飼育用マット」に交換してあげることに…

作業するまで気が付きませんでしたが、クワガタの幼虫飼育菌糸ビンでも有名な「G-Pot」などを製造している“フォーテック”さんのマットでした。 ブランド品じゃん!大きくなれよ…!

一旦、幼虫とマットを容器から全て取り出し、新しいマットを60%位敷きつめ、軽く固めていきます。


急な環境の変化は幼虫達にストレスを与えてしまうため、新しく敷きつめたマットの上に、今まで過ごしていた“糞の混ざった古いマット”を軽く敷いてあげます。


あとは幼虫をマットの上に置いてあげるだけ。
こうして、元気に潜って行くのを見届けたら終了です。

尚、中々潜って行かずにマットの上で暴れているようでしたら、古いマットを多めに入れてあげれば次第に馴染んでいくと思います。

今年飼育しているのは7匹だけですが、昨年までは何十匹~百匹近くを飼育していました。
その際は衣装ケースを使用し、ホームセンターなどで販売している“完全有機性発酵済み堆肥”を飼育マットにしていました。
20Lで350円程度で購入出来ますから、大量に飼育している方は、こちらもお勧めです。

注)未発酵のマットを購入した場合は、開封して水分などを含むと熱を発して発酵しますので、充分発酵させてから幼虫を入れる様に気を付けてください。

オオクワガタの飼育もここまできたか!

2011-11-05 17:12:42 | 昆虫飼育
久しぶりに小金井にある昆虫ショップ「ランバージャック」へ行ってきました。

カブトムシの幼虫飼育用マットを買いに行ったのですが、レジにあった昆虫雑誌「BE-KUWA」の表紙にあったタイトル「クワガタ飼育ギネス・コンテスト」の内容が気になり、買って帰ることに…


記事を見て、さらに“ビックリ” 何と87.1mmのオオクワガタ出現です!
国産オオクワガタ飼育も、ついにここまで来たか! って感じです。


野性での最大サイズは1981年に山梨県で採取された77mm(76.6mm)とされていますので、実に1cm以上も大きな個体が出現したことになります。

我が家にも数ペアの「オオクワガタ」が自宅に居ますが、以前私も夢の“80mm”を目指して、随分と熱くなっていた時期がありました。
結局79mm止まりで、あと1mm足りずにマイブームは過ぎて行ってしまいましたが…。
最近では、一緒に楽しんでいた息子も大きくなり…って感じです。

2000年当時は“80mm”を越すオオクワガタは珍しく、「黒いダイヤ」と呼ばれ、凄い値段がついたものです。単純な私は、一攫千金の夢を見ていたひとりでした。

一体将来どれ位の大きさまで記録を伸ばしていくのでしょうか?
100mm(10cm)の国産オオクワガというわけには行かないでしょうが、90mmはあり得るかも…


現在発売中の「BE-KUWA」41号に、飼育データが完全公開されています。
そんなに昆虫の飼育に詳しく無い方でも、面白い内容ですよ!

飼育ケースのマットの中から「カブトムシの幼虫」を発見!

2011-09-18 21:20:20 | 昆虫飼育
出勤途中、電車の中で携帯にメール。

家内からです。
「カブトムシ」の幼虫が土の上で暴れているけど、どうしたらいい?」とのメール。

掃除機でケースの周りを掃除していたら偶然“見てしまった”そうです。

実は、先月×になってしまったカブトムシの飼育ケースのマットを2週間前にチェックした時、卵を1個発見。
その時は「たった一個だけか… でも、もしかしたらマットの中に何個かあるかもしれないので、暫くそのままにしておこう!」と放置しておいたのです。

帰宅して、マットをひっくり返すと7匹の幼虫が居ました。しかも3令初期位の大きさです。「やった~!」

早速、幼虫飼育用マットに交換してあげることに…


私の経験では、昆虫ショップで売っている「カブトムシ幼虫飼育用マット」よりもホームセンターで売っている「腐葉土(有機質の天然熟成物)」のほうが安くて大きな成虫が出てくる様な…
ちなみに20リットルで350円位だったかなぁ。
これを衣装ケースに“ドバン”と入れ、エサを食べ尽くしてコロっとした糞だらけになる前に交換するだけ。あとは放っておくだけのホッタラカシで大丈夫です。
※幼虫の数が多過ぎると蛹になる時に蛹室が壊されたり、上手く作れなかったりするので、あまり過密にならないようにだけ注意してくださいね!

これで、来年の夏前に我が家でまた7匹のカブトムシが羽化してくれるでしょう!
ちょっとだけ楽しみが増えました。

オオクワガタの幼虫の菌糸ビンを交換

2011-07-28 17:38:44 | 昆虫飼育
春に近所のペットショップのくじ引きで当てた「オオクワガタの幼虫」。

気が付くと白い菌糸を食べ尽くし、ビンの中が真っ黒に…

これはイカン! と会社の帰りに「むし社」に寄って菌糸ビンを購入。
早速、息子と菌糸ビンの交換を行いました。


頭の大きさからオスと思われますが、重さは8g程度で、3令初期といった感じ。


新しい菌糸ビンに移してあげると、暴れることもなく元気に潜って行きました。


次のビン交換は9月下旬頃かなぁ…
その時に25g位あると75mm程度の成虫が期待出来ます。

まぁ…もらってきた幼虫ですので、親がどの程度の大きさだったのかも分かりません。
先ずは無事に来年の夏前に羽化してきてくれれば…ですね!

今度のセールは8月末~
武蔵野市産「ヒラタクワガタ」用にも菌糸ビンを何本か買っておこうかなぁ…


我が家の「カブトムシ」 ちょっと遅れてメスも羽化!

2011-07-10 22:31:41 | 昆虫飼育
先日、我が家で飼育している「カブトムシ」のオスが羽化しましたが、今日、メスも約一週間遅れで羽化してきました。

オスの時と同じように、トイレットペーパーの筒で人口蛹室を作ってあげましたが、メスの方も羽化不全もなく綺麗に羽化してくれました。


カブトムシのメスって、私が思うに掴む力がオスよりも強いと思うのですが…
皆さんも、手のひらに掴まったメスの爪を外すのにメチャメチャ痛い思いをした経験があると思います。

これって本当にメスのほうがチカラがあるのでしょうか?

昆虫先生!教えてくださ~い。

我が家の「カブトムシ」が羽化しました。

2011-07-01 22:34:02 | 昆虫飼育
だいぶ黒ずんできた「カブトムシ」の蛹。

今日、ケースを覗きこんでみると… 「あれっ…? これって羽化してるんじゃない!」

良く見てみると、角に蛹の殻が残っているものの、ちゃんと羽化しているじゃないですか…


このままではトイレットペーパーの筒から自力で出てこれそうもないので、筒の先を破り、少し斜めにセットしてあげると、しばらくして自分で歩きだしました。
どうやら、羽化不全もなく無地に羽化してくれたようです。


未だ翅は固まっておらず、帽子をかぶった様な姿が何とも可愛い…


それにしても、生命の誕生って、いつ見ても神秘的ですね!

我が家の「カブトムシ」。蛹から そろそろ・・・

2011-06-29 20:12:56 | 昆虫飼育
6月中旬に蛹になった我が家の「カブトムシ」。

本来であれば蛹室とよばれる踏み固めた様な縦穴を掘って、その中で羽化を待ちますが、何故かマットの上で蛹になってしまいました。

そのままにしておくと、翅が開いたまま閉じない「羽化不全」という状態で成虫になってしまいます。

そこで、人工的に縦穴を作ってあげることにしますが、今回は「トイレットペーパー」の芯を使って人工蛹室を作ることにします。


ポイントは、筒の中のツルツルな紙を薄く剥がして、ザラザラにしてあげること。
蛹の殻を脱ぐときに、爪が引っ掛かりやすいようにしてあげるのです。

ところで、だいぶ黒ずんできました。もうすぐ羽化の時期を迎えそうです。


「あれっ…?」そういえば、一緒にメスもいたのですが、姿が見えません!
通常は、メスのほうが早く蛹になることが多いのですが、一体どこにいるのでしょう…

ケースを底から覗きこむと、どうやら既に蛹になっているようです。
ところが、これまた蛹室らしきものが見当たらず、ちょっと可愛そうですが、近くまでゆっくり掘り進んでいくと、やっぱり蛹室を作らずにマットの中に寝そべっていました。


同じ様に「トイレットペーパー」で人工的に蛹室を作ってあげました。


あとは、無事に羽化してくるのを待つのみです。

イトーヨーカドーの昆虫コーナー

2011-06-26 20:20:24 | 昆虫飼育
地元の「イトーヨーカドー」へ買い物に行きましたが、子供のフロアに「昆虫コーナー」が…。

樹液の匂いに吸い寄せられる昆虫の様に、私も「昆虫コーナー」へと…

虫網や昆虫飼育ケース、飼育マットやエサなどの販売は当たり前ですが、クワガタ幼虫飼育用の「菌糸ビン」まで販売しているとは思いませんでした。


奥には「生体販売コーナー」も設けられ、ヘラクレスオオカブトの幼虫まで販売されています。

隣には国産オオクワガタの♂♀ペアが、何と「3,980円」で販売されていました。


私が子供の頃は、百貨店の屋上のペットショップで、確か20万円位で売られていましたが、ブリード個体(養殖物)とはいえ、3,980円で買えるんですから信じられません。

ちなみに「昆虫コーナー」に集まっていたのは、子供では無く、ほとんどがお父さんでした!