昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

凄い数のカブトムシ -都内のマル秘ポイント-

2010-08-02 21:49:14 | 昆虫採取
日曜日に遊びに来てくれた釣り友達のN氏。

実は、彼もまたカブトムシやクワガタ採取の天才!

釣り以外でもカブトムシの話題で盛り上がり、「この辺りで、どこか良いポイント知らない?」なんて聞いてみると…
渋々「誰にも言わないでよ!」という約束で都内のマル秘ポイントを教えてくれました。

でも、大まかな場所は聞き出したものの、一体どの木にいるのか? 実際に案内してもらわないと広い雑木林で迷子になってしまうどころか、ただ蚊に刺されて帰ってくるようなもの…。

そこで息子と“一緒に行こうよ攻撃”を開始!

「ん~じゃ~行くか!」 やったぁ~ 作戦成功!

夜8時に自宅まで迎えに来ていただき、息子と一緒に連れて行ってもらうことになりました。

さぁ 出発です!
最終目的地まで約30分程度ですが、途中数か所のポイントに寄り道。


家を出発して10分程。 最初のポイントに到着します。

早速、カブトムシのオスを発見! 大きな音を立てて目の前に飛んできました。

隣のクヌギの根元でもオスが樹液を吸っています。


さい先良いなぁ… でもN氏は、「本丸はこんなもんじゃないよ」と一言。

このポイントから車を走らせること約20分。
いよいよマル秘ポイントへと到着しました。
このポイントは、今年の6月に“70mmオーバーのノコギリクワガタ”を採取したという特別な場所だそうです。


雑木林へと入っていくと、最初に見つけたのは「カブトムシ」のメス。


もう少し奥へと進むと、もの凄い樹液の臭い。
これは、近くに樹液の出ている木があるぞ~!

すると息子が「なんじゃこりゃ…」と大きな声で叫んでいます。
息子が指さす方向を懐中電灯で照らすと、これはヤラセでしょ…と目を疑う様な光景。


木の裏側を覗きこんでみると、これまた嘘でしょ…的なカブトムシの数!


一本の木に30匹以上のカブトムシがついています!


こんな光景を都内で見ることが出来るなんて…
息子も「うぉ~…うぉ~…」と興奮状態! お土産にオスとメスを2匹ずつ捕まえさせて頂きました。

この後約30分ほど、木を一本一本チェックしていきましたが、さすがにこの木の様なスーパーな木はありませんでした。
それでも、このポイント。ポツポツと「カブトムシ」や「コクワガタ」がついています。

最後に小型ですが「ノコギリクワガタ」を発見し、今日の採取は終了です。

蟻に負けるな…! あまりの蟻の数に樹液から追い払われるノコギリクワガタ!

8月に入り「カブトムシ」がエサ場を占領していますが、7月中旬頃までは「ノコギリクワガタ」がメインだそうです。
このポイント ただものではありません!

近所のコナラ -カブトムシ発見?-

2010-08-02 00:10:15 | 武蔵野市の昆虫
今週末、那須塩原方面へ昆虫採取に出掛ける予定でしたが、来週の琵琶湖行きが決定し、節約することにしました。

今日は家でのんびりしています。

昼間は、珍しく沢山の友人が遊びに来てくれ、久しぶりに賑やかな我が家。しかし、友人達が帰ってしまった後は、すっかり静まりかえってしまいました。そこで夕方、暇つぶしに息子と近所のポイントへ自転車で出掛けてみることにしました。

こんな「コナラ」の木ですが、近づくだけで“ツ~ん”と鼻をつく樹液の匂い。


これは期待できるかも…!
そ~っと覗き込むと数か所から樹液が出ています。
残念ながら「カブトムシ」はいませんでしたが、この木だけでカナブンが10匹以上ついています。
ってことは、「カブトムシ」や「クワガタ」がいてもおかしくない状況です。


周りの木を観察しても、これだけの樹液が出ている木は、この木しかありません。

木の上の方を見てみると、地中で5年以上もの歳月を過ごし、これから羽化しようと木を登っている「アブラゼミ」の幼虫?
※蛹とも呼ばないし、幼虫でいいのかなぁ…? どなたか教えて?

殻を破って成虫になってからの寿命は、わずかに数週間程度。
トンボの変態とセミの一生って、本当に不思議です。


「今日は、カブトムシいなかったね!」と息子が言ったその時、「ブーン」という大きな羽音。
何と…目の前の外灯の周りを“カブトムシのオス”がグルグル回っています。

カメラを構えた瞬間。そいつは足元の草むらに落下しました。
息子と二人で落ちた周辺を探していると「ガサガサッ」という音。

「お~これは発見か…?」音のする方向へ懐中電灯をかざして近づいてみると…

その音の犯人は「ガマガエル」


正直、ひっくり返りそうになりました!
足元の枯れ葉に擬態していて、すぐそばに行くまで全く気付きませんでした。

結局、カブトムシを捕まえることは出来ませんでしたが、自宅から自転車で数分の、このポイント。
しばらく、息子とチェックしてみたいと思います。