昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

石神井公園に昆虫観察

2010-06-05 18:21:01 | 昆虫採取
今日は、午後から息子と自転車で石神井公園へ昆虫観察に出掛けました。

石神井公園に来るのは一年ぶり。
そろそろ、蝶やトンボ達も飛んでいる頃かなぁ…? と行ってみましたが、野鳥を撮影しに来ている人が沢山いました。
私達も、ちょっとお邪魔して野鳥を撮影してみることに…
これは“ゴイサギ”の仲間でしょうか?
20倍の望遠で撮影してみましたが、三脚も無く“ブレブレ”です。




望遠で狙っていると時折肉眼では確認できない物を発見することがあります。
これは、ルアーです! ここは釣り禁止ですよ!


息子とゆっくり池の鯉を眺めながら一周していると、息子が「あの古代魚みたいなの何?」と聞いてきたので、指さす方向を見ると、そこに居たのは60cm位の“雷魚”
※久しぶりに生きている雷魚を見ました。

また、池のクイ周りを良く見てみると小さな“ブルーギル”を数匹確認。
ここ石神井公園には、昔から「ブラックバス・ブルーギル・雷魚」などの外来魚が生息していますが、現在はどのような状況なのでしょうか?

ところで今日の目的は昆虫観察。
何か、ヤンマの仲間でも飛んでいないか…?と、トンボの観察をしていると沢山の“コシアキトンボ”が飛んでいました。
その中に、“クロスジギンヤンマ”も数匹確認することが出来ました。


この木は、公園内で良く見かける「ハンノキ」
石神井公園には「ミドリシジミ」もいるそうですが、この「ハンノキ」が好きなんですよね~!
※残念ながらミドリシジミを確認することは出来ませんでした。


トンボの観察をしていると、時折目の前を横切る黒い大きなアゲハ。
クロアゲハなのか、オナガアゲハなのか、それともジャコウアゲハなのか、持っていたネットで捕獲してみると、それは「ナガサキアゲハ」でした。
最近、都心部でも良く見かけるようになりましたが、本来は、その名の通り九州など南西諸島に生息していた南の蝶々なのです…


ふと木の上の方に目をやると、何やらグライダーのような飛び方をしている蝶が縄張り争いをしています。
一見、ミスジチョウか何かかと思いましたが、翅の形が違います。
地上から約10メートル位の場所で、肉眼では確認出来ません。
そこで、望遠で撮影し、自宅に帰ってから確認することにしました。

それが、この写真です。
ピンが甘いですが、その蝶は想像通り「コムラサキ」でした。
練馬区に“コムラサキ!”  石神井公園やるなぁ~!って感じです。


最後は、今日一番エキサイティングだった写真の紹介です。
水の上をスイスイ泳いでいるのは、「アオダイショウ」。
もう少し近くまで来てくれたら良かったのですが、30m位離れていたため、あまり良い写真が撮れませんでした!


帰り際、少々小腹が空いたため、公園内の売店?食堂?で“おでん”をいただきました。
とっても昭和な雰囲気で、店内では“駄菓子”も売っています。
昔から変わらない自然を残す、石神井公園には、とってもお似合いのお店ですね!