たとえば、レッスンで最初に一回曲を通してもらったときや
発表会や、ステップで弾き終わったあとや、その直後のレッスンの時に、
「どうだった?
弾いてみて自分の演奏をどう思った?
練習の仕方をどう思った?」と
よく聞きます。
すると、一番多い答えが
「間違えずに弾けてよかったです」
「あそこと、あそこを間違えちゃった」
という答えです。
う~~ん、そうね、間違えずに、つっかえずに弾くことはもちろん
大事な事の1つだけど、
弾き終わったら、気がついて欲しい事ってほかにも、
あるんだけどな~~~
長く私に習っている子たちは、それがわかってきて
「ここは、もっとやさしい気持ちで、弾きたかったのに、気が強くなってしまった」
とか、
「自分の思っていた物語のようにならなかった」
とか、音楽的な事にも気持ちが向けられるようになっています。
でも、あんがい
「間違えずに弾く」ことが、とってもとっても大事(もちろん、大事だけどね)
にとらわれすぎて、気にしすぎているように思えます。
先日、中学生生徒のお母さんが、レッスンの最後に我が子のピアノを
聴きにきてくださいました。
普段あまりお話をする機会のない大きな生徒ママでしたから、
たくさんの話を久しぶりにしたのですが
「娘のピアノの練習を聞いているとき、間違えたり、つっかえた回数を
つい指折り数えてしまいます。」と笑いながらおっしゃっていました。
「それ禁止です!!」
まあ、明るく話してくださったので、生徒本人も、すごくイヤがっているわけでも
なさそうでしたけど・・・
弾いている生徒自身が
「あ~~、ワタシ、また間違えちゃった!」と反省して、練習の糧にするのなら、
ともかく、
そばで聴いていうおうちの人が、それをやっては、いけません。
それよりも、お子さんの、「こういう所が小学生の時の演奏より、変わって良くなったなあ、」とか、
「こういう所は、もっとしっかり聞かせてほしいなあ」とか、
そんな聞き手になってくださいね、とお話しました。
すぐに、止まったり、いつもいつも同じ場所でつっかえてしまうのは、
何か良くない原因があるので、原因を突き止めて、練習をしなければいけません。
でも、止まらないで、そつなく、要領よく、弾き進める事が一番良い、というわけではないと、
思います。
その子が、その曲に持っている、「大好き!」「ココは、面白いところ!」
「ここは、泣きたい感じ」
そんな気持ちが伝わるように、丁寧に弾いて欲しいな。
って、生徒にはいつも言ってるのに。。。
その時の、当の生徒も
「え、そうだったんですね。それが大事だったの?」
って。。。。
ありゃりゃ(T_T)(T_T)
教える側の気持ちって、伝わっているようで、なかなか伝わっていないんですね。
私もくりかえし、しつこく、伝えなくては、と思いました。
発表会や、ステップで弾き終わったあとや、その直後のレッスンの時に、
「どうだった?
弾いてみて自分の演奏をどう思った?
練習の仕方をどう思った?」と
よく聞きます。
すると、一番多い答えが
「間違えずに弾けてよかったです」
「あそこと、あそこを間違えちゃった」
という答えです。
う~~ん、そうね、間違えずに、つっかえずに弾くことはもちろん
大事な事の1つだけど、
弾き終わったら、気がついて欲しい事ってほかにも、
あるんだけどな~~~
長く私に習っている子たちは、それがわかってきて
「ここは、もっとやさしい気持ちで、弾きたかったのに、気が強くなってしまった」
とか、
「自分の思っていた物語のようにならなかった」
とか、音楽的な事にも気持ちが向けられるようになっています。
でも、あんがい
「間違えずに弾く」ことが、とってもとっても大事(もちろん、大事だけどね)
にとらわれすぎて、気にしすぎているように思えます。
先日、中学生生徒のお母さんが、レッスンの最後に我が子のピアノを
聴きにきてくださいました。
普段あまりお話をする機会のない大きな生徒ママでしたから、
たくさんの話を久しぶりにしたのですが
「娘のピアノの練習を聞いているとき、間違えたり、つっかえた回数を
つい指折り数えてしまいます。」と笑いながらおっしゃっていました。
「それ禁止です!!」
まあ、明るく話してくださったので、生徒本人も、すごくイヤがっているわけでも
なさそうでしたけど・・・
弾いている生徒自身が
「あ~~、ワタシ、また間違えちゃった!」と反省して、練習の糧にするのなら、
ともかく、
そばで聴いていうおうちの人が、それをやっては、いけません。
それよりも、お子さんの、「こういう所が小学生の時の演奏より、変わって良くなったなあ、」とか、
「こういう所は、もっとしっかり聞かせてほしいなあ」とか、
そんな聞き手になってくださいね、とお話しました。
すぐに、止まったり、いつもいつも同じ場所でつっかえてしまうのは、
何か良くない原因があるので、原因を突き止めて、練習をしなければいけません。
でも、止まらないで、そつなく、要領よく、弾き進める事が一番良い、というわけではないと、
思います。
その子が、その曲に持っている、「大好き!」「ココは、面白いところ!」
「ここは、泣きたい感じ」
そんな気持ちが伝わるように、丁寧に弾いて欲しいな。
って、生徒にはいつも言ってるのに。。。
その時の、当の生徒も
「え、そうだったんですね。それが大事だったの?」
って。。。。
ありゃりゃ(T_T)(T_T)
教える側の気持ちって、伝わっているようで、なかなか伝わっていないんですね。
私もくりかえし、しつこく、伝えなくては、と思いました。