坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

はじまりました。

2014-08-28 | レッスン室から

昨日から、地元の小中学校も はじまりました。

夏休み中は、午前に来る子、午後早く来る子、
いつも通り夕方や夜に来る子、お互いに間違えないように。。。と、

毎朝、スケジュール表を眺めては、ドキドキしてましたけど、
それも終わり!

学校がはじまると同時にすごく涼しくなったので、
みんな思ったよりもスッキリと 新学期のレッスンに来ています。

私は、今日は久しぶりに ギロックの教材の講座に行ってきました。

最近、
教材、教本の内容や、音楽史、和声、作曲家の思いに迫るような講座って、
ちょっと少なかったので、今日は、とても楽しく勉強して来れました。

ギロックの教材は、わりあい隅から隅まで 勉強してきましたが、
もう一度、お話を聞いたり、曲を聴いたりすると、

新たな発見や、再認識ができます。

ギロックの曲に限らず 
どんなに簡単なメロディでも、音楽を感じて演奏すること。

背景には、様々なハーモニーが (書いていなくても)流れています。
それを感じて 味わって演奏すること。

昔むかし、私の時代にはあまりそんな事、考えずにただただ指を動かして
弾いていたように思います。
(本当は考えなきゃいけなかったんでしょうけれど)

今は、小さな生徒に対しても
小さな曲の中にも、音符の玉だけじゃない宝物を探すようにレッスンします。

うんと簡単な曲だって、すごく輝いて 聞こえます。
ピアノを弾くって、楽しいし、素敵な事だって思えるように。。。。


さて、規則的な日常が、戻ってきたので、

延ばし延ばしにしていたピアノの調律をお願いして(かなりスッキリ)

歯医者さんにも 予約しないと(かなり嫌)





伴奏とメトロノーム

2014-08-21 | レッスン室から

横浜市の学校は、27日から新学期が始まります。

だから、あと一週間で、夏休みもおしまい!

坂をフウフウ汗だくで上って来た生徒たちに

「宿題終わった??」って聞く事の多くなった今日この頃です。


秋になると、合唱や音楽イベントがある学校も多いので、
合唱や合奏の伴奏をしたい!っていう子は、夏休みに
練習を始めました。

こういうイベントも 年々縮小されて、音楽好き 伴奏好きな生徒には
なんだか物足りないーーー


それでも、何人か、 毎週、伴奏の楽譜を持って来る生徒がいます。

ピアノの伴奏があるていど格好がついてきたら、
メトロノームに合わせて練習するように言います。


伴奏は、1人で するものでは、ありません。

歌や合奏の添え物では、決してないけれど、

自分1人がちゃんと弾いていれば、成り立つものではないので、
ちゃんと歌声や楽器の演奏を聴き、指揮者とコンタクトを取り、、、

という余裕を持って弾けなくてはいけません。


メトロノームのテンポに合わせて、テンポをキープできる事、という事も大事
ですが、

メトロノームに合わせるだけの余裕を持って演奏できるように、ということを
第一に考えてもらいます。

本番は、指揮者も、演奏者も 子供たち、生徒たちなのですから、
メトロノームのように正確に演奏するとは限りません。

むしろ逆かな。

だから、どんな時にも 伴奏できる余裕をもてるように、

「うんと遅いテンポ」 や 「指示されたテンポ」 などなど。。。 

いろいろな設定で メトロノームに合わせて練習してもらいます。



さて

ふだんのピアノのレッスンでの、メトロノームの使い方は?というと
私は、ちょっと 我流な使い方をする事が多いです。

(生徒には、いつもメトロ、メトロ、って言ってます。地下鉄じゃないよー)

ピアノと、メトロを合わせる のは、上級者 だけ。


メトロに合わせて、ドレミや、ラララ、で、口三味線(くちじゃみせん)
してもらいます。

バーナムは、必ずこれ が課題です。

・ある場面に限って、テンポキープできない子

・どうしても、テンポが上がらない子

・逆に、先走る子


私が、(その子その子によって違う )目指して欲しいテンポを指示して、
一週間、メトロに合わせて、 読んできてもらいます。

一週間後、メトロに合わせて読む事を ちゃんとやっていたか、
さぼっていたか、(メトロ無しで)弾いてもらうだけで、わかりますよ。

不思議と、読んでいたそのテンポで 弾けるんです。

この使い方だと、ごく小さい 生徒でも、メトロノームを活用できます。

ドレミ、じゃなくても

一定のテンポに合わせて

「クリ クリ」
「イチゴ イチゴ」
「やきそば やきそば」
「メロンパン メロンパン」(なぜか、、、、たべものばかり)

連符の リズム勉強もできちゃいますよ。















お母さんと楽語の勉強

2014-08-02 | レッスン室から

6~7月は 小学生を中心に音楽の言葉の
復習をしていました。

レッスンの時に、楽語のカードで小テスト。
正解をポイントにして、毎週ポイントをためてもらい、
6週終えた所で、一旦 終了~


でも、日常的に使わないと すぐに忘れてしまう子もいるので、
くり返しレッスンでも どんどん使っていかないとだめですね。


そんなこともあり、誕生日プレゼントに 「音楽のことば」のミニ辞典を
あげた生徒。

おうちに帰って、さっそく お母さんに 辞典を使って問題を出したそうです。

嬉しい使い方です。

そういう辞典って「わからない言葉があったら、調べるんだよ」
と言っても、活用できない事も多いです。
渡したは良いけど、どうやって使うのかわからない場合があるものね。

調べる 事も良いけれど

問題を出す  問題を作る  教えてあげる という事って
自分のためになる事が多いですね。