坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

春夏秋冬

2014-02-27 | 日々
この数日、暖かだったので、いろいろなところから、路肩の凍った雪山を崩すシャリシャリ、と言う音が聞こえていました。

家の前の公園も、やっと黒い土が見えました。

今日は、用事で駅に出てきたら、県立高校の合格発表から帰る中学生らしきグループが、たくさん。

この中には、薔薇色の子もいれば、灰色の子もいるんだろうな。

まだまだ、人生は半分も過ぎてないよ。
どの子も幸せに春夏秋冬をおくれますように。

大雪

2014-02-16 | 日々
金曜日は、とんでもない大雪のバレンタインデイになりました。

そして、金曜日は、公立高校の入試日でした。
受験生たち、おうちで気をもんでいたお母さんたち、
本当にお疲れさまでした!
あと、ちょっと 頑張って下さい!



観測史上最高最悪の積雪と、バレンタインデイ・・・・


私にとって 雪とバレンタインは、セットで、思い出されるのです。

3年前 震災の一ヶ月まえ バレンタインデイは、月曜日でした。
この日もけっこうな雪が降りました。

そして、明くる2月15日の火曜日は、とっても良いお天気になり、雪の積もったベランダに
洗濯物を 干そうと、急いで 出て、足を滑らせ 左肩を骨折したのでした。


だから、2月14日に雪が 降って、 明くる日の15日は、
絶対「滑っちゃ」ダメな 日。


はい、昨日は、たくさん歩いて、出かけましたが、
滑りませんでした~!

普通の人は出かけたりしない 昨日、15日でしたが
マゴ2号と3号の保育園の大事大事な発表会が、 決行されたので、

片道 25分の道を 滑らないで行ってきましたよ。

夕べは、夜中まで、その写真をパソコンで整理していましたが、
じかに 接して、遊ぶ時の マゴの顔は、まだあどけないのですけれど

4月には、小学生になるお兄ちゃんの方は、写真で見る表情は、
すっかり少年でした。
感無量(;_;)

金曜、土曜は、レッスンに来てもらえるような状態では、ありませんでしたので、
今日は、日曜日ですが、 だいたいの振り替えをしました。

それでも、午前中は、まだ雪かきが不完全な 場所もたくさんあったので、
みんな 家の前までお父さん、お母さんが一緒に来てくれました。








坂 と 形容詞の話

2014-02-10 | 伝えたいこと
雪のたくさん残る朝になりました。

通勤。通学は大丈夫だったかな?

今日、レッスンに来るみんなには、

夕べのうちに

時間に遅れないように」・・・なんて事は
気にしないで、気を付けてゆっくり歩いてくるように、と
お母さんや本人にメールをしました。

昼間はまだ良いけれど、夜になって暗い道を歩いたり、
車で送迎の中学生は希望があれば振り替えをしました。

いつも書いているように、うちの方は坂だらけ
町内会ごとに 一番の坂?に名前が付いたりしているくらいの坂の町です。

しかも、うちの方は特に子供が少ない地域なので、
雪がなくなりません。

同じ町内でも、反対側の山に住むマゴは 土曜日も一日中
お母さんや、お友達と雪で遊んでいたらしいですが。

でも、うちの前の公園は、まだ雪が踏み荒らされないで
い~~っぱい残ってます。

去年だったかな?かなりの雪が降ったあと

中学生生徒が 雪の次の日くらいに

「先生の所の公園だったら、まだ雪がちゃんと残ってそうだから、
学校の帰りにわざわざ 寄り道して、ココまで雪遊びしに
来た~」と言ってました。

夏は夏で、坂を上がってきた生徒は 汗だく。。。
駅から坂を下って、また、上がって 徒歩13分。

とても静かな住宅街ですが、ピアノ教室の立地条件としては、
あまり良くありません。
お稽古事のお教室って、にぎやかな人通りの多い場所の方が
適しているのだろうな、と思います。

そんな 適していないピアノ教室に毎週毎週
坂を上がって、そして、また下りて。。。
通ってきてくれて みんなありがとうね。


お稽古事のお教室を運営していくとき、
どうしても 自分では どうにもならない事がいくつかあります。

それが教室の場所だったり
住宅の広さだったり

その時々に変わる家族の状況

高齢者の多い土地もあれば、
子供ばかりのマンション街もある

おのずと、ピアノを習おうと思う人の人数も歴然と違います。

私も、生徒数が少ない時は、
生徒数が少ないことをマイナスに考えてしまいがちでしたが

その頃よりも 今の方が もっと子供たちの習い事も
多様化しています。

いろいろな習い事があって、みんな たっくさんいろいろやって
わりあい簡単に代わったり、やめたり・・・・

教える側の努力では どうにもならない部分もたくさんあるのです。

先生方も今の自分の状況の中で 

拡げる努力より 深める努力
していく中で 幸福感を 感じていかれたら いいのではないかなあ、と
思います。

それは、教本や、教材なんかの使い方 にも言えるのじゃないかなあ。


どこかの ニセなんちゃらの人のように

「すっごい」形容詞のたくさんつく人や、モノや、事柄、

に惑わされる人のなんと多い事よ。

私自身は、あまり形容詞のたくさんつくものには、逆に
惹かれないのでした。


おしまい






















先見の明

2014-02-08 | レッスン室から
ものすごい雪になってしまいました。

屋根にはあまり積もっていないのに、
地吹雪で吹き溜まりになったベランダや、玄関前は、
50センチ以上の積雪です。

我が家の前は、公園ですので、その広々とした地面から吹き上げた雪が
どっさり我が家の前の道路と、玄関をふさいでいるようです。
明日以降、凍ってから、が、怖いです。

やっと捻挫も良くなったので、二度と転ばないようにしないと。


こういう天気の時、レッスンをどうするか、とても悩む時が
あります。

今回は、前日から「大雪です、大雪です」とニュースが流れていました。
早々と前日から、中止になったイベントもたくさんあったように
ネットでは流れていました。

私自身は、前日から、生徒に連絡をすることはせず、

朝早めにメールをしました。
その時点では、予想したよりは、積雪はありませんでした。
でも、
「坂の上のピアノ教室」なもんで・・・・

平地に住んでいる人には、想像つかないでしょうが(笑
そこの坂の雪だけが、凍っているがために、何日も車で、出かける事が
出来ない。。。
朝早く坂を下って出るのが、恐怖、な時があります。

ちょっと行けば、道路に雪は何も残っていないのに。

今朝も、「いらっしゃる場合は、時間を気にせず、ゆっくり歩いてきてくださいね。
お休みするなら、ちゃんと振り替えをしますから。」と、
連絡しました。

多少、大変な思いをしても、予定通りの日時にレッスンを済ませたい
おうちもあると思いますから。
そのあたりは、自己責任で、いらしていただきます。

結果、遠くのおうちの子は、スノータイヤの車で来て、
近くの徒歩の子は、振り替えになりました。

でも、雪にしても、雨にしても、

レッスンに来た時点では、小降りでも
レッスンしているうちに、じゃんじゃん降りになって、ハラハラするときが
あります。
そのような時は、お母様に断って、早めに帰すこともあります。

こういう判断は、ほんとうに難しいですね。




そういえば、

先週のこと

「我が子のクラスが、インフルエンザで 学級閉鎖になりました。
我が子は元気なのですけれど、レッスンは、お休みませますね」と

連絡をいただいた事がありました。

なかには、こういう時でも

「せんせい、うちの子は元気なのでーー」と、レッスンに来てしまう子も
います。

私自身は、(子供の病気は、お互い様だからー。発症した時には、もう誰かに
うつしているかもしれないし。。。)とお互い様理論で、考えてしまうのですが、

きちんと、学校の教えを守って、レッスンをお休みしてくれたおうちには、
「気を遣ってくださって、ありがとうございます」と、伝えました。


そうしたら、なんと、その子、その日の夕方には、高熱が出て・・・
やはりインフルエンザでした!

「ピアノをお休みしてくれて、良かったね~~」でした。

ほんとうにお母さん、ありがとうございます。
お母さんの 勘が働いたのかしら?


そして、これは、もっと前の話ですが

横浜の隣の市から、逮捕された犯人が逃走した事件がありましたね。

隣の市ですし、離れていますので、まさか こちら方面には
逃げてこないだろう、

きっと 人の多い東京の方が近いから、そちらに逃げただろうと、
思いながらも

「念のため、今日は、レッスンを送迎しますー」と一緒にいらしたお母さんも
いました。

レッスン室で、

「でも、遠いから、まさかね」と言いあったのですが

なんと、うちの方にかなり近い場所に逃げてきていて、
そこで、捕まったので、すごくビックリしました!

これも、お母さんの 勘が働いたのかしら?


勿論、いろいろな家庭の事情があり、

いつもいつも子供に張り付いていられるわけではないし、
それでは、子供は育っていきません。

でも、お母さんって、我が子の事に対しては、不思議~な勘を
持っているんですよね。