坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

発表会が終わった週

2013-07-26 | レッスン室から


昨日の午前中に 発表会に出なかった専門学校生が、レッスンに来ました。
うちでは、一番長くレッスンを続けている子です。

↑と、昨日は書いたけれど、この子よりも長い生徒がいました!
忘れちゃだめじゃん。もう20年選手です。
去年はちゃんとソロを 弾きました。
学校の先生をしているので、多忙、
結婚もしたのでさらに多忙、
それでも、今年は、朝からスタッフとしてホールに詰めて準備、
生徒を演奏順に袖に待機させたり、
弾き終わった子を整理したり、
集合写真の時は、黙っていても、生徒達を並ばせておいてくれる、
有能なアシスタントです。



レッスンに来た専門学校生は、発表会に出たくないわけでは、ないけれど、
いろいろなスケジュールの関係で、2回くらい続けて
発表会には出ていません。

発表会には出るつもりで、曲を決めて、仕上げているので、いつもその曲は
弾き続けてます。

レッスンにきて記念に今回のプログラムをあげました。

家が遠い事もあるし、もう就職の事を考える時期だし、
その子とは、いつか 近い将来に 一度はさよならする時が
来るんだなあ、と思いながらレッスンしていますが、
昨日も、 朝 二つ電車に乗って レッスンに来て
また二つ電車に乗って、東京まで、 学校に行きました。

おうちでは、電子ピアノでずっと練習していて
聞くと、もう何年も  夜 ヘッドフォンで練習してるらしいので、
お母さんは、そのカタカタ を聞いているらしいよ

仕事を始めたら、ほんとに来れなくなるかもしれないから、

その前にもう一回発表会に出て
ピアノで 弾く所をお母さんに聞いてもらおうよーと
言ってます。


今回の、発表会も 小さなピアニストが 4人 
発表会デビューをしました。

最初のステージで、 4人揃って はじめの言葉をかわりばんこに言って
順番に 4種類の 伴奏の「よろこびのうた」を弾きました。

去年は、3人が、安倍美穂先生の編曲の おもしろ伴奏の「ひげじいさん」で 
発表会デビューをしたのですが。

今年は、4人だったので、美穂先生の おもしろ伴奏の他に 
バスティン教本に載っている「よろこびのうた」(全部 同じ ベートーヴェンの)

それに、連弾用にセコンドをつけたものを一緒に 一番 年長のデビューっ子が、
弾いて オープニングとしました。

この子たちも、大きなお兄さん、お姉さんのように、ぼちぼちでもいいから、
ずっと長くピアノを好きでいてほしいな、と
思っています。














やっと たどりつきました

2013-07-19 | 伝えたいこと
金曜日の今日、6人。
明日、6人?7人??  レッスンしたら、発表会です。

あー、キツかった~~

自分の意志でやった事とは言え、

6月末は、大学時代の門下生の会で ピアノを弾きました。(ソナタの2楽章と3楽章を弾きました)

その次の週が、合唱団の定期演奏会でした(こっちは、歌う方)

このピアノのイベントと(そのためにレッスンに行くこと) (練習時間を確保すること)

合唱の長い時間の練習や、本番のみなとみらいホールでのゲネプロや、
円滑にコンサートを運営するために自分達で行う色々な仕事

このダブルコンサートの時が、とても大変でした。
おかげさまで、ピアノは、まあまあ自己満足?できる程度には、
弾けて、ニコニコ

合唱の演奏会は、チケットはすぐに完売しましたが、
直前の前日夜中まで、キャンセルのチケットや、それを待っている方への
連絡などのやりとりがありました。

朝から打ち上げまでの細かいタイムスケジュールも作ったり、
自分達が歌う30曲弱を暗譜するより、コンサートを運営する方が
よっぽど大変でしたけれど、それも 大盛況、 大好評で終わりました。


そして、今年の前半の 一番の大仕事まで、あと一息になりました。




今回も、プログラムの表紙イラストは、カニーさん
夏らしく、横浜らしく海のイメージで、と注文をつけて、描いていただきました。
ありがとうございます。


生徒たちに好評

B5の紙、3枚で、6ページ。
夏らしく真ん中の1枚は、ブルーにして、白とブルーのツートンカラーです。


保護者の方に渡した当日の注意や、タイムテーブルも、ブルーです。

大切な必ず読んでいただきたいお手紙は、このようにカラーにします。
ブルーのプリントが来たら、

「あ、これは夏の発表会に関するプリントだ!」とわかっていただけるように。

でも、こういうプリント類って、親切にと思って、いろいろ書きすぎてしまいますが、
これって、逆効果だと思います。

今回は、B5に4枚にも、なってしまいましたが、これ、多すぎですよ。
たくさん書いてあると、逆に、何がなんだか、焦点がわかりにくくて
ちゃんと読んでいただけません。

こういう所も、もちょっと 思考しないと。



ただし、今回は、なんと 選挙の日になってしまいました。

発表会会場の階下=1階は、投票所ですー


選挙になるらしい、という時点で、了解を得るお電話を担当者からいただきましたが、
2階の公会堂から、1階へは、絶対下りてはダメ
お客様も、1階からの出入りはダメ
客席内の動線も、1階へ通じる出入り口はシャットアウト

という設定なので、いつもより スタッフ人数も必要だし
説明も多くなってしまったわけでした。


しかし

昨日、あるお母様との会話で、さっそくプリントを全然読んでないじゃん、という
事が判明

読んでくださいね

そんな心配をよそに生徒たちは、着々と 練習をした(と、思いたい。。。)

あとは、練習の成果がでるように 落ち着いて、
あたまも ゆびも からだも よーく 使って弾きましょうね。


練習不足の人は、成果が出ませんよ。

楽器演奏も、お歌も、スポーツも、

本番の舞台で、成果をだすためには、裏技でワープしたり、する事はできないのよ。

普段出来なかったことが、本番はできる、というような「魔法」なんか
ないのよ。

合唱の先生は、よく

「練習で、100回歌ったとして、100回全部できてなければ、
本番の1回が出来ないのよ」」とおっしゃいます。


出来ない事ができるようになるために
師匠や、上級者から、テクニックの使い方を学びますけれど

それは、ゲームの攻略本を読んで、裏技をチョチョイと使ったら、
苦労しないで、次に行けると、いうのとは違うよね。

なあんて、理屈をこねましたが

生徒達の心は、そんな事はどうでもよく

次の事に飛んでます。飛ばしたのは、ワタシです