坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

器用なことがアダにならないように

2018-08-26 | 伝えたいこと

子供でも 大人でも 全てに たくさんの個人差があります

器用だったり、そつなく物事をこなせる、ということを

プラスにとらえてしまうことが多いのかもしれません  が

私は その反対かな~~って思います

完成の 遅い子や

時間をかけて仕上げたものの方が充実している事が多かったりするので




譜読みが 速くて どんどん新しい曲を 器用に弾いてくる小学生

でも  その子たちが速いのは 「音符のたま」「ドレミ」を読む事

それを 鍵盤で 弾く事  に関してだけの事が多いです


強弱は もちろんのこと  アーティキュレーションが全くついていません



**アーティキュレーションとは、音楽の演奏技法において、
音の形を整え、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律などを区分すること。
フレーズより短い単位で使われることが多い。
強弱法、スラー、スタッカート、レガートなどの記号やそれによる表現のことを指すこともある。
ウィキペディアより


このことがちゃんと出来るか出来ないかで 全然違う音楽になっちゃいます

大きくなって 難しい曲を弾くようになってから 気をつければいいの??


違います




小さい時から  なんでも一緒に 音にするクセをつけておかないと

大きくなってから やればいいや  は  出来ないんです


でも、特に器用に とっとと 先を弾いてきてしまう子に

これが出来ない傾向にあるので、いつもいつも言っています


 「ドレミを弾いただけでは違う音楽になってる事もあるんだよ」

「音符のアクセサリーも ちゃんと見て、つけてあげてね」


中には その事を 真摯に受け止めて アクセサリーを付けなおして練習してくる子も

たくさんいます


が、中には 「ちゃんと 弾いてるのに なんで また止められるのか??」

「なんで  マル○にならないの?」と悲しそうになってしまう子も


100パーセント できなくっても いいよ

でも気持ちは 「アクセサリーも 付けてあげよう」と 心から 思ってくれるといいなー




かんげき~~

2018-08-02 | レッスン室から

毎日、危険な暑さです。


うちは 「坂の上」なので、レッスンに来るみんなも大変です。

自転車を頑張ってこいで上がってくる子

ちょっと遠くから徒歩で来る子

みんな汗だく。。。。


先日も 暑さでフウフウ言いながら レッスンに来た姉妹

階段を上がって レッスン室に入ったら

「すっずしい~~~~!!!」と感激してくれました


冷たい麦茶を 小さなコップに入れてあげたら

一口飲むなり


「冷たい~~~!!

美味しい~~~^!!!」と大感動していました

その感動っぷりがあんまりにも可愛かったです