坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

紙が好き

2016-02-25 | レッスン室から



レッスン室の片隅に この絵葉書が 飾ってあります。

これを見た生徒が たまに

「へっ??!! エーデルワイスって花だったの?? 

 外国のお祭りのことかと思ってたwww」??と言うように 不思議な反応をしてくれます。


小学生の生徒が使っている楽譜に よくエーデルワイスが載っているので

それを弾いている子たちには 雑誌の切り抜きや ネットの画像を見せてあげるのですが

こうやって 何気なく置いておくと どの生徒の目にも留まるようです。

この絵葉書はアルプスのエーデルワイスじゃなくて、2年前に 北海道の礼文島で見た
レブンウスユキソウ という名前の エーデルワイスの仲間なのですけれど。

こういうアナログな方法もけっこう役に立ちます


消えていく歌

2016-02-24 | 日々


1月 2月の 二か月間 隔週ですが 地域の施設で
ミュージックベルを使った演奏と 音楽脳トレの講座の講師をさせていただきました。

今日、全4回の講座を 無事終わらせることができました。
どんな方が集まってくださるのか、まったく未知で 不安でしたが
少人数ですが、かなり幅広い年代の方たちが 歌とミュージックベルを楽しんで
くださいました。

この集まりで 一回に一つずつ お題を出しておいて
集まった方に ちょっとしたおしゃべりもしていただいたのですが
今日のお題は

「春になったら 思い出す歌」「春といえば・・・思う浮かべる歌」は
何ですか?

でした。


私が 「私の好きな春の歌」でお話したのは


アイルランド民謡の 「春の日の花と輝く」 です。

どなたも知りませんでした (

年配の方も 私と同年代の方も 若い方ももちろん 知りませんでしたー

讃美歌にもなっている 昔の歌の名曲集みたいなものには良く載っている歌、だと
思うんですけれどね。
小原孝さんの編曲集なんかにも載っているので、季節にちなんだ曲として私のアタマの引き出しには
入っている曲です。



昔は 良く歌っていたなあ、と思うのに 今は消えてしまった歌って
たくさんありますね。

スコットランドの釣鐘草  とか

白ばらのにおう夕べ  とか

希望のささやき  とか


野いちご ←これはフィンランド民謡なんですけど、今でも生徒が使ってるピアノの本に載ってます。 

      生徒に 「これ、先生が小学生の時、教科書に載ってたよ。暗くで好きじゃなかったの」
      と、つい先日も話したばかり。

      だって、可愛い題、 可愛い歌詞、なのに なんで短調なのかな?
      元の歌詞には 何か悲しい思いが込められてるのかな?なんて 思いましたが。。。
      わかりませぬ。





自分の勉強

2016-02-23 | ただいま勉強中


私は ピアノを教えることが好きだけれど、
それと同じくらい 弾くことも好き。
ちっとも上手になりませんが、、、
練習すること、レッスンに行くこと、人前で弾くこと、
これは可能な限り続けていたいと思っています。
 

今日は、近くの音楽ホールに ピアニストの赤松林太郎さんの講座に
行ってきました。

楽器店主催の講座を含めると 今日で 3回のお話を聞きました。
今、ものすごく人気のある方で それが納得できる濃くて 深くて
ためになるお話満載でした。

今日はモーツァルトのソナタについて でしたが、

 歴史的な背景 語学的なこと ヨーロッパの風俗習慣 
たくさんの版の楽譜を比較研究をしての 裏付けのある豊富な知識

とても 勉強になりました。
これからの 講座も楽しみです。

深めて勉強するっていうことは、コンクールに出るとか
音楽大学に行くとか 難しい楽曲を弾くとか そういう人達子供達でなくても
ごく簡単な小さな曲をレッスンする時にだってできる事。

くどくしつこくならない程度に いつも心がけたいと思っています。
(頻繁に くどくなってるかもーーですが。。)

そして その事を 「おもしろい!」って思ってくれる生徒に
育ってほしいな、と思っています。