坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

みんなで 勉強

2015-08-27 | レッスン室から





横浜は、明日から 新学期。

新学期間近の 今週は 3人くらいの小さなグループレッスンをしています。


最初は、弾き合いっこ。


私も これから生徒たちに弾いてもらいたいなーと思う曲を
弾きました。







「この曲、知ってるかな?」は ムジカノーヴァの 体験レッスン特集で掲載された
メドレー。
安倍美穂先生の素敵な編曲です。
子供たちの好きなアニメや童謡が いっぱいつまってます。









弾き合いの次は


レインスティックを作りました。



うちには、本物のレインスティックがありますが、それを発見した子たちは
その不思議で癒される音に興味津々、となります。

「レインスティック、と言うんだよ」と言ってるのに
「雨棒  あめぼうー」とネーミングする子も。



そのレインスティックを 一人1本ずつ作っちゃいました。



ネットでを通して知り合いになった埼玉の荒木安子先生が 
blogに手作りレインスティックの作り方を載せているのを拝見して、前々から 
生徒のみんなに作ってあげたいなあーと思っていました。

それを 自分たちで作りました!


ココや


ココや

他にも ネットで探した幾通りかの作り方を参考にしました。



穴をちょうど良い具合に開けて、つまようじを刺して、それをカットする・・・

下準備がちょっと大変でしたけど。







未完成品も あります。



ラップの芯を集め 長い方が楽しいから 2つずつつなげました。

中高学年の小学生には もっと長い60センチや 1メートルの 紙管を使いました。


1時間の グループレッスン内では、時間に無理があるので あらかじめ7割くらいまでは
作っておきましたが。

装飾に手間どり。。。

そのあとの かんたんソルフェージュなどのお勉強はほとんど出来なかった組もありました(すみません!!)


それぞれ思い思いに装飾をして持ちかえりました。

丁寧にやりたいから、と 2週かけて完成させる、と言う子もいますが。。。


私が思うには、 あまりデコってしまうよりは、 素のままにしておいた方が
硬い紙管と つまようじ  中に入れたお米が 良く響くように思いました。


レインスティックは ゆっくり傾けると 美しい水音に聴こえるのだけどーーー

どうもおうちに帰ったら マラカスになってるのでは?
と、思われる子も(笑)。。。。












いろいろな発想

2015-08-20 | レッスン室から



「乗り物」という題名のこの曲を練習している小学生が

こんな事言いました。


せいと「最後は、ドドド! で終わるより、 ソソソ!  がいいなあ~」


教科書的な 発想からしたら 「終わりは ド でしょ」ですけれど・・・

生徒の発想も尊重して・・・

「じゃあ、2小節目と 4小節目を 入れ替えたバージョンと 元通りのと

両方練習してね」



それで、先日 弾き比べてみました。

わたし 「 どうかな? 曲の終わりは ドで終わることが多いんだけど、
     ソの方が好きって思うなら それでもいいやー。
     両方弾けるようにしよう」


せいと  「やっぱ、ソ!で終わる方がいいよ。
      だって、『自動車 ブブブー』には ドの音の方が合ってる。
      『自転車リンリンリリンは』 可愛い感じの ソは合ってるよ」


言葉からイメージしたんだね!なるほど!一理あるかもー


使っているテキストに マイナスチェックを入れるつもりは 毛頭ありませんけど、
こういう私が 気づかない発想、発言を いつも聞いていたいと思います。



さて・・・・


来週の木曜から 早くも新学期。

新学期直前は みんな お出かけから戻って 家にいるかな~と思い
来週は 小学生だけ 3,4人ずつ グループレッスンをします。

弾き合いと、 リズム遊びや、 楽譜の間違い探し、音楽カルタ・・

それから、今回は・・・・・

 

コレ  何になるんでしょうね???











楽器博物館

2015-08-02 | 日々



先日、浜松の 楽器博物館
行きました。

うなぎのお昼ご飯と共に


たくさんの 鍵盤楽器 が圧巻でした。

 (ピアノだけでなく、古楽器・・・チェンバロ、スピネット、ヴァージナル、
  フォルテピアノ、クラビコード・・・ピアノのご先祖さまです)


弾いてみることのできる楽器もあるし、

鍵盤楽器の音が出る仕組みを
実際に自分で 「ポン!」って打鍵しながら 
透明の装置を見て 確かめられるというものもいっぱいありました。


そのような鍵盤楽器の部屋も すごかったけれど


思った以上に 素晴らしかったのは

数多くの民族楽器 です。


一部屋分もあるような バリ島の ガムランが 3つも。
これは圧巻でした。

ガムランって 銅のお鍋みたいなものと 思っていたら
竹でできたガムランも あるんですね。


撮影も自由です。(でも実際に目で見て記憶に焼き付けるのが一番です)





これは、亀の甲羅









親指ピアノ











中学生がテストになると 必死になる 雅楽5点セット・・
教科書や資料、ネットで見るより 実物を見たら、 もっと身近に感じられますね。







触れることのできない楽器は ヘッドフォンで リアルな音を聴く事が出来るようになっています。


ちょっと遠いけれど、旅行のついでに・・・鰻ツアーのついでに・・・
行ってみたら、興味深い楽器に出会えるかも~