坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

外部のステージ

2012-08-23 | お知らせ
暑いですね・・・

横浜では、来週から小中学校が始まるのに、
この暑さでは、子供達も、先生達も、大変。

エアコンの付いた学校もあれば、

まだ付いていない学校もあり。。。


付いてるけれど、温度調節に幅があって?
暑いのに?寒い場所?!もある、と言ってる子もいました。


ところで、私の教室では、一年半に一度の発表会なので、
この1年間は、特に大きなピアノの行事がありません。

こういうときは、外部のステージで弾くことを勧めています。



何回も書いていますが、

うんと身近な私以外の先生や、見た事もない人の前に出ること

先生が違うだけで、全く違う目線でアドバイスをいただく事もあります。

私が、毎回、耳にタコが出来るくらい言っていることでも、
違う先生の違う言葉を借りると、もっと真剣に気に留めてくれたりも、
あります。
(私だって、つも言ってるんですけどね


最近は、中学生になって、部活に入るとき
無理に記録としてのこすために、あまり好きじゃない運動部に入る、
というような事がイヤな子もいます。

何かしたいけれど、「自分のペースで出来ることを一生懸命やりたい」と言う
子もいます。

そういう中学生にも、外部のステージで弾いてみることを勧めています。

漢字検定や、英語検定も、もちろん大事。

ボランティアも、いいでしょう。

でも、それって、みんなみんながやってるよね。

ピアノを、習っている人はたくさんいるかもね、
発表会に出るってことも、珍しい事ではないよね。
みんながやってるよね。


運動部に入っていないので、ユニフォームや、用具や、試合の為の
交通費、や、おやつ代?がかかっていない貴女が、外部のステージで
ピアノを弾くための費用って、運動部に入ってる子より安いと
思うよ。


半年に一回でも、一年に一回でも、
(ピアノをやめても)(自分で練習して)
何か一つの教本を一つずつクリアするために、ピアノの(一種の)検定を
受けることも、いいんじゃないかな~~、と思います。


ピティナのステップなどは、お歳をめした方が、たくさん出て、
継続表彰など受けていらっしゃいますよ。




他の外部のステージにしても、もう少し目線の違うコンクールにしても、

「うちの子が出て良いんでしょうか?」と思われる方も
います。

実際、そこに行ってみたら、

知った顔ばかりの発表会とは違うよそよそしさもあるかもしれません。

ふだんは、全然緊張しない子が、借りてきたネコみたいになってしまった事もあります。

でも、そこで、めげないこと!
やめないこと、が大事です。

頻度は少なくてもいいから、何回か継続してみてください。

それで、得ることがたくさんありますから。




アイドルが、デビューした時は、

「歌も、へた~~」「顔もたいして、可愛くな~~い」だったのが、

なぜか、どんどん歌がうまくなって、可愛く、綺麗になっていく。

もちろん、日々の練習と、スタイリストさんのおかげでしょうが。

見られること、人前に出ることで、
どんどん育てられていくのです。


私は、プロになろうとか、ピアノの先生になろうとか、
勧めることは、しませんけれど。



せっかくの機会がいろいろあるのだから、

たまには、教室の井戸から飛び出していって、
外でドギマギしたら、

戻って来たときに、立派なカエルになって、
今度は私を、ドギマギさせてくださいな!


って、思うのですが・・・・・

実際には、なかなか井戸から、飛んで出る子が少ないんです












雑談

2012-08-21 | 日々
知り合いのちょっと若いピアノの先生と
お話をしていて、その方が、こんな風に話しました。



「さのさんは、雑誌に記事を書いたり、ドリルを作ったり、
色々な所に講座を受けに行ったり、ピアノの先生のお友達も
いっぱいいて、ネットも上手に使いこなして、
すごいです~~。

私も、刺激を受けて、少しまねっこさせてもらっていますけど、

ネットは苦手、時間の使い方も器用じゃないから、
普段の家のレッスンと、そのほかに頼まれている演奏のお仕事と、
練習で精一杯、
<<ピアノの練習=音楽の練習なんて、キリのないものだから、
ネットで遊んでる暇なんか、出来ないのが、ホントですもの>>


時々やっとの思いで頑張って、外に出て、著名な先生の
お話を聞くのが、せいいっぱい。
<<家に帰って、今度は生徒にレッスンする余力を残して、
帰宅しないといけないわけですし>>


でも、生徒への愛情や、学びの気持ちは、いっぱいあるの。

自分なりに、色々な教材を選んで、勉強しているつもりです。
わからない事は、自分なりに先輩の先生や(私のような)友だちと
情報交換をします。

これだけでは、いけないのかしら?
もっと、インターネットを駆使したり、
なんとか研究会に入って、毎月お勉強会に出たり、
自分でblogを書いたりしないといけないのかしら??」


私があっちこっちと色々な事をやったり、見たり、していることで、

とってもまじめで、勉強熱心だけれど、外向きではない彼女に、
「ふがいなさ」を感じさせてしまったのかな、と
とても反省しました。

これでは、先輩先生失格です。




私の身近には、どちらかと言うと、ネットは、検索したり、
時々有名人のblogを見るのが、主で、
自分で、ネットで何かを発信する、までは、使いはしない
ちょっと年下のピアノの先生や、普通の人たちが
たくさんいます。

そういう人口の方が、全然多いわけ。


でも、みんな それぞれ自分のやり方で、勉強しているし、
考えて生きている。
どこも、何も取り残されてないよ。





でも、ちょっと目を向けると、

「今日は、これしました。」

「今日は、こんな勉強しました」



マジメな人ほど、

「じゃあ、私は、これで良いの??」」と焦って、道を踏み外しそうになる。。。。


いえいえ、「あなたは、これで いいんです」

小さなわっかの中で、しっかり、物静かに
守ってくれる先生だからこそ、集まって来たい生徒も必ずいます。


誰もが、外に向かって発信できる人ばかりじゃあないし、
そんなあなたもちゃんと考えて生きてるのですし、

(なかには、ちゃらぽらん先生も、いますけどね)


私も、あっちの方に、埋もれて

おおぜーい いる たくさんの見えない人たちの事が
わからなくなってしまう人にならないようにしたいと、思います。



勿論、素晴らしいもの、良いものは、

「これって、こう使いこなすと、便利だよーー」って
教えてあげたいけれど、

そんな感じに、じょうずに誘ってあげられる人でいたいと、
思いますですよ。


























虫のこえ

2012-08-20 | レッスン室から




遠くのおじいちゃん、おばあちゃんのおうちで長い夏休みを
過ごしていた生徒たちも、戻ってきて、ピアノのレッスンも
夏休みは終わり。

学校はまだお休みですから、午前中にレッスンに来たり、夕方来たり。。。。
ピアノ教室は、朝から晩まで開店中です。

夜、最後の中学生を家の外まで送って出たら、かすかに虫の音が、
聞こえました。

空耳だったかな?と、
夜の台所の片づけを終えて、念のため、もう一度外に出てみました。

やはりかすか    ですけど、虫の声でした。













ト音記号や、音符の形をしたクリップを二つ使って、
指で挟み、指の形を整えたり、指先強化の体操をしますが、

そんな時、ただ   「1,2、3、4!」では、音楽的じゃないから、
その時々の季節や雰囲気にあった、童謡唱歌の類、わらべうたなんかを歌って、
リズムをとります。
「さいた、さいた」「チューリップ」「うみ」「ひのまる」
「うさぎのダンス」←これ、ウケます。「たきび」etc・・・



こういう歌って、「知ってる!」子と、「聴いたこともな~い!」子とはっきり別れます。

案外保育園育ちの子はこういう歌をたくさん知っていることが多いです。


それで。。。。

「さあ、おうたを歌いましょう!」って構えて、準備して歌うのではなく。
遊びながら、知らない歌をしらないうちに覚えちゃったら、ラッキー!!、かなあ。








すっかり夏(ばて)

2012-08-03 | 日々
スマートフォンに替えたので、スマホで撮って、縮小して、
うまく記事を書いて、送れるか、テストしてみました。

なんとか使いこなせそうです。

パソコンでネットが出来たり、画像編集が出来るようになった時、
「歳をとって、あまり外出できなくなっても、このおもちゃで、
ずいぶんと世界が違うだろう」と思いましたが。

携帯や、スマートフォンのおかげで、さらに、楽しみは増えたかも。

音楽や、スポーツ(これは、何にもしませんが)もそうだけど、
楽しいことはたくさんあった方が良いでしょ。


で、、

すっかり夏ばてに、なりかかっています。

これでは、いけないので、毎日、自分製梅ジュースで元気にすごそうと
思っていますが。

今年は、調子に乗って、作ったは良いけれど、冷蔵庫に入りきらないぞ、
と言うくらい多量にできました(まだ、後続部隊が「冷凍梅」のまま冷凍庫にもいます)

自己満足で、あちらこちらの家族に分けてあげました。


№253  クレメンティのソナチネ Op.36-3 第3楽章

№254  かわいいいたずら(グレンダ・オースチン~クラッシー・ジャズポケット)

№255  ガボット&ミュゼット(はじめてのギロック)

№256  小川で水あそび(はじめてのギロック)





本箱ごと持ってきたような多量の楽譜をバッグに入れてくる子が時々いますが、
(そういう子に限って、徒歩で来ていたりします。ごくろうさま~~)

聞いてみると、

「マラソンで弾こうと思って・・・」

宿題じゃない曲をマラソンのために弾くんだったら、一週に1曲くらいを
ちゃんと練習してこようね

楽譜を抱えてきた熱意はみとめてあげましょう