坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

ピアノでウソをつく?

2017-11-14 | ただいま勉強中



自分の弾く方の発表会がありました。

シューベルトのOp90の即興曲2番と3番を弾きました。






茅ヶ崎にある小さな素敵なホールにあるドイツのベーゼンドルファーという名器を

弾くので とても楽しみに していました。

本番の1週間前にリハーサルがあったのですが、

みんな ちょっと弾きにくくて  本番が心配になりました。。。



都合の良い人だけ 改めて 二日後に自主練のために 自分たちで お借りして

30分くらいずつ ピアノと仲良くなるために 弾く機会をもちました。

時間と手間をかけるのは 大変だけど 少しだけ 気持ちが楽になり

こういう手間(もちろんお金も)を 即座に 共有できる仲間がいて

素敵な経験ができました。



最近は とってもとってもとっても×10くらい  暗譜で本番をむかえるのが 心配で

先生も 「暗譜が心配で 音楽的でなくなるよりは 楽譜を置いたうえで

音楽的に 弾く方がよいですよ」

とおっしゃるし、確かに自分でも そう思います。


それでも、 書いてみたり 聴いてみたり  言葉にして(ドレミで)読んでみたり

色んな 色んな事をして 無事に 暗譜で弾く事ができました。

だからと言って 次の機会も 無事に行くとは 絶対に 保証はないのが

ステージの怖さですが。。。。


3番の即興曲は 数年前に 弾き始めた曲ですけれど とっても好きな曲です。


何人かの方に 「この曲が好きで 特別な思い入れがある曲のように感じられてすごく良かったです」

と言っていただきました。



確かに とても好きです。


でも 聴いてくださった方が 感じてくださったような 「すごく 個人的な思い出がある」  

というわけじゃあ あーりません。(あら すみません、夢をこわしちゃったかな・・・・

でも、そう感じていただけるだけの演技力がついたのかしらん??

ピアノで 素敵なうそを つけるようになったのかしらん?

と にやにやしたのでした。


打ち上げは  知人の娘さん夫婦が去年オープンした 小さなイタリアン celeste  

を借り切ってさせてもらいました。

まだ下のお子さんは 2歳という、若いご夫婦です。

素材が豊富で とっても美味しいんです。

夜はお子さんたちのためにおうちにいる奥様の作る スイーツも絶品でした。