今朝は小雨模様で出勤は遅くなったが、ラジオ体操の歌と共にやって来た。
しかし、まだ大きな動きがないので、今日は過去に経験した天敵による事件について書こうと思う。
初めて我が家にツバメがやって来てから19年になるが、この間に何度か天敵による事件が発生した。
1.カラス
ツバメの天敵で最も知られているのはカラスであろう。
カラスが現れるとツバメ夫婦は大声を出してカラスに向かって接近戦を挑み、追い払うこともあるが、身体の大きさでかなわない時もある。
平成22年(2010年)、巣をカラスに襲われ、卵を食べられてしまったことがあった。食べられた卵の殻が垣根の上などに落ちていた。
この事件の翌年はツバメは来ることはなかった。
2.ムクドリ
ムクドリの巣造りとツバメの巣造りは同時期である。
2016年は非常にムクドリが多く、向いの家に巣を造っていた。
この年はツバメとヒヨドリが縄張り争いを繰り広げているようにみえた。
下の写真はツバメ夫婦(左)とヒヨドリ夫婦(右)のにらみ合い?
直接は見なかったがヒヨドリによりツバメの巣が破壊されたと考えている。
3.ツバメの長男
ずいぶん前のことだが、生まれたての数羽のヒナが巣の下の地面に落ちているのを見つけた。
そこで落ちたヒナを何とか巣に戻してやると、再び落ちて死んでいた。
そこでネットで調べてみると、落ちたヒナは巣に戻さず、別の入れ物に入れて近くに置くと親はそれにも餌を与えることが書かれていた。
落ちる原因は最初に孵化したヒナがその後に生まれたヒナを頭にのせて巣の外に放り出すためと分かった。自分が親からのエサを独占するためである。
ツバメの雌は5~6個の卵を一日一個づつ産卵するが三個ほどになるまで抱卵しない。ヒナの成長に大きな差が出ないようにするためである。
しかし最初に孵化した長男のヒナは他のヒナより大きく、時にはこのように弟妹を巣の外に放り出すことがある。
昨年も同様な事件が発生した。
以前に経験していたので、昨年は巣に戻さず人工の巣を用意してカーポートの屋根の下につる下げた。
一羽は死亡したが本来の巣の長男と人工巣で育った3羽のヒナは無事巣立ちした。
4.ヘビ
我が家の近くでヘビを見かけることはなかったが、一度だけ屋根の雨水を排水する管を登り巣に近づくヘビを見かけたことがある。
急いで棒で落として難を逃れた。それ以来ヘビが現れたことはない。
「他の命で生きているツバメたち」
「人間の天敵かコロナウイルス」