抱卵が始まって一週間ほどになる。
抱卵は母ツバメが日中も夜中も行っている。
夕方になると父ツバメは何処かのねぐらに帰って行くが、翌朝再び戻って来る。
以前の父ツバメは毎日、日が昇り始めた4時頃にやって来て、頻りに鳴いていた。その鳴き声で目を覚ましたものである。
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ところが、今年の父ツバメは明るくなっても、なかなかやって来ない。
今朝も見かけたのは6時半ころである。しかも鳴き声を上げることはない。
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日中も声を上げることも少なく、これも今までの父ツバメとは大きく違っている点である。しかも日中も姿を消して何処かへいってしまう。
父ツバメは母ツバメが抱卵している時は、巣が見える所に居て、天敵を監視しなければならない。
今ほども、巣に近い電柱に二羽のカラスがやって来たが、父ツバメはいない。
仕方がない。私が手を叩いて音を立て追い払った。カラスは巣の存在には気がついていないであろう。
まだ父ツバメの姿はない。いったい何処へ行っているのだい。
「我に似て子育て任す父ツバメ」