平成30年3月12日(月) 晴れ
吉永小百合主演の映画「北の桜守」を見てきた。
この映画を見る前に予告を見て、この映画は私の母親がモデルかと一瞬、思ったりした。
なぜなら1)名前が同じ2)樺太から引き揚げてきた3)引き揚げ地が網走 だからである。
日本の終戦後もソ連軍の侵攻は続き、日本の住民は逃げまどう様子を昔母に聞いていたが、今回映像で見ると、大変だったことがよくわかる。
引き揚げ船が三隻、魚雷で沈められ1700人が亡くなっている。
私が生まれたのはこの一年後である。まだ樺太にいた。引き揚げたのはさらに一年後で、私の1歳の誕生日は収容所で迎えたと母に聞いている。
そして網走に引き揚げてきた。映画でてつが住んでいた仮設住宅は、私が子供の頃、網走でよく見かけた住宅で懐かしく思った。
上の写真で子供が被っている帽子は私も子供の頃被っていたように思う。
映画を見終えて、めずらしくもう一度見てみたい気持ちになった。