日日是好日

退職後の日々を写真で記録

ふるさと網走

2012-07-30 13:50:09 | 日記
7月29日(日)晴れ

ふるさとの網走を離れてから47年になるが、最近、網走に関する出来事が二件あった。その一つは・・・。
NHKのBSプレミアムで不定期に放送されている「にっぽん縦断 こころ旅」という番組がある。俳優の火野正平さんが視聴者から寄せられた手紙に書かれた「こころの風景」をスタッフの人たちと自転車で訪れ、日本列島を縦断する番組である。
この番組で7月は北海道を回り、昨日は網走が放送された。手紙は忙しい夫に代わり、夫の「こころの風景」である”網走湖に沈む夕日”を見せてあげたいと書かれていた。そこで火野さんはJR北浜駅から網走湖へ自転車で向かう。火野さんは網走湖という湖があることを知らなかったようである。
これが網走湖の写真である。

網走湖に沈む夕日はすばらしいとは以前に聞いたことがある。観光バスが網走湖の横を走っていたとき、あまりにも夕日がきれいで、乗客全員での合唱が始まったと聞いたことがある。私は残念ながら見たことがない。
番組で火野さんが行ったときは雲があり真っ赤な夕日は見られなかった。
そのときの写真(NHKこころ旅ホームページから)である。

これは私が撮った寺泊の日本海に沈む夕日である。

夕日が人々に感動を与えるのは何故だろうか。朝日に感動するのはあまり聞かない。
消え行くものに対する哀れみであろうか。
火野さんは自転車で走っているとき、長い下り坂になるとよく「人生、下り坂、サイコー」と呟いていた。
退職した高齢者(65歳以上を高齢者と呼ぶ)の身には、沁みる言葉である。

もう一つは、先日、卯原内中学校の同級会の知らせが来たこと。
私は中学3年のとき、転校したので、卯原内中学校は卒業していないが、知らせをくれた。
先生ご夫妻も来るとのことである。もう80歳に近いであろう。先生にも旧友にも会いたいが、あまりにも急で時間がないので、今回は行けないと幹事の方に電話したところ、やはり急なので出席者が少なく、来年に、また計画し、早めに知らせるとのことであった。来年は出席しよう。
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ロンドンオリンピック

2012-07-28 15:24:20 | 日記
7月28日 晴れ

いよいよ第30回の夏季オリンピックが英国ロンドンで開幕した。
今朝4時30分からベッドの中で開会式を見た。英国と日本の時差は8時間のようなので英国は27日の午後8時30分である。
今回は204の国が参加するとのこと。各国の入場行進を見ていたら人口35000人の国からも2名参加していた。堂々と行進していたのが印象的であった。おそらくメダルを取ろうとは考えていないだろうが、昔よく言われた「参加することに意義」を見出しているのであろう。応援したくなる。

ロンドンは1989年に私が初めて海外出張した地であるので、非常に印象に残っている。当時成田-ロンドンの直行便もあったのであろうが、私が乗った飛行機は成田からアラスカを経由してロンドンに向かう便であった。アラスカでは飛行機の整備のために4時間も待たされ不安な気持ちにさせられた。それでも無事ロンドンのヒースロー空港に着き、空港からロンドン市街に向かうタクシーから見た景色は白樺の木々も多く、故郷の北海道を思わせた。ロンドンの緯度は北海道より高く樺太と同じなので白樺があっても不思議ではないのかも知れない。
初めての海外で、色々な経験をした。私が接した英国の人々は、概ね親切であり、日本人が忘れた心を持っているように思われた。それですっかり英国が好きになってしまった。
その時撮ったビッグベンの写真を載せる。
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新発田城

2012-07-25 18:55:11 | 日記
7月24日(火) 曇り時々雨

退職してみると近くにいても行ったことがない所が結構あるのに気が付く。
新発田城もその一つである。そこで今日は新発田城へ家内と出かけてみた。
ナビに新発田城を入れて行くと、昨年見に来た全国「花嫁人形」合唱コンクールが開催された新発田市民文化会館の前を通過して、まもなくすると新発田城に着いた。

日本百名城の一つであることは知らなかった。調べてみると新潟県で百名城に入っているのは新発田城と上越市の春日山城の二つである。
本丸表門にまわると堀部安兵衛の銅像が背を向けて建っていた。

後で聞いたら江戸の方角を向いているとのことであった。
表門を入ると中年の女性が門の両脇にいて、県内の人かどうかのアンケートをとっていた。入場料は無料であった。百名城のスタンプラリー用のスタンプも置かれていた。
門を入ってすぐのところに新発田藩の初代藩主である溝口秀勝候の銅像が建っている。溝口家は12代続いたとのこと。

新発田城は普通は対の鯱が三つあり、珍しことから百名城に入っているようだ。

城が大好きな人を「城キチ」という。もう亡くなったが、山口大学の某教授は自分でも城キチであると認めていた。新潟に来たとき村上城跡が見たいと言い出し、出かけたことがある。城キチは城が無くても、その跡でも良いから見たいものなのであろう。
今日新発田城を訪れたとき、すぐ前に入った老人がいた。その人は新潟からタクシーでやって来た。アンケートを書くとき見たが、この人は大阪から来た人であった。きっとこの人も城キチなのであろう。
私は城キチではない。
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免疫

2012-07-20 21:35:10 | 日記
7月20日(金) 晴れ

今日は慌しい一日だった。
家内は朝五時過ぎに友達と尾瀬への日帰りバスの旅に出かけた。そのため私も4時起きになってしまった。
今日は、I 社の研究所の勉強会に講師として行くことになっていたが、その前に私の母をデーサービスに送り出さなければならない。
ところが、なかなか迎えの車が来なく、I 社へ行く時間も迫り、少々あせったが、ギリギリでやって来た。すぐに車で研究所へ向かい、約束の時間にようやくまにあった。
一時間半ほど免疫の話をした。免疫とは不思議なものである。免疫には色々な白血球が関与している。それぞれの白血球が連携をとり外敵に対応している。人間は毎日一万個の癌細胞が発生しているとのことである。それを免疫の力で毎日処理をしている。とても進化の過程でこのような力を人間は手に入れたとは考えにくい。まさに神業と思いたくもなる。
研究所に急ぐ車の中でラジオから「笑い療法」の話が流れていた。すなわち、アッハッハと笑うと免疫力が上がり、病気が治ったり、病気を予防できるというものである。これを学問的に説明できるのであろうか。やはり免疫とは不思議なものである。
勉強会終了後、近くのレストランで昼食をご馳走になった。これは予定外であった。午後一時半から虹工房での「虹のかけはしコンサート」に行く約束をしていたからである。
昼食を済ませて急いで五泉に戻ったら開演5分前に着くことができた。
「すきにぃ&ちゃびぃ」という中年の男女が懐かしいフォークを歌う。両人が何曲かうたい、その後出席者も一緒に歌うという流れである。分かる歌は一緒に歌った。歌も笑いと同じように免疫力を上げるであろうと思いながら歌った。歌うのは何年振りであろうか。
また時間が気にかかってきた。4時には家に戻らなくては。母がデーサービスから戻ってくる。コンサートは3時45分頃終わり、すぐに我が家へ急いだ。
全く慌しいい一日だった。
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新たなチャレンジ(2)

2012-07-12 19:51:56 | 日記
7月12日(木) 雨

いよいよスタートした。
しかし、ヨガとトレーニングルームは少しハード過ぎることに気がついた。初めから張り切ると、長続きしないと思い、ヨガはキャンセルすることにした。
先ず昨日、体力測定したが、その結果を今日聞かされた。一応体力は標準とのこと。垂直とび(瞬発力)と全身反応時間(敏捷性)は良かったが、最大酸素摂取量(全身持久力)は悪かった。
この結果に基づき今日は施設にある主な器機を用いて、その操作法を、実際に使用して教えてもらった。ももの前後、胸、背、肩、腰、腹、足を鍛える器機を用いて実施した。普段あまり使わない筋肉を動かすと、なかなか気持ちが良いものだ。家内と二人で全工程、2時間ほどかかった。運動の前後に血圧、体重を測定し、自分のカードに登録して、データが保存できるようになっている。指導も親切で良かった。
終わってみると、全身マッサージしたように、体が軽くなり、ここち良かった。これがたった300円で出来るとは。多くの人が通ってくるのも理解できる。
先ずは週一のペースでここへ通うことにした。
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