W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
コメントはタイトルをクリックしてどうぞ。

書の極致 「大和川書家の気持ちがひしひしと」

2006年09月20日 | 出来事
 バックの素晴らしい景色は大和川に架かる橋から東の二上山を望んだところ、WAKIは物心のついたころ疎開の地で毎日眺めた懐かしい山でもある。一昨日はこの景色のすぐ近くの松永白州記念館を訪ね書の真髄に少しでも触れることができればという気持ちであったが実に浅はかなWAKIであった。読めないものや見ても解らないものとかさんざんであった。トンボの目をご覧の方からもあの書はどう読むのと聞かれたこともあって調べてみた。ほんとうに凄いことが書かれてあった。
いちばん右の書は、「身から出たさび」でいまのWAKIそのまま。2番目は「傲骨」(ごうこつ)[李白が身を屈することがないのは、腰に傲骨があるからだと世人が評した故事から] 誇り高く、人に屈しないこと、とある。3番目は「飛」だ自由に解釈しよう、いずれも等身大の表装だ、そして4番目はちと難しい、「弧明歴々」(こみょうれきれき)と読む、およそ人間は、本来みな平等に仏性をそなえている。しかも、人間だけでなく万物みな仏性をそなえて、それぞれが大光明を放って調和している様を眺めうる境涯に到達し、人生を楽しみたいものである。
という意味で今回はいい経験をさせていただいた。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする