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花、蝶、ペット、旅行など。
韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 陶山書院

2009-11-26 10:52:12 | 写真

ブログジンの長いメンテのために、3日振りの更新です。

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書院は、朝鮮王朝時代、両班の子弟などに、学問を教えた、私的教育機関です。

1543年に初めての書院が出来たのち、全国に、広まりました。

書院は、学問研究と、先賢を祭るために造られたものです。

書院の教育目的は、第一に、儒教文化を振興させること、第二に、人材を養成することにあ

りました。

書院の中で、最も有名なものは、大儒学者である、李退渓をまつった、陶山書院で、慶尚

北道安東市の東北、30kmほど離れた所にあります。

李退渓は、本名を、李ファン(晃サンズイ付き)と言い、朝鮮儒学最高峰の一人です。

江戸の儒学者、林羅山や、藤原惺窩らにも、多大の影響を与えました。

1560年に、陶山書院を建てて、学問と、後進の指導に力を注ぎました。

その学問は、敬を重視し、徹底した内省を基本としました。

彼は、謙虚な大儒学者として、歴代の王や、学者から尊敬を受けています。

ソウル中心部、明洞の近くを、東西に走る退渓路は、彼の名前を取ったものです。

現在は、1000ウォン札の肖像にもなっておりますね。

mcnjの友達に、あだ名を、退渓と呼ばれる男がおりましたが、学問に優れているのでは無く、

いつも、懐に、1000ウォン札しか入っていなかったからでした。

やはり、オマケつけます。

前のオマケで、サンウに失礼しましたので。

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雨上がりの朝

2009-11-23 09:22:01 | 写真

01 02 03 04 昨夜は、急ぎ足の低気圧が、足早に通り過ぎて、真夜中の雨になったようです。

朝起きたら、真っ青な空が、広がっていました。

雨上がりの朝です。

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咲きだした、2つ目のクリスマスローズ。

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長い事、頑張って咲いている、ミニバラ。


韓国の散歩道 大東與地図(デトンヨチド)

2009-11-21 09:25:27 | インポート

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韓国語や、韓ドラにご興味のおありな皆さん方は、もう、お分かりのこととおもいますが、

北と、南を合わせた、朝鮮半島の地図です。

今日は、朝鮮半島の地図、大東與地図について、勉強してみましょう。

後に、おまけもありますから、一生懸命頑張って下さい。

大東與地図(デトンヨチド)は、朝鮮王朝時代に、金正浩(キムジョンホ)によって作られた、

最高水準の地図のことです。

この地図は、金正浩が、30年に及ぶ年月をかけて、現地踏査をし、その結果を、自分

自身で板刻して完成させた、正に、血と汗の結晶で、韓国宝物850号に指定されています。

金正浩は、1861年に大東與地図を完成させた後、3年後に、生涯を終えたと言われておりま

す。

金正浩の正確な、生年と没年は分っていませんが、1864年に、没したとされています。

本貫(祖先発祥の地)は、清道で、号を古山子(コサンジャ)と称しました。

大東與地図は、半島と、付属諸島を、約162,000分の1に縮めて、南北22段(1段は

120里=約48km 註:120里は、日本の12里)に分け、格段を、6寸6分(約20cm)の幅で  

(1幅は80里)横折させる、分貼折り畳み式で、22帖に分ける本の体裁になっておりま

す。

この、22段を、全てつなぎ合わせると、全国総図になります。

さて、上の朝鮮半島地図を眺めると、皆さんは、何を思い出されるでしょうか。

ちょっと分りずらいので、図を、変えてみましょう。

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もうおわかりですね。

立っている、ウサギです。

朝鮮半島の人々は、自分達の国を、ウサギと見て暮してきました。

また、これを、大陸に向かって吠えたてる、虎と見る人々もいたと言うことです。

タムドクや、テジョヨンを思い出しますね。

さあ、お待ちかねのオマケです。

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韓国の散歩道 永登浦(ヨンドンポ)のパイプ街

2009-11-20 09:47:45 | 写真

京釜線が、漢江を渡って、郊外に出る所に、永登浦駅があります。

永登浦区は、ソウルの南西に位置し、漢江の外側にありますが、大きな区です。

東京で言えば、新宿区の様な感じでしょうか。

駅は、ロッテベックァチョム(百貨店)と同居した感じです。

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昔は、東大門、南大門市場などのそばに、機械、鉄鋼、化学品などの卸や小売業者も同居し

ておりました。

やがて、住宅や、ビルが、密集して来て、商売が、しずらくなり、郊外へ移転したのです。

その様な場所の一つが、永登浦でした。

今では、永登浦も、住宅や、ビルが建てこんで来て、さらに、郊外の地区へ転出する企業が

増えて来ております。

今回は、その様な企業の中で、鉄鋼製品の現場を見てみました。

永登浦の駅から、メイン道路を数百米も行かないうちに、突然、こんな所が現れます。

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パイプベッカチョム(パイプ百貨店)と書いてあります。

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様々な、パイプや鋼材が並べられて、売られています。

そのまま売ることもありますが、小企業の客には、好みのサイズや形に加工して、販売もして

います。

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客は、出来上がりを待って、持ち帰ります。

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オマケ。

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韓国の散歩道 ソウル市民の胃袋 水産物市場

2009-11-19 09:18:13 | 写真

韓国の国鉄、ソウルー釜山を結ぶ、京釜線は、日本の東海道線に相当する、大動脈です。

京釜線が、ソウル駅から南下して、漢江を渡ると、やがて、ノリャンジン駅です。

韓国一の高層ビル、63ビルを目の前にして、ノリャンジン駅前に、ソウル水産物市場があり

ます。

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広大な場内には、ありとあらゆる海産物が並べられ、一般市民や、卸売業者の来場を待って

おります。

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通りを隔てると、干物なども、並べてあります。

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これは、エイの干物です。干物のといっても、エイは、半生で発酵させたもので、強烈な、アン

モニア臭を発します。これを、刺身で食べる訳です。mcnjは、友人に勧められて、一切れ口に

入れただけで、噛むことができず、丸飲みにしてしまいました。

この、異様な食べ物が、韓国人にとっては、きわめて、貴重な食べ物で、結婚式に、この

料理がついているかどうかで、式の格が違って来ます。

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これは鯛の刺身ですが、この様に、料理したものも売っています。

これは、持ち帰ってもいいのですが、すぐ前の、食堂へ持ち込んで、食べさせて貰うことも

できます。

mcnjは水槽の鯛注文してさばいて貰って、持ち込みました。

にぎりの寿司と、おまけのヒラメのえんがわを付けて、20000Won,1500円でした。

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この料理に、持ち込んだ鯛のアラでメウンタン を作って貰って食べました。

食堂に払った金は、15000Won,1200円でした。