現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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文字論 16

2015-12-01 | 日本語表記
日本語文字は言語記号であるか。所記と能記を記号とするとそこには表記に、漢字仮名ローマ字を使い分けている、このワープロの言語処理に、わたしたちが行うところの、日本語を読み書きする脳と、聞く話す脳との、それをとらえての、その人工言語における過程には聴覚映像はない、つまり概念は機械のメモリーのなかでは結ばない、結びつかないにかかわらず、カメラを通しての画像分析がすすみ、一方で見ているかのように行われるので、人工頭脳にイメージを結ぶことが可能となるかどうか、それは、じつは、わたしたちの脳における記憶の部分とかかわる。さきの、その聴覚映像に、言うところの視覚映像が日本語文字となる。日本語文字の視覚性ととらえ、視覚映像となると、概念と結びつく文字である。言語記号では、/arbor/と、樅木の結びつきが、モデルになるところ、それをまた恣意な結びつきとしている。その聴覚映像に代わる視覚映像は、「樹」と置き換えられることになる、のかどうか。 . . . 本文を読む

しはつ

2015-12-01 | 日本語百科
しはつ、行為の、為 し、である、それと、それが、果つ はつ というから、しはつ が、為果つ、そして、しはす となったと、語源は説明する。web言海には、歳極(トシハツ)ノ略轉カト云フ、或ハ、萬事爲果(シハ)つ月ノ意、又、農事終ハル意カ、と見える。http://www.babelbible.net/genkai/genkai.cgi?mode=right&imode=0&noexpand=0&page=461  日本国語大辞典の語源には、次のようである。(1)経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月であるところから、シハセ(師馳)の義〔奥義抄・名語記・壒嚢鈔〕。 (2)四季の果てる月であるところから、シハツ(四極)月の意〔志不可起・和爾雅・日本釈名〕。 (3)トシハツル(歳極・年果・歳終)の義〔東雅・語意考・類聚名物考・和語私臆鈔・黄昏随筆・古今要覧稿・和訓栞〕。 . . . 本文を読む

オーナメント

2015-12-01 | 日本語百科
クリスマスのオーナメントというのは、飾りつけ用品のことである。 ornament に、装飾としての文様の意味がある。 文様を飾る対象は、人体をはじめ、衣服、器物、家具、その他の工芸品や建築物などにひろくわたると、百科大辞典の、装飾としての文様の説明である。 ラテン語起源の、デコレーションdecoration、あるいは、オーナメントornament とする。 装身具。腕輪。首飾り。飾り罫(けい)。メント。 そこで、オーナメントの例文を検索したら、特許庁のものがずらりと並んで出てきた。 さらに検索キーワードは次である。  オーナメントに関連する検索キーワード 大航海時代 オーナメント 誕生日 オーナメント オーナメント ベクター スバル オーナメント ケーキ オーナメント ひな祭り オーナメント 沙船オーナメント オーナメント フリー素材 photoshop オーナメント オーナメント 手作り . . . 本文を読む

源氏の物語 11 庶民に

2015-12-01 | 源氏のものがたり
源氏物語となったのは、本文研究があり、注釈研究があり、古典語の研究がありして、活字本として成立し、人々に読まれるようになった、流布本を言う時期から、それぞれが自由に手に取って読める時代となった、それは昭和の民主主義といわれる世のことである、愛され、新たな喜びとともに、だれもが知ることができるようになった、日本人の祖先を知る、庶民にとっての、その物語である。源氏物語が完本であるというのは、伝えられてきた本でもまれであったから、長編であり、いくつもの源氏物語があったから、それを一つの、欠本がなく端本ではないものとして、読むことのできる本となるものを、いま手にすることができる。したがって、池田亀鑑監修の源氏は校異源氏物語を経て、それはひとたびは1942年、昭和17年10月25日刊行、のことであったが、その後に、源氏物語大成となった、1956年のこと、源氏物語にとっての画期であった。源氏物語をひとつの物語として読み語ることができるようになって、多くの人たちが源氏物語と言うときの、その源氏物語は桐壺から始まる作品、テキストとなった。 . . . 本文を読む